小太郎山から鬼ヶ煩 - 陽気に誘われ重い腰をヨッコラショっと。
- GPS
- 08:58
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 913m
- 下り
- 909m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
小太郎山の先から鬼ヶ煩手前までだけが登山道です(快適でした)。 登山道以外の多くは、藪あり急斜面ありでお勧めできません(鬼ヶ煩周辺を除く)。 標高600mで採石場の上端に出ますが尾根上なので回避できず、やむなくブル道を歩きます。P699.2に続く尾根への復帰は、藪の急斜面ですが尾根半分が削られた崖の右から入るしかないでしょう。 小太郎山を通過後は、早めに登山道に合流することを勧めます。(尾根筋が結構な藪なので) 標高750m辺りから登山道と破線のズレが大きくなるので、私のように鬼ヶ煩あるいは大笹山を目指す場合は、自分が破線上にいるものと勘違いしないよう注意が必要です。(八溝山を目指す場合は登山道を進めば良い) 終盤P635の先の尾根筋の下降は、冬場ならまだしも草木が繁茂し始めてからはトゲの藪が激しく無理です。なので尾根筋は諦めて素直にブル道を降りるべきなのですが、東斜面のブル道は流失箇所があるだけでなく落石の危険があるので西斜面のブル道が安全です。ただ早めに決断しないと東斜面のブル道でしか降りられなくなるので要注意です。私がそうでした。なお、この日は付近で林業作業中で、本来この一帯は関係者以外立入禁止でした(下山後林道の看板で確認)。申し訳ありませんでした。山側から来てしまったためお許しください。 |
その他周辺情報 | 下山後の車道には採石場が隣接しており、数百mの砂利道をダンプカーが往来しているので、通過時の砂埃が酷いです。この日は土曜日のせいか時間帯のせいか、前回(月曜8時半頃)よりずっと少ない3台とすれ違っただけなので少しマシでした。休日が休業日かどうかは不明です。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2021/04/24 21:40) |
写真
装備
備考 | 当ルートが八溝山塊であるとの私見から、山行記録のエリア名を「日光・那須・筑波」にしました。 |
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感想
ほぼ2ヶ月ぶりの山行です。
ナンカねぇ。。。気候が良くなってくると、畑だったりDIYだったり色々やることがあって。な〜んてのは言い訳で、たぶん時間がたっぷりあって山にはいつでも行ける今の状況がモチベーションを下げている、というのが正解な気がする。
ただまぁ、別にいいじゃない。行きたい時に行けば。と思っています。
さて今回の山行は、前回と同じ八溝山塊の福島側です。
心配した序盤の小太郎山までは、想定内のヤブは良しとして砕石場が歩く予定の尾根にまで侵食していたのは想定外でした。
小太郎山は地形図に載っている山にも拘らず、山頂を示すのがテープに手書きされた山名だけという少々寂しい山でした。登山道も眺望も無いからしょうがないか。
小太郎山の先からは八溝山に向かう登山道に合流します。普段から登山道を意識しない私は、しばらく地図上の破線と登山道が同じだと思っていたのですが、そのうち微妙に違うことに気付き、鬼ヶ煩まで無駄に大回りせずに済みました。破線が実際と違うことはよくありますが、ココの場合は破線のズレではなく別の道のような気がします。同じ方向に向かうルートでもそういうことがあるんですね。今後登山道の近くを歩く際は、登山道のルートもGPSに取り込んでおいた方が良いと思いました。
鬼ヶ煩では時間が予定をオーバーしていたこともあってランチにしました。久しぶりのカップヌードルとコーヒー。たっぷり1時間以上静かな山を満喫しましたが、ひとつ凡ミスを犯しました。私はタバコの火はペットボトルの蓋に入れた水をかけて消すようにしているのですが、その際にペットボトル本体を倒してしまい1/3ほどをダメにしてしまいました。倒してこぼれただけでなく開いた口から土が入ってしまったんです。喫煙家の皆さん注意しましょう。でも水で確実に消すのは実践してね。
大笹山との分岐を過ぎた先にはイワウチワ群生地があります。前回歩いた時に見つけていて、haretaraさんによれば西側のどこかにはもっと広大な群生地があるらしいのですが、ここでも十分です。もう終盤なのかもしれませんが、まだまだ足の置き場に困るほど一杯咲いていました。
そしてついに最後の難所(と言っても前回登った印象ではそれほどとは思っていませんでしたが)に到着。ココを降りたら山行は終わりかと少し残念に思いながら降り始めると、鬼下りはともかくトゲ植物が繁茂していて袖の上からでもしっかり刺さるので途中で断念。仕方なく気の進まないブル道で降りることにしましたが、ブル道はトゲ植物は無いものの相当の荒れ様に加えて谷筋では落石の匂いがプンプンするのです。しかも下では伐採した木をトラックに積み込む作業をしているので、見つかったら何かしら言われるに違いないと気を揉みながら慎重に降りて行きました。何とか無事に降りると、幸か不幸か作業員は伐採地に向かっていておらず難を逃れましたが、角度的には見えていて不思議ではないので単に無視されただけなのかもしれません。この場を借りて、申し訳ありませんでした。
さて、次回はいつになるのでしょう。自分でもわかりません。
コメント
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kinoeさん、こんにちは。
何だかんだ言って、やっぱり薮が大好きなんですよね
写真11は枝に棘棘があるので多分タラノ木だと思いますが、だいぶ成長している様で食べ頃は過ぎているように見えます。と、偉そうに言う割に自分もワラビ以外は手を出しませんけど イワウチワの群生は凄いですね。奥多摩や奥武蔵でこんな写真をアップしたら直ぐに花好きハイカーさん達が大勢押し寄せるんじゃないかと心配 になります。
タバコの件、最近多発した山火事もあって周りに人がいなくても山中での喫煙は気になります。自分は、山行の時は電子たばこを持っていくようになりました。これだと火を使わないので火事の心配はありません。味はまあ・・・慣れました
採石場はどこも土曜は操業中なんでしょうね。先日行った十万峰でも川塩の採掘場はガンガン操業していて砕石を満載したダンプが何台も往来してあたりの道路が真っ白でした。それもあって、丸神ノ滝駐車場に車を停めました。
次のヤブ山山行はどちらでしょうか。楽しみにしております
mame302さん、
いつも言っているように、ヤブは好きではありません。奥武蔵と違って、コッチでVRを歩いたらほぼ漏れなく付いてくるだけです。ただ、自然のままだという意味で許容はしている感じですけど。
電子たばこですか。う〜ん、正直いろんな事がわからないんですよ。味にこだわりはないし調べてみようかな。
コロナのこともあるので次回もVRでしょうけど、ヤブが少ないことを祈るだけです。
こんにちは
どこもかしこも伐採地ばかりで、歩くところが少なくなってきましたね。
茨城・栃木・福島の杉や桧は、丁度伐採時期にあたってるのでしょうかね。
写真32は、シハイスミレでしょうね、
写真11はタラの芽です。一度誰かが収穫し2番目に出てきた芽は赤いです。
この伐採地も、数年後にはコシアブラの宝庫となりますよ。
haretaraさん、
やはりタラの芽でしたか。他にもありましたが採られた後みたいでした。割と陽当たりが良い場所に育つ印象ですね。
私は木、花など植物の名前がさっぱりなので、haretaraさんが羨ましいです。せっかく山を歩くのでメジャーな山菜くらいは覚えたいんですが、これがなかなか・・・
伐採地ですが、眺望があるし私はそれほど嫌いではありません。ただ、なぜかそんな場所にトゲの奴が多いので、それが難点ですね。
2ヶ月振りの山行で問題なく歩けるのは、普段の畑仕事やDIY、お孫さんのお相手などで、結構運動になっているということですね。
私は3ヶ月半の山行自粛期間中に、たまの散歩しかしていなかったので、すっかり山行用筋肉が落ちてしまったらしく、軽目の山行再開3回目でも膝周りの筋肉痛がまだ残る状態です。
下山地点が進入禁止は、バリルートのあるあるですが、事前に情報を得るのは難しいですね・・・
ペットボトルの水1/3で済んで良かったですね。私は前回山行でザックから出したペットボトルがコロコロと転がっていき慌ててしまいました。
では、また。
hikeさん、コメありがとうございます。
なるほど、2ヶ月ぶりにしては大した筋肉痛にならなかったので、これはきっと頑張れるだけの筋力がなくなっていたからだと思ったのですが、もしかしたら畑仕事とかの好影響があったのかもしれませんね。
とは言え明らかに体力は落ちてきているので、そろそろ私もhikeさんを見習い、体力維持を意識した山歩きをすべきかなぁ、などと考えております。
ちなみにこのご時世なので、残念ながら孫にはとんと会えていないのでした。
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