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Yamareco

記録ID: 298475
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

編笠山

2013年05月16日(木) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:41
距離
7.7km
登り
971m
下り
970m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

06:45観音平駐車場発
07:23雲海
07:56押手川分岐(小休止)
09:22編笠山山頂(小休止)
10:02山頂発
10:20青年小屋
11:33押手川分岐
11:47ベンチ小休止
12:12雲海
12:54観音平駐車場着


総移動時間…約4時間30分
(標準コースタイム…約5時間40分)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道-(八ヶ岳PA仮眠)-小淵沢IC-県道11号-県道618号-観音平駐車場
コース状況/
危険箇所等
憧れの八ヶ岳前衛として行きたかった山。
他の八ヶ岳連峰のとげとげしい山とは一線を画し、文字通り編み笠を被せたようなお椀型の山。
見た目は優しい感じだが2500m峰かつ登山口から一気に1000m登ることになる。
ただ、頂上に着いた途端に眼前に広がる八ヶ岳連峰に気圧されること間違いなし。
そして甲斐駒・鳳凰三山等の眺望も素晴らしい。

今回は一部残雪が残っていたが、テープ・踏み跡・標識をしっかり意識していれば迷う心配はない。

押手川分岐からはやや急登。かつ樹林帯には残雪が現れた。スパッツ・アイゼンはあった方が良い。
山道上に残雪が消え、ハイマツが切れると山頂だが、青年小屋へ降り始めた途端に先ほどよりは大量の残雪が現れる。踏み抜くと膝・腿まで潜る箇所が所々ある。
そして青年小屋から樹林帯に入ると、トラバース道の登り返しが終わって降り始めるまでの間も残雪。ここは踏み抜きに注意しつつ、テープと踏み跡を意識して進むべき。

駐車場は砂利敷きで特に区画整理されていないが20〜30台は停まりそう。
トイレは駐車場と青年小屋。水場は青年小屋近くにあるらしい。
コンビニは小淵沢IC降りて直ぐにセブンイレブンとローソン。
NTTドコモの電波状況は、ほぼ常に良好。
駐車場脇にある登山口。
看板の横に登山届ポスト。
2013年05月16日 06:46撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 6:46
駐車場脇にある登山口。
看板の横に登山届ポスト。
駐車場から見た甲斐駒(左)と仙丈(右奥)。
2013年05月16日 06:46撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 6:46
駐車場から見た甲斐駒(左)と仙丈(右奥)。
駐車場から見た北岳(左)と間ノ岳(右)。
2013年05月16日 06:47撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 6:47
駐車場から見た北岳(左)と間ノ岳(右)。
始めはこんな感じ。
2013年05月16日 06:53撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 6:53
始めはこんな感じ。
門みたいな岩。
2013年05月16日 07:25撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 7:25
門みたいな岩。
雲海。
2013年05月16日 07:28撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 7:28
雲海。
またなだらかな道。
2013年05月16日 07:38撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 7:38
またなだらかな道。
次第にゴツゴツした登りに。
2013年05月16日 07:52撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 7:52
次第にゴツゴツした登りに。
押手川。
2013年05月16日 08:01撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 8:01
押手川。
押手川分岐を過ぎると登りの角度がきつくなり、残雪が現れる。
2013年05月16日 08:21撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 8:21
押手川分岐を過ぎると登りの角度がきつくなり、残雪が現れる。
雪と苔。
2013年05月16日 08:30撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 8:30
雪と苔。
結構雪だらけ。
2013年05月16日 08:52撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 8:52
結構雪だらけ。
短い梯子。
2013年05月16日 09:00撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 9:00
短い梯子。
雪混じりの急登。
2013年05月16日 09:04撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 9:04
雪混じりの急登。
ハイマツが切れると…
2013年05月16日 09:18撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 9:18
ハイマツが切れると…
山頂!急に広がる八ヶ岳連峰!
2013年05月16日 09:27撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 9:27
山頂!急に広がる八ヶ岳連峰!
阿弥陀岳、硫黄岳、赤岳、ギボシ、権現岳(左から)!
2013年05月16日 09:28撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 9:28
阿弥陀岳、硫黄岳、赤岳、ギボシ、権現岳(左から)!
左の物凄く奥の方に、蓼科山。
2013年05月16日 09:28撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 9:28
左の物凄く奥の方に、蓼科山。
甲斐駒辺りは雲の中。
2013年05月16日 09:48撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 9:48
甲斐駒辺りは雲の中。
中央アルプスも見えない。
2013年05月16日 09:49撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 9:49
中央アルプスも見えない。
頂上発した途端に、また大量の残雪。
2013年05月16日 10:04撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 10:04
頂上発した途端に、また大量の残雪。
青年小屋。布団干していた。
2013年05月16日 10:25撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 10:25
青年小屋。布団干していた。
青年小屋から編笠山を振り返る。
2013年05月16日 10:25撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 10:25
青年小屋から編笠山を振り返る。
青年小屋からは、テープと踏み跡がないと迷ってしまいそうな感じ。
2013年05月16日 10:55撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 10:55
青年小屋からは、テープと踏み跡がないと迷ってしまいそうな感じ。
一部登山道が雪解け水で、沢状態。
2013年05月16日 11:16撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 11:16
一部登山道が雪解け水で、沢状態。
木製の橋。
2013年05月16日 11:29撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/16 11:29
木製の橋。
帰り、八ヶ岳PA(上り)からの八ヶ岳。
左端が編笠山。
2013年05月16日 14:37撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/16 14:37
帰り、八ヶ岳PA(上り)からの八ヶ岳。
左端が編笠山。
撮影機器:

感想

赤岳を始めとした八ヶ岳縦走は昔からの憧れだったが、蓼科しか登っていなかったので、モチベーションアップと絶景を見たいがために、以前から登りたかった山。

観音平駐車場に着くと先客1台のみ。南アルプスを楽しみながら準備。車外気温計は10度。
始めは、なだらかな林の中だが押手川分岐を過ぎるとゴツゴツした岩がメインの急登になる。
押手川分岐を過ぎるとチラホラと雪が現れ、そのうち登山道は雪だらけになる。
所々凍結しているので6本歯の軽アイゼンを装着して登る。雪はハイマツ帯が切れる手前まで。

頂上は岩だらけだが結構広く、しかも360度の大展望。
日焼けするほどの晴れにもかかわらず南アルプス等は雲に隠れて見えなかったが、それでも赤岳を始めとした八ヶ岳連峰をずっと眺めているだけで、この山に登った価値は十分あった。
ほぼ無風だったので、無音に近いくらい静かで気持ちの良い山頂を、しばらく独占できた。

青年小屋に下り始めると直ぐにさっきより深い残雪。
踏み跡をトレースしてもしなくても、ズボっと腿辺りまで何回も踏み抜く。
残雪を抜けて岩をピョンピョン越えると青年小屋。赤提灯が掲げられ、岩の上に布団が干されていた。

青年小屋からのトラバース道も深い残雪。更に何回も雪を踏み抜く。
木に付けられたテープと雪上の踏み跡を頼りにしないと、何処に山道があるのか分からないし、樹林帯の中で展望は全く利かない。
雪慣れしていないので難儀したが、登り返しが終わると残雪も姿を消した。
あとはただひたすら降り続ける。

それにしても日差しが痛いくらいの晴れで暑く、小休止すると鳥のさえずりがそこら中から聞こえ、とても気持ちが良かった。
膝が笑い始めた頃に駐車場着。車が数台増えていた。

山で会ったのは、「権現まで行く」と言っていた男性、小屋に泊まる山ガール2人、「登れるとこまで行く」と言っていた老人男性だけで、実に静かな登山ができた。

迫り来る八ヶ岳を大迫力で見られるし、登り甲斐もあるのでお薦め。

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4/5

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