熊野古道 小辺路

2012年07月13日(金) ~ 2012年07月15日(日)

• GPS: 51:30
• 距離: 60.9km
• 登り: 3,727m
• 下り: 4,446m

コースタイム

7月13日8:16高野山駅　9:00千手院橋出発　伯母子峠　19:00山小屋（泊）

7月14日7:00小屋発　三浦口11:00到着　
（三浦峠方面へトライするのは断念。三浦口から蕨尾口の約19kmを車とバスでスルーした。13:30到着）　
15:00果無集落通過　18:00観音堂（ツエルト泊）
　　　　　　　
7月15日7:00発　果無峠　三十丁石　八木尾バス停前下山　
熊野本宮大社12:04着
　　湯峰温泉で疲れを癒して温泉たまご！
　　バスで紀伊田辺駅まで想いを走馬灯のように浮かべながら揺られ　
　　特急くろしおで大阪方面への帰路につきました。達成感ありました。
　　　　

天候

13日晴・夕刻から雨　14日晴　15日晴　　

アクセス

利用交通機関：

電車

高野山駅からバスで千手院橋まで

コース状況／危険箇所等

果無峠から下山中、八木尾バス停まであと40分程度のなんでもない石階段で3m滑落。ストックが折れ左足首をねんざ。　自分の集中力のなさと未熟さを思い知りました。（完治まで3か月かかりました。）

GPSデータの　三浦口⇔蕨尾口　は、当初の計画のままです
実際は、R733→R168で　蕨尾口へショートカットです。

写真

南海高野線で・・・

極楽橋から高野山駅へ

このあたりから小辺路は始まります

顔にもハリがあります

清流の轟音と
橋の上はミストシャワー

スカイラインに合流した時のつらい気持ち　
コンクリート道はイヤダ

やっと人家　

　蝶　に　癒されます　

またしてもコンクリート道

もうすぐ車道ともお別れです

車道にストックはいらないなぁ

熊が出る！！っつて？

ここから山道へ

大股バス停で一息入れたら　伯母子岳へ向かいます

伯母子岳（1344m）は、最初から急登　です

湧水がおいしそう

路肩が崩れているのは　2011年の台風の跡か

もう伯母子峠の小屋かと勘違いしました。

ここからさらに2時間先が　伯母子峠の無人小屋

午後6時　薄暗くなってきました　
伯母子岳山頂に行きたいが山小屋（1246m）へ急ぎます。

山小屋まで　あと1.0km
なんと美しい言葉でしょう

雨が本降りになってきました。

山小屋に到着です。
土砂降り、カミナリの嵐は、この数時間後から始まり夜中まで続きました。　運がよかったことに感謝です。

7月14日　7AM　出発です

神納川　

車道に降り立ちました

三浦口バス停まで車道です

山荘とのことですが、2011年の台風で水道が絶たれて営業もできないとのこと。

台風の爪痕を　見ました。

この橋を渡って　これから　三浦峠へ

三浦峠への道・・・だが・・・・
今11時。予定よりかなり遅れている。
今の時間で、村営の西中大谷橋バス停の14:01発に間に合うだろうか。　体力と気力が落ちている
＜小辺路は断念すべきか・・・＞

タクシーで蕨尾口までショートカットの方策を考えていたところ、親切な方のお力を借りることができ、R168号線の川津バス停まで車で送っていただけることに。　山行が続けられる！　今回2度目の運を感じました。
台風災害で民宿が続けられないという話をお聞きしました。

12時39分乗車でR168で蕨尾口へ

バス停前のお店

GPSデータ（三浦口→蕨尾口）は、
当初計画のままにしています。

実際は
三浦口→バス停（川津）→バス停（蕨尾口）
で移動しました。

バス停（川津）付近の三叉路

おかげで計画通り再開することが
できることになりました

この橋を渡って　
いよいよ果無峠に向かいます

果無へ入ります。

コーヒータイム

果無集落です

民家の中央を通過させていただきます

観音堂に到着　水がこれほどありがたく・・・

ツエルト　設営　
フライ付で前室ありです

写真に写っていないのが残念ですが、
素晴らしい蛍の乱舞が
観音堂の前で一人占めすることができた

これは　LEDランタン

7月15日　朝は雨も上がりました。

果無峠からの　雲海　

あれは　果無集落　雲海から現れ…

雲海に消えていく…

3m滑落の現場です

下山まで40分のところで・・足首捻挫
不運でしょうか・・・・

雲海の隙間に

下界が見えます。
まだ運がよかったと（3回目の運でしょうか）感謝

車道にでました。

道の駅で・・
　ドライブ観光客との温度差を感じる

2年前に来た　中辺路　とつながりました　

熊野本宮大社　到着　12：04

2010年の中辺路・2012年の小辺路　達成！

湯峰温泉のつぼ湯は　熱い熱い　

バスで紀伊田辺駅まで移動
JR紀伊田辺から特急くろしおで　我が家へ　GO
◆車中　強烈な足首の痛みが襲ってきました◆

＝＝熊野の台風災害の復興を祈ります＝＝

感想

しっくすの山歩き😃

2010年に　中辺路（アイリスパークキャンプ泊）に続いて
2011年の台風から1年後に　熊野小辺路へ　行きました。

1年後でも台風の爪痕がインフラに打撃を与え、まだ営業できない
民宿・山荘が多く、観光客も激減で、営業継続が困難かも・・という
お話も聞きました。

そこで生きて生活しておられる方々の厳しい現実を改めて知りました。

また　熊野古道　行きたいです　　　　・・・・・・・・2013年6月UP