その名もユニークな日本国・新保岳
- GPS
- 10:50
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 787m
- 下り
- 787m
コースタイム
09:15小俣登山口
09:40松ヶ峰広場
10:40日本国山頂11:15
12:05蔵王堂登山口
【新保岳】
14:25登山口
15:10新保岳山頂15:15
15:45登山口
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日本海東北自動車道「朝日まほろばIC」降車、 国道7号線を山形方面に向かいます 「府屋」信号で県道52号線に入り、「温出」で左よりに 道なりに行くと「日本国トンネル」をくぐります トンネルを過ぎると 右側に駐車場とトイレ、左に小俣登山口があります 【新保岳】 国道7号線に戻り、村上市方面に向かいます 塩野町小学校手前500mで右折(登山口の看板あり) 新保岳林道に入り、 道なりに走ると、登山口の案内板があり 道路脇に数台の駐車余地があります 登山口付近に車両通行止めのゲートがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
【日本国】 登山道も、標識も良く整備されていて 危険箇所はありません 蔵王堂への下り始めはやや急坂です 【新保岳】 登山口から急坂の尾根歩きです 見晴らし台からはやや平坦なブナ林の中を気持ち良く歩くと まもなく山頂に到着です |
写真
感想
山の名前にもいろいろありますが、
山なのに「日本国」とは、どうしてなのでしょうか?
以前からずっと気になっていた山名でした。
鷲ヶ巣山を計画していただき、ようやく疑問を解決する時が来ました。
登山口にある小さな鳥居をくぐり抜け、
トラバース気味に杉の植林帯を行くと湧水が流れ出ていました。
空のペットボトルに汲んで行きたいところです。
あいにく持ち合わせず、一口だけ頂いて後にしました。
「ラジウム清水」というそうです。
美味しい水を汲みたい方は空のペットボトルを忘れずにお持ちください。
林の様相がブナ林に変わり始めると、登山道も急坂になり
汗が流れますが、重なり合う木々の葉が陽光を遮ってくれるので
かなり涼しく歩け、助かります。
木製ベンチのある広場を過ぎ、分岐に着くと東屋があり
まだ斑に雪の残る飯豊連峰の山々が見渡せました。
「日本国」と名付けられた由縁が、「鷹待場」の案内板に記されていました。
所説はあるようですが、江戸時代の説には、時代が近いせいか納得がいきます。
名前というのは仇おろそかに付けられるものではありませんね。
柵の付けられた痩せ尾根を通過し、ひと登りすると山頂でした。
まるで市街地の公園のように整備され、
山の上に居る事を忘れてしまいそうな心地良さを感じます。
海に向かって木が伐採され、粟島がとても近くに見えます。
山頂から海が見える景色に憧れは尽きません。
少し早かったのですが、木陰でお弁当を広げてのんびりし、
帰りは蔵王堂へ下る周回としました。
分岐の東屋から下り始めがややザレた急坂でした。
その後は、樹林帯の中を涼しく歩けて快適でしたが、
舗装道路に出ると、駐車場まで炎天下、この方がきつさを感じます。
時計はまだ正午を少し回ったばかり、
今夜の宿(道の駅朝日のコテージ)のチェックインが4時で
まだ大分時間があり、名所「笹川流れ」の観光となりました。
それでもまだ時間があり、車中で話の出た「新保岳」に登ることに。
となると、瞬時に行動開始するCLに、いつもながら驚きです。
登山口は二箇所あるとガイドブックに出ていますが、
旧登山口の入口は分かりませんでした。
案内板があり、その僅かに先に林道を塞ぐゲートがありました。
登山口はゲート前右側にあり、いきなり急坂が始まっています。
この登山口が新登山口でした。
ザックなしですから、急登もなんのその、一気に山頂に。
見晴らし台を過ぎた辺りからの豊かなブナ林は、見ごたえがありました。
小さな里山ですが、一等三角点があり、豊かな森の存在を肌に感じる
葡萄山脈の最高峰、機転で登れて印象深い山になりました。
4時過ぎ、予定通りにコテージにチェックイン、言わずと知れた大宴会です。
けれども、「鷲ヶ巣山」登山を控えていますから
宴半ばで、明日に備えてお開きと相成りました。
(つづく)
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