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Yamareco

記録ID: 3086927
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

西上州(南牧村) 新緑にはまだ早かった二子岩とククリ岩(栗木立)

2021年04月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:23
距離
7.0km
登り
997m
下り
795m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:16
休憩
0:52
合計
9:08
距離 7.0km 登り 1,031m 下り 820m
7:08
57
8:05
8:06
163
10:49
11:08
44
11:52
11:56
27
12:23
12:44
25
13:09
13:16
180
天候 晴れ 強風
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<自動車の場合>
上信越自動車道の下仁田ICを降り、国道254号線から分かれて、南牧村に入る。
県道45号線〜93号線に入ると、道幅が狭くなるので運転は要注意。 

美しい “蝉の渓谷” を過ぎ、南牧村資料館が建つ羽根沢集落を南牧川にそって西に直進する。
熊倉川沿いの狭い道をいくと、川の対岸に 大岩・碧岩の登山口(三段の滝入口) パーキングが見えてくる。 
ここが 二子岩、ククリ岩 の登山口でもある。
公衆トイレのあるパーキングは8台くらい駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
このルートは一般登山道ではありません。   
入山に際しては読図や登攀技術など未整備のルート歩きの経験が必要であることを留意してください。

西上州(南牧村) 新緑にはまだ早かった二子岩とククリ岩     Mount Futagoiwa & Kukuriiwa in Nanmoku, Gunma
https://hikingbird.exblog.jp/32242734/
芽吹いたばかりのライトグリーンの渓流に分け入れば、2019年の台風で崩壊したトレイルの修復が進んでいた。
最初に現れる堤防下の渡渉点に立派な階段が作られていたのには驚いた。 
南牧村、頑張っています!
2021年04月19日 08:51撮影
4/19 8:51
芽吹いたばかりのライトグリーンの渓流に分け入れば、2019年の台風で崩壊したトレイルの修復が進んでいた。
最初に現れる堤防下の渡渉点に立派な階段が作られていたのには驚いた。 
南牧村、頑張っています!
2021年04月19日 08:53撮影
4/19 8:53
キムタクの奥さんは工藤しずか・・
この🌸の名前は・・
2021年04月19日 08:54撮影
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4/19 8:54
キムタクの奥さんは工藤しずか・・
この🌸の名前は・・
居合沢にかかる 三段の滝 は、前日の降雨で白い流線がひと際ゴージャスに見える。 
2021年04月19日 10:05撮影
4/19 10:05
居合沢にかかる 三段の滝 は、前日の降雨で白い流線がひと際ゴージャスに見える。 
一般トレイルとはいえ、三段の滝周辺は急峻な岩盤の上を歩く路なので、足元には十分な注意をはらおう。
2021年04月19日 10:04撮影
4/19 10:04
一般トレイルとはいえ、三段の滝周辺は急峻な岩盤の上を歩く路なので、足元には十分な注意をはらおう。
滝の上流で、左からミドリ岩沢が交わる二俣に着く。
二俣の周辺にあった倒木も、だいぶ片付けられて歩きやすくなっていた。
2021年04月19日 09:27撮影
4/19 9:27
滝の上流で、左からミドリ岩沢が交わる二俣に着く。
二俣の周辺にあった倒木も、だいぶ片付けられて歩きやすくなっていた。
水際には ネコノメソウ が、短い命を謳歌するかのように生き生きと咲いている。
2021年04月19日 08:57撮影
1
4/19 8:57
水際には ネコノメソウ が、短い命を謳歌するかのように生き生きと咲いている。
2021年04月19日 08:59撮影
4/19 8:59
2021年04月19日 08:59撮影
4/19 8:59
2021年04月19日 09:00撮影
4/19 9:00
2021年04月19日 09:01撮影
4/19 9:01
2021年04月19日 09:02撮影
4/19 9:02
やがて、左前方にひときわ高い岩峰が見えてくる。 二子岩 である。
2021年04月19日 09:16撮影
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4/19 9:16
やがて、左前方にひときわ高い岩峰が見えてくる。 二子岩 である。
2021年04月19日 09:15撮影
4/19 9:15
Oh Boy! 南側は、左岸の斜面が崩れて沢を埋め尽くしているではないか! 
不安定な斜面を登ったり、倒木地獄をかいくぐったり、結構なデンジャラス地帯の通過を余儀なくされる。
2021年04月19日 09:06撮影
4/19 9:06
Oh Boy! 南側は、左岸の斜面が崩れて沢を埋め尽くしているではないか! 
不安定な斜面を登ったり、倒木地獄をかいくぐったり、結構なデンジャラス地帯の通過を余儀なくされる。
尾根の左側(北側)には、まだ芽吹き前の樹間から 二子岩の東峰(右)と、西峰(左)が見える。 
“・・・こんな岩峰、本当に登れるのかな〜💦“ ・・と、一抹の不安がよぎるが、まずは ククリ岩 を登ってからだ。
2021年04月19日 10:07撮影
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4/19 10:07
尾根の左側(北側)には、まだ芽吹き前の樹間から 二子岩の東峰(右)と、西峰(左)が見える。 
“・・・こんな岩峰、本当に登れるのかな〜💦“ ・・と、一抹の不安がよぎるが、まずは ククリ岩 を登ってからだ。
標高を上げるにつれて、 碧岩・大岩 の岩峰も姿を見せる。
2021年04月19日 09:23撮影
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4/19 9:23
標高を上げるにつれて、 碧岩・大岩 の岩峰も姿を見せる。
ようやく到着した ククリ岩(1355m) の山頂は、三角点があるだけの藪ピークだった。 
2021年04月19日 09:07撮影
4/19 9:07
ようやく到着した ククリ岩(1355m) の山頂は、三角点があるだけの藪ピークだった。 
さすがにこの標高になると、新緑にはまだ早いようだ。
しかし、よく見れば山頂周辺の藪は、西上州名物の アカヤシオ の園だった。 まだ固い蕾状態だが、GW頃は見頃になるだろう。
2021年04月19日 09:23撮影
4/19 9:23
さすがにこの標高になると、新緑にはまだ早いようだ。
しかし、よく見れば山頂周辺の藪は、西上州名物の アカヤシオ の園だった。 まだ固い蕾状態だが、GW頃は見頃になるだろう。
双耳峰の 二子岩 が迫ってくる
2021年04月19日 17:10撮影
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4/19 17:10
双耳峰の 二子岩 が迫ってくる
そして、二子岩東峰 へは、立つはだかる東壁の右寄りにルートをとる。 ここもルート取りが肝心となる。
上手く立木の生えたラインをつないで登れば、マツの木の生える 二子岩東峰 に着く。
2021年04月19日 09:26撮影
4/19 9:26
そして、二子岩東峰 へは、立つはだかる東壁の右寄りにルートをとる。 ここもルート取りが肝心となる。
上手く立木の生えたラインをつないで登れば、マツの木の生える 二子岩東峰 に着く。
さて、東峰ピークに着くなり、東峰より手ごわそうな西峰 が、 “おいでおいで” と待ち構えている。
“今、いくよ〜 ♪” と、ワクワクと、ドキドキが止まらない。 
2021年04月19日 17:10撮影
4/19 17:10
さて、東峰ピークに着くなり、東峰より手ごわそうな西峰 が、 “おいでおいで” と待ち構えている。
“今、いくよ〜 ♪” と、ワクワクと、ドキドキが止まらない。 
2021年04月19日 09:27撮影
4/19 9:27
2021年04月19日 09:28撮影
4/19 9:28
東峰と西峰のコルから左側へ回れば西峰ピークへの巻き路?があるようだが、私たちはロープが有るので、コルからそのまま岩稜(西峰の東稜)を直登した。
安全を考慮して、コルから岩峰トップまで、50mロープ1本をフィックスし、各自、ロープにバックアップを取りながら登る。
2021年04月19日 09:42撮影
4/19 9:42
東峰と西峰のコルから左側へ回れば西峰ピークへの巻き路?があるようだが、私たちはロープが有るので、コルからそのまま岩稜(西峰の東稜)を直登した。
安全を考慮して、コルから岩峰トップまで、50mロープ1本をフィックスし、各自、ロープにバックアップを取りながら登る。
2021年04月19日 08:58撮影
4/19 8:58
二子岩からみるククリ岩
2021年04月19日 09:28撮影
4/19 9:28
二子岩からみるククリ岩
二子岩からみる大岩・碧岩
2
二子岩からみる大岩・碧岩
西峰からの下降はラペルで。
2021年04月19日 08:58撮影
4/19 8:58
西峰からの下降はラペルで。
2021年04月19日 08:58撮影
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2021年04月19日 15:47撮影
4/19 15:47

感想

群馬県南牧村のハイキングコースのひとつに 大岩・碧岩 があるが、その周辺には一般登山道のない岩峰がいくつもある。
そんな中の2つの岩峰が 二子岩とククリ岩 で、藪山ハイキングとしては面白い対象である。

昨年(2020年)の早春に 二子岩 (下記リンク参照)を訪れた時は、3月の予想外の降雪にやられて、山頂までたどり着くことができなかった。
https://hikingbird.exblog.jp/31111787/
今年は、1ヶ月遅らせて、4月の新緑シーズンに、この2つの岩峰を登ってきた。

二子岩・ククリ岩は、一般ハイキングとしては、ルートファインディングが難しい上級者向けのルートだが、読図のできる藪岩ハイカーなら、藪岩入門的なルートと言えるだろう。

ただし、二子岩(特に西峰)を直登する場合は、岩登りの経験が必要なルートであることを忘れないでほしい。
安易に取りつくと、登ることはできても、降ることができなくなる可能性があるので、ロープなどの登攀装備は持参した方が良いだろう。

新緑には少し早い感のある 二子岩とククリ岩 で合ったが、藪が発達する前に両座を登ることができて良かった。

一般登山道のない大岩・碧岩周辺の岩峰、タカノス岩 チョキ オモツ・雨乞岩 のこぎり岩 など目ぼしい岩峰は登ってしまった。
どこかに私を夢中にさせる男・・じゃなくて〜・・岩峰はないかしら? 笑

昨年の3月、思わぬ前日の降雪で撤退したルート。西上州でも最も好きなエリア❤️
憧れのククリ岩、二子岩のピークに立てる事ができ感慨ひとしおです。

アマゾネス軍団+紳士で寒い日でしたが、楽しい一日でした。
藪岩、先がどうなってるかわからないドキドキ感は熟男女の山遊びですね、若いもんはわからないだろなー 
皆さんお世話になりました。また行きましょう。

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