善通寺5岳山 〜18きっぷ山旅2〜 [香川県 善通寺市]


- GPS
- 04:56
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,070m
- 下り
- 1,089m
コースタイム
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
火上山からの帰りは予讃線 みの駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
我拝師山からの下りは岩場での急坂なので十分注意したい。 火上山からの下りは枝分かれが多いのでルート間違いには要注意。 |
写真
感想
先週に続き、また18きっぷを使ってこの地にやってきた。
2週連続で彦根から四国に来るとか普通の人はやらないけど、どうも気に入ってしまったのだ。
それに今回は泊まりのつもりで来ているので、あまり時間の事は考えなくて良いだろう。
登る山は先週大麻山から見た5岳山であり、どこから見ても厳しそうな山容である我拝師山に登りたいと強く思っていたのだ。
善通寺の駅に着いたのは12時半で5時間を使えることを考えると大丈夫だろう。
ただ、午後から雨予報なので念頭に入れる。
うどんとか食べたかったけど時間も時間で混んでいたのでスルー。
そして観光するつもりはないが、登山口に行くには必ず通る善通寺。
申し訳ないが雨足が気になるので足早に通過。
先ずは香色山だが、誰でも登れる簡単な山だ。
その割には展望が良いので人気だろう。
そこから下り、遊歩道から筆ノ山登山口に入る。
アップダウンのしんどさがここで来てしまう。
これは体力不足ではなく体調不良が原因だ。
なんとか急坂をやり過ごし筆ノ山山頂へ。
山頂からは香色山が下になり、展望も更に良くなって、先週登った大麻山も拝めた。
そして次なるメインボスである我拝師山の姿、体調不良の兆しが濃い中不安になる。
ぐんぐん下って大坂峠に着いた時には標高は130mまで落とされ気が滅入る。
いよいよ我拝師山の登りな訳だが、いきなりロープ付きの急坂になり、岩場も含まる中なので5岳山の中でも群を抜いている。
休み休み登り切り、山頂手前からの景色に癒やされたあとに山頂に着くと、あまりの地味さに驚くほどだった。
ただ、山頂前後に景色があるので問題ないか。
さてメインボスをクリアして下る訳だが、ここからがこの山行のクライマックスで、剥き出しの岩場での急坂下りはロープ、鎖もあり、多少の登攀も必要なので難易度は高く危険箇所だ。
ハイキングのつもりで来てしまうとちょっと危ないかな。
そこを下り切ると寺に下りきり、今度は中山の登りだ。
この山は短いものの我拝師山のそれと同じ感じで疲れる中、後ろを振り返ると我拝師山の圧倒的な姿があり、あんな所を下ったんだという実感が湧く。
中山山頂はかなり地味でなんの魅力もない。
そこからは初めてと言っていいほどの平坦路が続く尾根道を辿り、大した直下も無いまま最後の火上山に辿り着いた。
火上山の山頂も地味だが、ちょっと三野側に歩けば讃岐西部の景色を拝める事が出来る。
そしてここからの下りでいよいよ終わるわけだが、枝分かれが多く意外と迷うところでもあるのでGPSなどでしっかり位置を確認しよう。
林道に下りきったと同時に雨が降ってきたので、普段着に着替えて一般人になり駅に向かうも、その距離は意外と長い。
そういえばろくに飯も食べてない状態で更には体調不良も相まってかなりしんどい。
途中にうどん屋があるも準備中でまたしても食べれずに駅に向うと、なんとトマトというスーパーがあり、オムライス弁当を買って食べたら堪らなく美味しかった。
みの駅からは17時半の電車に乗って、結局本日中に彦根に帰れてしまった。
体調不良なので宿泊しても良い結果にはならなかったので良かったんじゃないだろうか?
なんにしても5岳山、特に我拝師山を登らたのは凄い嬉しかった。
18きっぷのお陰で行動範囲がかなり広くなって、讃岐の山もどんどん登っていこうと思う。
そしてもう少し余裕を持たせたいものだ。
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