引佐町奥山

2021年03月07日(日) [日帰り]

• GPS: 01:35
• 距離: 4.6km
• 登り: 177m
• 下り: 182m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:36
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:41

15:58 スタート地点
16:26 16:28 袈裟掛之松
16:45 16:48 NHK 引佐奥山テレビ中継放送所
17:39 ゴール地点

私の”全ルート表示”の空白地帯に気になる山がある。標高370mはこの辺りでは高い方だが地図に山名の記載がない。ヤマレコの足跡も皆無。林道と思われる道が尾根に沿って走っているが三角点で終点になっている。何も期待しないで出かけたが途中で不動明王と滝。教会の廃墟。なんでこんなところに？石碑。テレビ中継所。色々な発見があった。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

未舗装の林道

写真

3/7 15:25

駐車場所に選んだ地点の手前約2kmで偶然見つけた鳥居　大日大聖不動明王の額がかかっている。不動さんには滝が付きもの、滝があるに違いない。

3/7 15:25

大日大聖不動明王

3/7 15:26

大日大聖不動明王の鳥居の道を隔てて反対側にお堂がある。　

3/7 15:27

六角堂だ

3/7 15:34

しばらく川に沿って登っていくと2段の滝があった。

3/7 15:38

更に上に滝行ができる滝がある。

3/7 15:41

其の滝の上にお堂

3/7 15:42

参拝

3/7 15:43

3/7 16:05

地理院地図で選んだ駐車場所には教会があった。野外スタジオや宿泊用のプレハブが20棟位あるが廃墟になっている。

3/7 16:05

教会の向かい側にはシナイ高原の看板　シナイ半島にあるシナイ山はモーセが神から十戒を授かったとされる場所。少し踏み込んだら野ばらが絡みついた。

3/7 16:27

林道を進んでいくと突然石碑

3/7 22:34

”袈裟掛之松”　松があったと思われるこの山の山頂は方広寺から真南で直線約1.5km標高370m。この道標からは西南西150m。今は杉の植林で北側の展望は無いが、当時は方広寺を望めたのではなあいだろうか。開山大師の逸話の場所にふさわしい。

3/7 21:16

石碑の裏には”開山大師袈裟掛ノ松由来”が記されている。
其レ方広寺開山無文元選禅師ハ後醍醐天皇ノ
皇子ナリ　元中元年(至徳元年1384年)
甲子ノ歳ノ春　奥山ニ方広寺ヲ開創サル遥カ
六百年前開山大師ハ此ノ山頂ニ立タレ松ノ木
ニ御袈裟ヲ掛ケラル　ソノ故事ノ老松胴回リ
実ニ三メートルニ及ブ　　　　惜イカナ今時
既ニナク痛恨ノキワミナリ　是ノ度中国産松ノ
苗木ヲ植樹　同時ニ記念ノ碑ヲ建立シ　以テ
開山大師ノ御遺徳ヲ永シエニ偲ブモノナリ
　　　平成四年四月二十二日
　　　　　大本山　方　広　寺
　　　　浜北市　小松　松尾？剣

3/7 16:40

？

3/7 16:45

山行計画の終点は林道の終点。何も期待していなかったのに何やら見たことのない塔があった。

3/7 16:47

NHK　引佐奥山テレビ中継放送所

3/7 16:47

NHK　引佐奥山テレビ中継放送所

3/7 16:48

塔は多分受信アンテナで、発信用アンテナと思われるものが色々な方向に向けて4本ある。電気はどうしているのだろう。電線を探したが見当たらない。

3/7 16:48

NHKの境界杭

3/7 16:45

三等三角点もある

3/7 16:45

三等三角点

3/7 16:57

キクラゲ　雨が降るとすぐに黒々ふにゃふにゃになる。下の白いのは成熟してダメになる寸前、上の黒いのは十分食用になる。

3/7 17:04

林道に沿ってネットが張られている。ネットの向こうは檜の植林。植林した苗木が鹿に食われないように張ったのだと思う。

3/7 17:06

平成22年頃に植林した様だ。コアラ山と記載されている。この山の名前かもしれない。ここの住所は引佐町奥山だが奥山と言う山名の記載もない。この山が奥山なのではないかと考えていたがコアラ山は意外だ。

3/7 17:18

ミツマタ

3/7 17:18

ミツマタが群生している

装備

個人装備

ウェストバッグ 携帯 ヘッドランプ 予備電池 反射タスキ 行動食 飲料 マスク､カッター