冠着山と八王子山のカタクリ（戸倉駅・佐良志奈神社より）

2021年03月27日(土) [日帰り]

• GPS: 07:26
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,271m
• 下り: 1,264m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:56
• 休憩: 2:28
• 合計: 7:24

8:53 戸倉駅
9:04 9:07 三等三角点「戸倉」
9:12 9:16 佐良志奈神社
9:23 9:30 八王子社
9:44 9:47 八王子山
9:50 9:51 鳴海新道登山口
10:50 10:52 第一展望台
10:56 10:58 第二展望台
11:09 11:14 第三展望台
11:58 12:01 第四展望台
12:29 14:03 冠着山
14:20 14:27 児抱岩（ぼこだき岩）
15:00 15:05 第三展望台
15:11 15:12 第二展望台
15:16 15:18 第一展望台
15:53 15:53 鳴海新道登山口
16:00 16:03 八王子社
16:10 16:16 カタクリの山道
16:17 佐良志奈神社

天候

☀️ 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎戸倉駅・佐良志奈神社まで娘に送迎してもらいました

写真

3/27 8:52

戸倉駅前からおはようございます。今回の目標は、前方に見える冠着山。10年振りに息子も一緒です。

3/27 9:02

序盤は街歩き。梅やサンシュユがきれい。

3/27 9:04

千曲川の手前で三角点をチェック。標柱はあるけど三角点はどこ？

3/27 9:06

標柱の脇を掘ったら蓋が出て来ました。本体は見られませんでしたが、三等三角点「戸倉」です。

3/27 9:07

大正橋で千曲川を渡ります。これから歩く八王子山から冠着山に至る尾根が一望出来ます。

3/27 9:12

大正橋を渡った先の佐良志奈神社。

3/27 9:15

登り始めは神社脇の八王子山のぼり口。八王子山も含めて4つのピークを越えながら冠着山を目指します。

3/27 9:16

今の時期、八王子山ではカタクリの花がちょうど見頃。

3/27 9:16

朝のうちはカタクリの花が開いていないそうなので、下山後にゆっくり見る事にします。

3/27 9:23

少し登ると八王子社。先客がいると思ったら知り合いでした。カタクリの花を見に来ていたそうです。

3/27 9:26

ちょっと登って来ただけなのに、もう良い眺め。

3/27 9:37

登山道は八王子山の山頂を巻いて通過しますが…

3/27 9:39

尾根筋に出た所から八王子山の山頂に行かれます。

3/27 9:39

左が来た道、右が八王子山山頂への道。

3/27 9:43

せっかくなので八王子山の山頂まで行ってみました。山城みたいな地形です。

3/27 9:43

山頂はちょっとした広場。砦の跡らしいです。

3/27 9:44

八王子山から見た冠着山方面。

3/27 9:50

元の道まで戻ると、すぐに道が3つに分かれました。冠着山へ行くのは真ん中の尾根道。

3/27 9:50

ここが冠着山鳴海新道の登山口でした。

3/27 9:54

序盤は松茸でも出そうな明るい松林の道。

3/27 10:04

程なく急登が始まりました。

3/27 10:04

これくらい急です。トラロープは切れちゃってます。

3/27 10:04

結構見晴らしが良くなってきました。

3/27 10:09

上山田の荒砥城も見下ろせるように。

3/27 10:10

さらに続く急登。

3/27 10:14

ダンコウバイ。私はこれを見ると春だなあと思います。

3/27 10:23

冠着山ではなく、姨捨山と書かれた道標がたくさん。

3/27 10:47

広場のような標高893mのピークまで来ました。證城と言う山城の跡だそうです。

3/27 10:48

明らかに人が造ったとわかる石積みが残っていました。

3/27 10:49

第一展望台に到着。

3/27 10:49

東側の上山田から坂城の方の見晴らしが良かったです。

3/27 10:55

一度下って登り返すと…

3/27 10:57

すぐに第二展望台。

3/27 10:57

第一展望台と似た眺めですが、こっちの方がいい眺めかも。

3/27 11:03

歩きやすい尾根道に…

3/27 11:04

堀切みたいな場所が2ヶ所ほどありました。

3/27 11:05

第三展望台へ続く急登。ちょっと岩っぽい。

3/27 11:10

第三展望台に来ると、今度は西側が良い眺め。

3/27 11:12

鉄塔の下からは善光寺平と後立山や戸隠・妙高の山々を一望です。

3/27 11:13

鉄塔を振り返って。

3/27 11:16

鉄塔のちょっと先の場所からは、先が尖った四阿山と五里ヶ峯、眼下には八王子山や戸倉・上山田の街が見えました。

3/27 11:23

古い標柱が目に止まりました。「上山田村字城山官林」と書いてあると思うのですが…。反対側には「更級村字御林官林？」と書いてありました。

3/27 11:23

明治25年3月に建てられたようです。村有林の境界標でしょうか？上山田村も更級村も今では千曲市ですが。

3/27 11:26

標柱があった辺りから登山道の傾斜が少し緩やかに。

3/27 11:28

尾根上3つ目のピークを通過。標高は不明です。

3/27 11:30

一旦下って次のピークへ。帰りではここまでの登り返しがキツかった。

3/27 11:41

だんだん息子のペースについて行けなくなってきました。

3/27 11:43

1046mのピークを通過。残すピークは冠着山だけに。

3/27 11:47

開けた場所に出ると坊城平・いこいの森からの道と合流。

3/27 11:49

合流地点の道標。

3/27 11:51

この先ぼこだき岩の下を抜けて頂上に向かいます。

3/27 11:56

ぼこだき岩を登っている人が見えました

3/27 11:58

第四展望台。足場が悪く、すれ違いも出来ないような狭い場所ですが眺めは最高。

3/27 12:01

展望台の直後には今回初めての残雪。狭いトラバースが続き危ないエリアです。

3/27 12:04

危ない所を過ぎると石積みの道が良い雰囲気。

3/27 12:09

だんだんキツい登りになってきました。

3/27 12:12

いこいの森から来た別の道と合流したら、もうひとがんばり。

3/27 12:18

いよいよ山頂が目前。しかし私は完全にガス欠。たまに息子が待っていてくれるのが情け無い。

3/27 12:27

山頂目前にも残雪。これは問題なし。

3/27 12:31

そして冠着神社のある冠着山に登頂！
思いのほかくたびれました。

3/27 12:54

山頂には立派な三角点。その名も「冠着」三等です。

3/27 13:19

北と東側の眺めがいい山頂からは、北に戸隠や妙高の山々と善光寺平が良く見えました。

3/27 13:50

遠くは霞んでいたので、近くの姨捨SAにズーム。

3/27 13:39

せっかくなので善光寺平をバックに一枚。

3/27 13:44

東には八頭山や大林山、四阿屋山。遠く美ヶ原や三才山も見えました。

3/27 13:45

上田も見えます。

3/27 13:43

良いお天気の山頂でゆっくりさせてもらいました。

3/27 14:03

それでは下山します。

3/27 14:11

下山途中、1046mのピークの先に見えた五里ヶ峯や鏡台山、根子岳、四阿山などの山々。青空が似合う眺め。

3/27 14:23

帰りには近くまで行って、ぼこだき岩を見てきました。近くで見上げるとやっぱり迫力がある。

3/27 14:24

下に写っている息子と比べると大きさがわかると思います。

3/27 14:24

岩の間から根子岳と四阿山。

3/27 16:06

山頂から2時間ほどで八王子山の麓まで戻ってきました。スイセンがきれい。

3/27 16:10

続いてカタクリの花を見にカタクリの山道へ。

3/27 16:12

朝は閉じていた花が開いて満開です。

3/27 16:15

カタクリに混じってエンゴサクもたくさん咲いてました。

3/27 16:12

3/27 16:35

佐良志奈神社向かいの斜面にもいっぱいに咲いています。

3/27 16:26

こんなにたくさん咲いているのを見るのは初めてでした。

3/27 16:27

3/27 16:29

3/27 16:30

3/27 16:17

佐良志奈神社で今日の登山のお礼。良い一日をありがとうございました。

撮影機器：

PowerShot SX700 HS CANON

感想

🍣oshuchan

　息子からのリクエストで、10年振りに一緒に山登りに行ってきました。スポーツ用品店でアルバイトをするようになって、登山をするお客さんと接する機会が増えたので、自分でも登ってみる気になったそうです。子供の頃何度か連れて行ったのがいけなくて、息子は山嫌いになってしまったと思っていただけに、ちょっと意外で嬉しいリクエストでした。たまにでもいいので、また一緒に登れたらいいなと思います。
　ところで今回は、息子も一緒なのでどこに行こうか迷いましたが、体力的に楽過ぎるのも嫌だと言うので、標高差が1000m以上ある佐良志奈神社からの冠着山を選びました。私にとっても初めての山、初めてのコースでしたが、思いのほかハードで歩き応えがありました。登り始めからちょっと張り切り過ぎていたのかもしれませんが、最後はもうヘロヘロになって、足を引きずりながらの登頂でした。でも、やっとの思いでたどり着いた山頂からの眺めは素晴らしく、景色を見ながらお昼を食べて、のんびりした時間を過ごすことが出来ました。ちょうど見頃になった八王子山（佐良志奈神社）のカタクリも見られて、大満足の山歩きになりました。