雪解けの富士山 須走口から
- GPS
- 07:42
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,751m
- 下り
- 1,739m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
6合目付近でも樹林帯の中に雪が残りますが、アイゼンがなくても登れます。樹林帯を抜けてしばらく歩き、7合目の大陽館の横から大きな雪渓が現れます。そこから雪渓を直登している人もいますが、ほとんど夏道登山道が歩ける状態にあるため、夏道を辿った方が楽だと思います。ただし夏道が雪渓を横断する場所もあります。 本八合目を過ぎると雪が多くなり、夏道上にも雪が現れます。9合目付近から徐々に雪が締まってくるのでアイゼンがあった方が楽に歩けますが、全体を通して、アイゼンがなくても登頂は可能です。この日は前日?くらいに降雪があったらしく、若干新雪が見られました。 下りはアイゼンがあった方が気を楽にして歩くことができそうです。尻セードで下る方も多くいます。 |
写真
感想
今回は須走口からの富士山日帰りです。なんとか残雪のある富士山を登ろうと計画していましたがようやく登れました。といっても、ほとんど雪もないし夏道辿りましたけど。
なんとか雪の富士山をと考えていたものの、いざ雪渓が現れると正直言ってビビりました。でも足を踏み出してみると意外と行けそう!と感じ、しばらくアイゼンなしで行けました。8合目を過ぎると雪も徐々に増え締まってきたのでアイゼンを装着。夏道を歩くには6本爪の軽アイゼンがあれば十分でした。でも雪渓の直登をするには10本以上あった方が良いのではと感じました。
雪もあったせいか、全体的に富士宮口よりも須走口は辛く感じ、序盤からナメていた・・・と反省して歩きながら、12時までに頂上に着かなかったら引き返そうと考えていましたが、後30分歩けば頂上に行けると確信しなんとか12時20分に到着。あきらめなくて良かったです。でも剣ヶ峰は火口のちょうど対岸にあることもあり、今回はあきらめました。最近剣ヶ峰はパスしています・・・怠けているのかな。
ちょっとだけ白山岳方面へ歩いてみると、富士山の頂上からは初めて見た南アルプスの姿を発見。北岳、間ノ岳、農鳥岳の白根三山でしょうか。この記録を書きながら思ったのは、白山岳まで頑張って歩けばよかったと後悔しています。きっと周囲の山はほぼ全部見えたのだろうなぁ。
下山は雪渓を尻セードで下る人も多かったのですが、私は夏道を下山です。尻セードに羨ましさを感じつつも、パンツが破けるのも嫌だし、ヒップソリも持って来ていないし仕方ありませんね。やっぱり滑って降りてくる方が楽なんでしょうね。
なんとか須走口日帰りの目標と、一応、雪のある富士山を登れて今回も満足しました。来年以降は世界遺産の仲間入りを果たして、富士山には気軽に行けなくなっているのでしょうか?
富士山は眺める山だなんて思っていましたが、ここ数年毎年登って毎回楽しみ方を考えて登ると楽しめる山です。
なんて言っても日本一の山ですからね。今後も富士登山を楽しみたいです。
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