【北高尾】千手山及びその北西尾根



- GPS
- 02:40
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 336m
- 下り
- 292m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:力石バス停→(バス)→高尾駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
千手山(せんじゅやま。浄福寺城ともいう。)までは,明瞭かつ平穏(一部急)な道。 その後は,アップダウンの連続。そして,支尾根が多々あり迷いやすいのと,急斜面を下降する道があり,やや難儀する。 また,登りは,短いながら急登が多く,疲れる。 |
その他周辺情報 | 高尾駅前(南口)に,たまの里という居酒屋がある。 |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
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個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
熊鈴
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感想
友人の勧めもあって,浄福寺及びその上部にある千手山に行くことにした。千手山だけでは物足りないので,昔歩いた興慶寺北部尾根方面にも足を延ばすこととした。 2014年10月11日記録(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-664186.html 参照)
当時の記録を見ると,実にバイタリティ溢れていたなあと感心した。今の私にはできない。
千手山及びその北西尾根は,登山地図に掲載されていない。しかし,後述するとおり歩き応えのある山であるので,多くの人に歩かれても良いのではないかと思った。
さて,平日登山は,数年振りである。朝の通勤ラッシュが心配だったが,思いのほか,下り列車は混んでいなかった。しかし,高尾駅のバス停は,墓参り客,ハイカーなどで列を作っていた。我々が乗車する陣馬高原下行きのバス(9時40分発)には,発車25分前に到着したが,既に行列ができており,早めに並ぶのがベターだろう。
起点となる大久保バス停で下車したのは,我々のみだった。身支度をして出発。来た道を少し引き返すと,写真のような「浄福寺墓地 新城址入口」という看板がある。ここを左折すると墓地が広がり,その左奥に「白山大権現」がある。そのわき道から入山する。
この浄福寺。中々趣があって良い。寺の建物はさることながら,立派な庭園,鐘や様々なお地蔵様がある。しばらく写真撮影をした。
しばらくは,緩やかなジグザグ道である。途中,お地蔵様が何体も並んで鎮座している。お祈りをしながら進む。その後,急登となり,息が切れる。休み休み行くと,すぐに平らな場所に出る。この場所から少し盛り上がった所に行くと,千手山頂上となる。千手山には,祠と三角点がある。また,「浄福寺城」という標識がある。それ以外は,特に何にもない。よくこんな所に城を造ったものだと感心した。
その後,興慶寺山方面に北西の尾根を歩く。少し来た道を戻り,分岐から西方向に進む。
下降していくと,広々とした伐採地帯に入る。ここは,今回のルートでは唯一の見晴らし地点である。のどかな恩方町が一望できる。さらに進むと,急傾斜の下り道が現れる。うっかりすると,大きく転倒するやや危険な道である。シリセード気味で降りた。
その後,急登(アキレス腱に負荷がかかる。)と平穏な道を交互にやり抜いてから,いくつかのピークに到達する。しかし,ピークには,何の標識もない。現在地は,GPSで確認できるものの,どこが小津峠でどこが天神山なのか判別がつかなかった。また,この辺りは,支尾根がいくつかあり,うっかり別ルートに迷い込んでしまう危険がある。今回我々は,浄福寺から登り気味で力石(ちからいし)バス停まで向かったのであるが,これが逆ルート(下り気味)であると道迷いの危険性が高いと感じた。常に地形図,GPSを見ながら歩いた方が良いと思う。
徐々に低木の藪がうるさくなってきた。葉が生い茂る夏場は大変だろう。このルートは,冬から初春がお勧めである。一方,踏み後は概ね明瞭であり,注意していれば迷うことはないだろう。テープ(ないし赤リボン)も随所に存在する。
この辺で昔歩いた興慶寺山を通過するはずであったが,山名標識がなく,どこが興慶寺山なのか分からなかった。そして,しばらく歩くと,車道が見えてきた。高度感ある苔むした擁壁の上を,やや左側に巻くように歩き,階段を下りて下山。
低山かつ短いルート(約1万2000歩)であったが,中々変化に富んでおり,また,アップダウンもあり,歩き応えのある山であった。階段を降りた車道を左に進み,15分くらい歩くと力石バス停に着いた。その瞬間にバスがやってきた。すごいタイミングである。
高尾駅到着後は,大光寺の桜を鑑賞し,駅前のたまの里で反省会を行い,その後,高楽寺まで足を延ばして有名な枝垂れ桜を鑑賞した。
今回も充実した山行であった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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浄福寺城は地元では新城(にいじょうのしろ)と呼ばれています。
陣馬高原下行きのバスは少ないですが、手前の川原宿大橋までならほぼ5分刻みであるので、そこから浄福寺までは歩いて10分です。
新城の北東尾根も面白いので、第2次攻略はいかがですか?
小津峠は斜めに岩場尾根を切り通しているので分かり易いはずですが。
小津峠の南尾根(349ピーク)の上には見張り台跡があると見ているので、
一度偵察に行きたい所です。薮尾根なので重装備モードですが。
帰りに時間があれば、小津峠の北道(ガチ薮)を多少でも薮刈りしたい所です。
昔は中学生のスクールゾーンだったそうです。
だいぶ採石場に侵食されてるようですが。
峠の南道は中学校裏まで整備されていて良好です。
貴重な御意見ありがとうございます。
川原宿大橋から徒歩10分なのですね。それならば,混雑を避けて行きやすいです。
浄福寺城北東尾根も今度行ってみたいと思います。
小津峠の支尾根は,これからの時期は厳しいと思いますので,時期を考えて行ってみたいと思います。
参考になりました。
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