漁岳
- GPS
- 02:06
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 35m
- 下り
- 818m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:40
取付点 0746-53
稜線 0833
尾根上1075付近 0922-35
漁岳 1013-28
稜線下降点 1114
漁岳林道 1137-49
漁岳林道入口 1234
天候 | 晴れ。風強い。私が山頂付近にいた時間のみ濃霧。(涙) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ツボ足ストックで通しましたが、山頂直下は少なくとも軽アイゼンを履くべき でしたか。 ルートログは下りの11:06以降しか取れていません。漁岳山頂(10:28)から11:06までを手入力して補い、往路の分は省略しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
靴下
グローブ
防寒着兼雨具
日よけ帽子
行動食
非常食
飲料
地形図
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯(GPS&コンパス兼)
時計(高度計兼)
タオル
カメラ(電池空:笑)
ストック
軽アイゼン(使用せず)
サングラス
|
---|
感想
昨年の4月5月はコロナ禍で「札幌市民は家から出ないで..」という要請を受けて、
万が一の場合の問題を考え、登る山の2ランクダウンを行った。が、やはり楽しさは
イマイチだった。
今年は「感染対策を行えない場合は...」と追加されたので、1ランクダウンで
行こう。近場でこの時期限定の山は数多いが、漁岳なら20年前だが一度登っている。
近年は更に多く歩かれているようだし、該当するだろう。
条件も良さそうだから、往復で小漁岳までの計画とした。
好天の下、R452で登山口到着。先客一台。雪も堅く、全く問題なさそうだ。
GPSログは、以前から個体差のせいか問題あった私のスマホよりも、カメラの物の
ほうが確実なことを前回山行で確認できた。カメラのGPS記録をON設定しよう。
....と、すでにONになっており、電池切れの表示。(涙)
前回のログをダウンロードするときに記録をoffにするのを忘れたのだな。でも、
撮る間隔を開ければ何枚かは撮れるだろうということで、カメラは持っていくことに
する。
どの条件も申し分ないけれど、自分の頭だけが良くないと思いながら出発。
歩きだして100m位の登山ポストに記入。1ピッチで取付点。看板まである。
駐車場の先客だろう。100mほど東でスキーをしている人がいた。
その後も目印と足跡が続き、ルートファインディングは全く問題ない。20年前は
901標高点近くを通った記憶がかすかにあるが、今は獲得標高の無駄を最小限にする
コース取りだ。20年の月日で洗練されたか? あるいは前回の私のコース取りが
下手だっただけか。
尾根に出て、登っては少し下るのを繰り返して2回目の休憩。恵庭岳に雲が
掛かってきた。小漁岳方面もなんだか怪しい雲行きだ。全般天気は下り坂で、
明日は雨の予報ではあったが、悪化が早まったのだろうか。
おまけに、スマホを機内モードにするのを忘れていて、そのためかスマホGPSも
測位を停止しているし、電池の消耗も激しい。ただでさえこの電池はもう古くて
50%くらいしか使えないのに。
1175南面を巻いてコルに着いたあたりでは、半ばガスに巻かれた状態で、風も
強くなってきた。最後の登りは途中までは市界あたりを直登していたが、半分は
堅雪を嫌い、半分は15m近い南風に押される格好で右側に回り込む。
(多数の人のトレース通りでもあったが)
このへん、ストックでは心もとなく、少なくともアイゼン使用が妥当だったかも。
視界数十mの中で山頂へ。三角点に腰掛けると、風当たりは登りの途中よりは
弱くなったが、とても小漁まで行く感じではなく、ここで引き返すことにする。
スマホの電池を交換。
下り急斜面の最初は、横滑りグリセードとでもいう感じで下りる。下るほどに
感じが戻って、滑るのを楽しめた。
標高差150mくらい下って傾斜が緩んだあたりで、恵庭岳が雲もかからず
見えているのに気づく。振り返れば山頂もきれいに見えている。
1175南面を巻くあたりで、天気の回復傾向を確信できたが、もう山頂まで
引き返す気にはならなかった。林道に下りた頃には朝と同じくほぼ快晴。
総括:他のどの条件も申し分ないけれど、自分の頭と山頂の天候だけが
良くなかったという、印象深い山行。
1ランクダウンの山として漁岳を選んだから山に嫌われたのか?
以下蛇足
オカルト的物言いで済ますのもアレだし、10時前後に天気が崩れた原因を
まじめに探した(笑)。
温暖前線の末端が通過したというのが一応考えられる(最後の写真)。最近は昔に
比べると天気図に前線を書かなくなったという話も見た(出典は失念)。
しかし、観測上少しでも前線的なものの通過の兆候があったか? 支笏湖畔の
風向が、東(6時)→南東→南南東(9時)→南(10時)→南南東(11時)→南東(13時)と
反転しているくらいしかない(しかも弱風。一応風の強い千歳でも似た変化だが)。
いつも納得いく説明をしてくれている「気象予報士Kasayanのお天気放談」も
見てみたが、それらしい要素は見つけられなかった。
中上層の気流が局地的一時的に収束していたんだろう...という説明しかないか。
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