春の谷川岳


- GPS
- 09:03
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 911m
- 下り
- 907m
コースタイム
11:00 避難小屋
12:30 天狗のザンゲ岩
12:40 肩の小屋
12:50 谷川岳トマの耳
13:09 肩の小屋
14:30 避難小屋
15:30 天神平
天候 | 晴れ 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天神平から避難小屋までの道中でも雪が残っており、注意が必要なトラバースが数カ所あります。ロープを張ってある箇所もありますがロープがない部分もありますので要注意です。 |
写真
感想
去年(2012年)の6月から参加したトレッキングスクール。夏山が第1期で、秋、冬、春と参加してきました。第4期の春山編が終わったという事で1年間の山行が終わりました。
実技は秋は4回、それ以外は3回ずつで合計13回。机上講習が月1回で12回(うち4回は装備や山行の説明会)。全て休まず参加出来ました。
最初は参加者の名前も覚えられず、夏山の第1回で木曽駒の雪渓歩きがあり、夏山のはずなのになんで俺、雪の上歩いてるんだろう・・・?なんて思ったりもしたわけですが良い経験ばかりでした。
参加者の名前を覚えるにつれて山行に楽しみが増え、写真をもらったり贈ったり。いつのまにかFecebookでも交流したり、スクール以外で山に行ったり。他では得難い経験と仲間が出来ました。
2005年、浦安の友達が「富士山に登ろう」って言いだしたのをキッカケに山登りを始めて7年は勝手に登ってました。勉強も多少はしましたが、誰かに教わる事は無く本を読む程度。それで実際に動けるかと言えば全く別問題です。
言ってることが人によって違う。本によって書いてある事も違う。同じ事をしてるのに、ある人には肯定され別の人には怒られる。仲間が怪我をしても応急手当の一つも出来ない。もう、すっかり山に登ることがわかんなくなっちゃって、なにか一つ芯が通った標準的な知識と経験を得たいと思って参加したのが都岳連のトレッキングスクールでした。
参加してみると、中には「先週装備を全部買って山登りは初めて」なんて人もいるわけです。え、そんな人も雪渓とか登らされるの?!(しかも軽アイゼンも無し)なんて思いつつ嵐の中雪の斜面を登って、翌日は木曽駒で雪上訓練。おいおい、どこが初心者向けなんだよ、なんて思ったのも事実です。が、安全についてはしっかり確保されてたんですね。訓練の時にはロープ張ってくれたり、雪渓の下りはステップやフィックスロープなどルート工作も万全でした(第1期で第1回の時ですよ)。一見危なそうでも、安全性についてはしっかり初心者向けになってました。
1年参加させてもらった思ったのは、なんでもっと早くこれに参加しなかったのか、という事。無組織登山者では何年も掛かる経験を1年で出来てしまいます。僕がそのまま勝手に登っていたらまだまだ数年は行かなかったであろう雪山にアッサリ行けちゃう訳ですから。
登山学校的な物は他にもありますし、ガイド登山に参加したり、山岳会に入ってしまう方法もあると思います。でもガイド登山ではどうしたってお客さんですし、机上講習は無いでしょう(説明会はあるかもですが)。山岳会にいきなり入るのは抵抗がある場合もあるでしょう。そんな人には、トレッキングスクールは良い選択だと思います。
嫌な人は1人もいませんでした。みんな山が大好きな人達なので話は合います。最初は名前を覚えるのが大変ですが、覚えちゃえば大丈夫。話しかければ仲良くなれます。だって、みんな山が好きなんだから。
宣伝じゃないのでリンクなどは張りませんが、興味があったら参加してみると良いと思います。またそのうち参加したいなーって思うくらいに楽しいスクールでした。
今はちょうど第1期、夏山編が募集中です。
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