記録ID: 3068284
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ハイキング
東海
仕事帰りにランチで衣笠山へGO!
2021年04月11日(日) [日帰り]
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 02:41
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 241m
- 下り
- 253m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
衣笠山の鬼
昔々大昔の御話し 悪さにしほうだいだった
鬼が天の神様からゆるしを得てこの山の山守と
なってからある寒い冬の日の出来事
この山の北西の方角の伊吹山にも鬼が住んで
おってその鬼はたいそうな寒がりである日
「どこぞに寒さをしのげる山はないか」と
手をかざし探していたところ
「や、や、常春の渥美の方角に小さいが
良い山があるではないか、やや一匹の小鬼が
住んどる様だが、ひとつおどかいて、おい出して
やろう」と三河湾の上空まで来て
「ヤイ!!お前の山をよこせ!!」とどたけって来た
衣笠山の鬼も「ナニをこいとる、このクソバカ!!」
と言い返し在郷の鬼達を呼び
「野郎共、かまう事あーねえ、たった切っちまえ」
と三河湾の上空で大立ち回りが始まった。
三日三晩、大風が吹き雷が鳴りひびき大荒れの
天気が続いた戦もいよいよ佳境に入った頃
分が悪くなった伊吹山の鬼は身に付けていた宝物
をチャッと捨て相手の気をそらしてるウチに
伊吹山に逃げ帰った。「ホイ、あんたらのおかげ
で伊吹山の鬼を追い返せたもんだで好きな物
持って帰っておくれん」と仲間の鬼達に
分け与えた
昔々大昔の御話し 悪さにしほうだいだった
鬼が天の神様からゆるしを得てこの山の山守と
なってからある寒い冬の日の出来事
この山の北西の方角の伊吹山にも鬼が住んで
おってその鬼はたいそうな寒がりである日
「どこぞに寒さをしのげる山はないか」と
手をかざし探していたところ
「や、や、常春の渥美の方角に小さいが
良い山があるではないか、やや一匹の小鬼が
住んどる様だが、ひとつおどかいて、おい出して
やろう」と三河湾の上空まで来て
「ヤイ!!お前の山をよこせ!!」とどたけって来た
衣笠山の鬼も「ナニをこいとる、このクソバカ!!」
と言い返し在郷の鬼達を呼び
「野郎共、かまう事あーねえ、たった切っちまえ」
と三河湾の上空で大立ち回りが始まった。
三日三晩、大風が吹き雷が鳴りひびき大荒れの
天気が続いた戦もいよいよ佳境に入った頃
分が悪くなった伊吹山の鬼は身に付けていた宝物
をチャッと捨て相手の気をそらしてるウチに
伊吹山に逃げ帰った。「ホイ、あんたらのおかげ
で伊吹山の鬼を追い返せたもんだで好きな物
持って帰っておくれん」と仲間の鬼達に
分け与えた
それを見ていた伊吹山の鬼が「クソ、これでも
喰らえ」と毎年冬になると伊吹山より冷気の
こもった風を衣笠山に吹き付ける様になった
さすがの衣笠山の鬼もこの風には閉口して
この「桟敷岩」の伊吹山の方向に屏風を置き
寒さをしのいだそうげな。これが岩となり今に
残る。仲間の鬼達に宝を与えた衣笠山の鬼が
帰ろうとした時波間に浮かぶ小槌を見付け
拾い上げ「あれだけの戦でぶん取ったのがこの小槌一つ
とは...」となげいたが持って帰る事にした。
ある日この鬼が小槌を使いワラを売っておった時
あまりの空腹に「何か食い物出てこいホイ」とつぶやいた
その時なんとこの小槌からニギリメシがコロコロと
転がり出た「ヤイ、ヤイ、これは打出の小槌じゃんか」
と鬼はおどろき、それ以来何でも願いがかなう
もんだい、鬼は鬼どうし協力し合って暮らして
いたが、とうとうこの鬼だけは寄合いにも
出ん様になり仲間の鬼達からもハバにされて
とうとうこの山にも住めんくなって京の都まで流れて
行ったそうげな。京の都に行ってからは金閣寺の
西方の山に住み付き、たまに都に出ては悪さを
する様になった。鬼もこんな事をしていてはダメ
だ!とこの打出小槌のせいでオラの人生が狂った
となげき何度か捨てようとしたが捨てきれん
かった。
ある日この鬼のウワサを耳にした
摂津の国の住吉の宮から椀の舟に乗り箸の櫂
をこいで、やって来た小さな若者にたおされた時には
不思議と何ともおだやかな顔だったそうげな
それ以来この鬼が住んでおった金閣寺の西方の山
は「衣笠山」と呼ばれる様になったとか...
この話し信じるも信じナイのも
あなた次第です
喰らえ」と毎年冬になると伊吹山より冷気の
こもった風を衣笠山に吹き付ける様になった
さすがの衣笠山の鬼もこの風には閉口して
この「桟敷岩」の伊吹山の方向に屏風を置き
寒さをしのいだそうげな。これが岩となり今に
残る。仲間の鬼達に宝を与えた衣笠山の鬼が
帰ろうとした時波間に浮かぶ小槌を見付け
拾い上げ「あれだけの戦でぶん取ったのがこの小槌一つ
とは...」となげいたが持って帰る事にした。
ある日この鬼が小槌を使いワラを売っておった時
あまりの空腹に「何か食い物出てこいホイ」とつぶやいた
その時なんとこの小槌からニギリメシがコロコロと
転がり出た「ヤイ、ヤイ、これは打出の小槌じゃんか」
と鬼はおどろき、それ以来何でも願いがかなう
もんだい、鬼は鬼どうし協力し合って暮らして
いたが、とうとうこの鬼だけは寄合いにも
出ん様になり仲間の鬼達からもハバにされて
とうとうこの山にも住めんくなって京の都まで流れて
行ったそうげな。京の都に行ってからは金閣寺の
西方の山に住み付き、たまに都に出ては悪さを
する様になった。鬼もこんな事をしていてはダメ
だ!とこの打出小槌のせいでオラの人生が狂った
となげき何度か捨てようとしたが捨てきれん
かった。
ある日この鬼のウワサを耳にした
摂津の国の住吉の宮から椀の舟に乗り箸の櫂
をこいで、やって来た小さな若者にたおされた時には
不思議と何ともおだやかな顔だったそうげな
それ以来この鬼が住んでおった金閣寺の西方の山
は「衣笠山」と呼ばれる様になったとか...
この話し信じるも信じナイのも
あなた次第です
撮影機器:
装備
個人装備 |
飲料水(麦茶)500ml→残300ml
お湯500ml→残200ml
ペットボトル紅茶500ml→残250ml
看板修繕用ヒモ
油性ペン
ピンクテープ
厚鎌
皮手袋
ショートゲイター
ネックゲイター
ザックカバー
ワークマン・レインジャンパー
モンベル・カモワッチアンブレラ
モンベル・ウィンドブレーカー
モンベル・フリースジャケット
常備薬
トイレセット
小銭(お賽銭用)
アナログ温度計
救急セット
GARMIN・eTrex30x
測量野帳/ボールペン
レジャーシート
モンベル・スタックイン野箸
スノーピーク・チタンダブルマグ220ml
スノーピーク・チタン先割れスプーン
モンベル・アルパインサーモボトル0.5L
MINIMALIGHT・メッセポーチ
GOLITE・JAM2
モンベル・キャップ
ペツル・e+LITE
Fujifilm・FinePix s1500
Kenko・単眼鏡
ミニ三脚
スマホクリップ
タオル
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---|
感想
今日は休日出勤だったのですが、予定通り2時間で終わらせることができたので、そのままランチ目的で衣笠山へやって来ました。準備は朝、やってきたのでバッチリです。
桟敷岩に設置されている「衣笠山の鬼」物語の看板が朽ちていたのですが、今日見ると新しくなってました。どこかの山猿が人知れず作業したようです。そんな山猿に敬意を評して、物語を活字に起こしました。
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コメント
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隊長〜活字にしてくれてありがとう!
密かに、ヒーヒー言いながら土曜日に担いで登りました!10kは痩せた、多分、きっと…
山猿さん、物語看板作成と運搬・設置、お疲れさんでした。
その調子で、ボロになった看板作成もよろしくね〜
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