岩木山・長平ルート


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 362m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
紅葉の撮影で岩木山に初めて登る。同行の三浦さんは岩木山に年に50回以上も登る人。今はすたれて廃道になっているが、この山にはかつて12本も道があったという。名山として仰がれてきても、人の山への仕打ちは別だ。近江の伊吹山がそうだったが全山、自動車道や鉱山採掘、スキー場でずたずたになっていた。この山もそんな道をたどりそうな折々にかろうじて踏みとどまってきた歴史を三浦さんに聞きながら、現存する最もマイナーなルート、長平コースを登る。 マイナールートとはいえ先日の南八甲田ほど藪が茂っているわけではなく、三浦さんたちが勤労奉仕で刈ったおかげで登山道は健在だ。鍋森山のお宮に礼をして、出発。西法寺森1288あたりまでは太いブナとナナカマドなどの黄色いトンネル。このポコを過ぎるあたりで樹林が低くなり、左手大鳴沢をはさんだ対岸の尾根が黄色、紅色、緑におおわれて見事だ。ずいずい登って山の神石という巨岩を巻いて、スカイライン→リフトからくる一般登山道と合流して間もなく山頂。岩手山がうっすら、北海道の大千軒岳まで見える好天だ。そういえば今週あたり、津軽海峡をヒヨドリの群れが飛ぶはずだ。白神岬から竜飛崎へ。去年あれを撮影してから一年経った。 雲が同高度で飛翔する様は天国気分。山麓はどの方角も赤茶色に変わっている。山頂は親子連れを含むたくさんの人がお弁当を食べていた。津軽平野いっぱいの田んぼが黄金色になっていた。 撮影に専念したかったので、下山はズルして自動車道終点に車で迎えに来てもらった。次回はぜひとも雪の季節に来てビンビラビンの吹雪の中を登頂したい。 長平ルートを案内してくれた三浦さんに感謝。 |
写真
感想
紅葉の撮影で岩木山に初めて登る。同行の三浦さんは岩木山に年に50回以上も登る人。今はすたれて廃道になっているが、この山にはかつて12本も道があったという。名山として仰がれてきても、人の山への仕打ちは別だ。近江の伊吹山がそうだったが全山、自動車道や鉱山採掘、スキー場でずたずたになっていた。この山もそんな道をたどりそうな折々にかろうじて踏みとどまってきた歴史を三浦さんに聞きながら、現存する最もマイナーなルート、長平コースを登る。
マイナールートとはいえ先日の南八甲田ほど藪が茂っているわけではなく、三浦さんたちが勤労奉仕で刈ったおかげで登山道は健在だ。鍋森山のお宮に礼をして、出発。西法寺森1288あたりまでは太いブナとナナカマドなどの黄色いトンネル。このポコを過ぎるあたりで樹林が低くなり、左手大鳴沢をはさんだ対岸の尾根が黄色、紅色、緑におおわれて見事だ。ずいずい登って山の神石という巨岩を巻いて、スカイライン→リフトからくる一般登山道と合流して間もなく山頂。岩手山がうっすら、北海道の大千軒岳まで見える好天だ。そういえば今週あたり、津軽海峡をヒヨドリの群れが飛ぶはずだ。白神岬から竜飛崎へ。去年あれを撮影してから一年経った。
雲が同高度で飛翔する様は天国気分。山麓はどの方角も赤茶色に変わっている。山頂は親子連れを含むたくさんの人がお弁当を食べていた。津軽平野いっぱいの田んぼが黄金色になっていた。
撮影に専念したかったので、下山はズルして自動車道終点に車で迎えに来てもらった。次回はぜひとも雪の季節に来てビンビラビンの吹雪の中を登頂したい。
長平ルートを案内してくれた三浦さんに感謝。
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