記録ID: 3072556
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無雪期ピークハント/縦走
屋久島
宮之浦岳 屋久島遠征も雨の洗礼(T_T)
2021年04月09日(金) ~
2021年04月11日(日)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 14:39
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,522m
- 下り
- 2,143m
コースタイム
2日目
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:44
距離 9.4km
登り 760m
下り 686m
3日目
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:19
距離 12.6km
登り 560m
下り 1,402m
天候 | 4/9 曇り時々雨 4/10 雨 4/11 曇り一時晴れ 山の天気予報も登山ナビも4/9~10は比較的好天の予報だったので、この日程を設定しただけに裏切られた想い。屋久島の予報は難しいのかもしれない?! |
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過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
飛行機
【バス】空港13:13-(\400)→13:25合庁前13:30-(\990)→14:37紀元杉 帰りは、 【バス】白谷雲水峡13:45-(\500)→14:10小原町14:15-(\510)→14:33空港 【AIR】屋久島→鹿児島(開聞岳へ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【淀川登山口~淀川小屋~黒味岳分岐付近】深い森の中を細かくアップダウンしながら進む。随所に木道や階段が整備され、比較的歩きやすい。地面がマサなので水はけが良いのもgood! 【黒味岳分岐~投石平~宮之浦岳~平石付近】森林限界を超え、巨岩群と笹原の中を縫うように歩く。相変わらず小刻みにアップダウンする。所々にロープが張られた岩登り箇所があるものの、花崗岩はグリップが効くし、全体に丸っこいので通過に苦労することは少ない。晴れていれば最高の景色なのだろうが、吹きさらしで風雨がつらかった。 【平石~新高塚小屋~縄文杉~ウイルソン株~大株歩道入口】森の中をアップダウンしながら下り基調で標高を下げていく。最初は急勾配区間もあるが、縄文杉から先は観光客が多いので、木道や階段が整備され歩きやすい。 【大株歩道入口~楠川分れ】ほぼ水平のトロッコ道。歩きやすいが、長いので飽きてくる。 【楠川分れ~辻峠~白谷雲水峡】辻峠までは最後の登り。登るにつれて傾斜が増し、結構辛い。峠より先は観光客が多いため比較的整備されていて、森を楽しみながら歩ける。 |
その他周辺情報 | ・OD缶:屋久島空港内売店にプリムスが売っている。売店のおばちゃんに聞くと、 使用途中の缶を無償で分けてもらえる。また帰りには、使用済みの缶を引き取っ てくれる。 ・携帯トイレ:空港建物を出て左側直ぐの屋久島観光協会で購入できる。(1セット 2袋で720円) なお、使用済みトイレ袋の回収箱は各登山口にある。 ・避難小屋の感想 1)淀川小屋 定員はおそらく約30名くらい→宿泊日の人数は10数人 水場は小屋の直ぐ裏の沢地 トイレは通常タイプが1箇所、携帯トイレブースが2箇所 テント場は小屋の前にあり、詰めれば10張くらいはいけそう 2)新高塚小屋 定員はおそらく約40名→宿泊日の人数は10数人 水場は小屋からテント場を通り越し、その直ぐ下にあり トイレは通常タイプが3箇所、携帯トイレブースが1箇所 テントは小屋の前の木製床上に張れる、こちらも詰めれば10張りくらいか ・下山後の温泉:空港の向かいにある「縄文の宿まんてん」にお世話になった。 入浴料1400円と少し高めで、日帰り入浴はコロナシフトで15時スタートだが、 清潔な浴槽、露天風呂付き、広い洗い場、サウナ・水風呂付きの設備は充実して いた。使用してないが、食事もできる施設があるようだ。 |
写真
屋久島花崗岩の特徴は正長石の巨晶らしい(写真では長方形の白色結晶)。
遠い昔の私の卒論対象は足摺岬のアルカリ花崗岩だったが、同じ時代(1,400万年前くらい)の花崗岩でもずいぶん見かけが違うもんだ!!
遠い昔の私の卒論対象は足摺岬のアルカリ花崗岩だったが、同じ時代(1,400万年前くらい)の花崗岩でもずいぶん見かけが違うもんだ!!
撮影機器:
装備
備考 | テント装備を持参したが, 雨天で避難小屋に泊まったため, 重荷になっただけだった。(-_-) |
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感想
念願の屋久島遠征!
コロナの感染者が多い東京から行くので、念の為にPCR検査で陰性を確認してから出かけた。
しかし、残念ながら天候には恵まれなかった。出張でたまったマイルを使って往復タダで移動するような登山者に、さすがに神様は微笑んでくれないようだ。
途中でお会いしたガイドさんによると、宮之浦岳で好天に巡り会えるのは5回に1回ということで、よほどの幸運がないと難しいらしい。
最終日だけは雨に当たらず、縄文杉や屋久島らしい森を十分堪能できたので良しとしたい。
リベンジの機会は当分巡ってきそうもないが、今度もし来れるなら、民宿で天候待ちし、好天日に淀川登山口からの宮之浦岳日帰りが一番効率良さそう。
道中で出会った皆様、苦行によく耐え、大変お疲れさまでした。
またどこかでお会いしましょう!!
登山とは関係ないが、週末の皐月賞は屋久島花崗岩の正長石巨晶にちなんで、オーソクレースから流そうと思っていたら、出馬表から外れてた。登録していたが出走回避したもよう。こちらも残念(-_-)。
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コメント
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無雪期ピークハント/縦走
屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
jasper00さん、こんばんわ。sbtです。
念願の屋久島遠征、おめでとうございます。しかし、屋久島の天気はやはり難しいですね。せっかく持参したテントも雨で役に立たず、重荷になった事と思います。
私が行ったときは寝不足になり困りましたが、小屋のネズミは大丈夫だったでしょうか。。。
sbtさん、コメントありがとうございます。
今回は好天を狙ったつもりだったのですが、屋久島の天気はうまくいきませんでした。
sbtさんが行かれた時の好天は奇跡に近いですね。
直後に放映されていたNHKのにっぽん百名山を、うらめしく見てました。
ネズミについては、念の為に寝るときには食べ物を天井から吊るしてたせいか、特に現れませんでした。ただ、1泊目の淀川小屋で1Fの一番奥の方が、指をかじられたと夜中に奇声をあげられてました。
それにしてもGWは暇です・・・。
jasper00さん、コメントありがとうございます。
私が行ったときは3日間のうち2日は好天でした。ものすごく運が良かったのですね。
淀川小屋はやはりねずみが出ましたか。
私の時も(私も含めて)いろんなところから奇声が上がっていました。。。
あれ以来、低山?の無人の小屋泊は少しトラウマになっています。
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