冠着山〜戸倉・八王子登山口から登り、冠着駅へ下山〜
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,104m
- 下り
- 798m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
14時45分に冠着駅にて乗車(松本方面) |
コース状況/ 危険箇所等 |
鉄塔上のピークまでは尾根の急登が続きます。一部道が細かったり、尾根がやせているところがあるので、足元注意。 冠着山直下のトラバース道も結構細く足場が不安定なので注意。 |
写真
感想
筑北三山も残すところあと冠着山だけとなりました。車があれば30分で登れる山ですが、それだとつまらない、そもそも車を持っていないので、最も距離が長い八王子山登山口から登ることにしました。
登山口のある佐良志奈神社横の斜面はカタクリの群生地であり、現在見頃を迎えているのですが、やや時間が早かったのか、花びらが開いているものは少なかったです。カタクリの小道を抜け、道路をしばらく進み、階段を上ると八王子社です。その裏からの尾根は崩壊していて危険そうだったので、大人しく斜面につけられた道を登りました。八王子山には裏から回り込んで登頂。しばし小休止。
ここから先が本格的な登りです。まだ木々が葉を茂らせていない時期なので、明るい尾根道をどんどん登っていきます。かなりの急登であり、木の葉や下草がないこの時期は見通しがよい、つまりいつもよりも高度感があるので、やや緊張します。疲れが一気に襲ってきて、久々にこれはやばいぞ!と思いました。893m地点まで登って少し休憩。ここまで来てようやく身体が急な登りに慣れてきました。
そこからしばらくはいくつか好展望地を挟みます。第一展望台、第二展望台からは南東側、鉄塔からは北側を望めます(第三展望台は見逃しました)。
しかし、鉄塔から少し登ったところの急なヤセ尾根が、今回一番ヒヤヒヤしたところでした。左側の斜面に滑落しないように慎重に進みます。その先のピークからしばらくは、危険な場所はありません。
いこいの森からの道と合流し、児抱岩を目指します。途中、ピンクテープに沿って進んだら、深追いしたら危なそうなガレ場に出ました。写真にもあるように、赤い棒のところで右に進むのが正解です。児抱岩から山頂に向かう道もあるようですが、前情報が少ないので一旦戻ってトラバース道を進みました。
しかしこのトラバース道が結構くせ者でした。思っていたよりも細く、ややぬかるんでいるので(他の方の記録を見たところ、数日前まで雪があったらしい)、滑落しないように進みます。トラバース道が終わればあとは安全な登り、ほどなく山頂です。ついに筑北三山をすべて制覇しました!
昨日の黄砂の余韻からか遠くはやや霞んでいましたが、それでも満足できる程度の展望が楽しめました。少し下ったところからは北アルプスも見えました。
下山はひたすら車道を歩いて冠着駅です。古峠までの道は落石が目立ち、冬季閉鎖解除後、車を通れるようにするにはなかなか大変だなと思いました。なお、鳥居平登山口から上山田までの道は、工事により今年7月末頃まで通り抜け出来ないそうです。車を運転する方は注意して下さい。
久々に登りがいのある急登を登ったので、充実感のある山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する