守門岳;二分登山口より周回(長峰〜大岳〜守門岳〜藤平山)
- GPS
- 09:56
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,325m
- 下り
- 1,307m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:56
天候 | 快晴_大岳山頂到着後、少し風出はじめる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登り 気温;-1度 雪質も沈むほどではなく、快適 下り 袴岳直下の雪庇で多数のクラックが発生しており、緊張を強いられた(これ以上、今季にこのルートを通過するのはおすすめしない) 藤平山から急激に下るが、気温が上昇し、雪が腐り始め、沈んだ後に滑るような雪質 グリップが効かず、歩きづらかった |
その他周辺情報 | 須原駅_小西屋旅館 魚沼産コシヒカリがおいしかった |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
ニット帽
靴
ザック
チェーンスパイク
スノーシューシリセード
シリセード
昼ご飯
カップラ
行動食
飲料
水筒(保温性)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
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感想
念願だった東洋一の雪庇を誇る守門岳に登ってきました
せっかくなので,雪庇を堪能するため,周回コースを計画
所要10時間は見ておいた方がいいだろうと言うことで,逆算して朝1時半に自宅を出発
磐越道のインターを降りてしばらく走ると遠く守門岳の山容が見えてきます
見事に真っ白 守門岳をぐるっと回るように栃尾市内を経由して魚沼市へ
石峠を超えると一気に積雪量が上がります
3月下旬でこれだけ積もっているとなれば,厳冬期はどうやって暮らしているのか
同じ日本でこれだけ環境が違うことに驚きつつ、6時半に登山口に到着
早くも縦列駐車は始まっていて,30台くらいは停まっていたかと思います
にしても,道路の回りは雪の壁 除雪されていない橋の上は,欄干を越えて,豆腐のように雪が乗っかっています
登山口でこれだけ積もっているのだから,山頂はどうなっているのか,半分呆れながら登りはじめます
気温はそれほど下がってはいないはずですが,雪の上に上がると一気に冷える感じ
雪もちょうどよく締まっていて歩きやすい
どんどん歩きます
長峰と言われる尾根に上がると,背後に越後駒ヶ岳,八海山など越後の山々が広がっていました
ん〜,やはり宮城の山とはだいぶ山容が違います 尾根一つ取っても鋭角というか宮城の山はたおやかだなと感じました
長峰を伝って,保久礼小屋へ 1階部分が埋まっていて,入ることはできませんでした
ここから大岳まで一気に登ります
せっせと高度を上げていくと,バックカントリーの方が颯爽と滑り降りていったりして,皆さん思い思いに楽しんでいます
大岳到着,東洋一の雪庇のお披露目
なるほど,これは・・・ 見たことのない景色 スケールが違う
どれだけの雪と風を受けたのか この山の厳しさを感じます
思わず縁に近づきたくなりますが,すでに雪庇の上,とにかく慎重に
景色に圧倒されながら,主峰の袴岳を目指します
大岳からの下りと青雲岳へ登り返しが急で,チェーンアイゼンでは心許なかった
登山者の多くが大岳でピストンしている理由も分かる気がします
しかしながら,青雲岳や袴岳からみる大岳にかけての稜線も圧倒的でした
無事,袴岳に到着 向かいには浅草岳が見えます あちらの山もいい感じ(本当は翌日登る予定でしたが,天候も思わしくなかったのと,この日の夕方に宮城で地震があり,翌日即戻ることになりました)
袴岳から藤平山へ下りはじめますが,稜線の雪庇には多くのクラックが
この時期,周回を避け、袴岳から大岳に戻る登山者が多いことも頷けました
しかしながら,下りはじめてしまったのは仕方がない 戻れば戻ったでクラック
進むも地獄,戻るも地獄と言うことで 慎重に,慎重に進みます
無事通過,藤平山から一気に下り,ナイフリッジにちょうど雪が積もったような冗談みたいな稜線もありましたが,無事大池登山口へ
あとは登山口まで除雪されていない林道を進むだけです
が,これが何とも雪が腐っていて歩きづらい 苦行のように歩いて(この間が一番長く感じた)無事下山
何はともあれ、天候にも恵まれ,非常に充実感のある印象に残る山行となりました
今度は浅草岳とセットで花の名山と言われる夏の守門岳も訪れてみたいと思います
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