白山 白川郷平瀬から
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,530m
- 下り
- 1,530m
コースタイム
13:01下山開始 〜 13:15白山室堂ビジターセンター(25分間休憩) 〜 16:40平瀬登山口
天候 | 晴れ 正午過ぎから山頂部一時ガス発生 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道156号線から白山公園線(平瀬〜大白川)で平瀬登山口駐車場までは、舗装された林道ですが、狭くカーブ多いので注意が必要です、要安全運転! |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備された登山道で歩きやすい 白山室堂ビジターセンターの有る、高天原や賽の河原、室堂平付近は、残雪のため夏道が隠れています。 この辺りはだだっ広い場所のため、登山道が見つけにくいと思いました、天候不良時は、確実なルートファインディングが出来ないと危険です。 私たちは雪渓歩きもアイゼンは使用せず、ほかの登山者の方もアイゼン装着者は見受けませんでした。 アイゼンはザックの中に入れては有りました。 |
写真
感想
前日16日に富山県高岡市で結婚披露宴があり、その晩は高岡泊。
翌日岐阜の自宅に帰る途中に白山が有るので、どうせなら白山に登ってから帰宅しようと、今回の山行計画と成りました。
午前3時に起床して、明るくなった頃には山行開始出来るようにと、就寝前に連れと打ち合わせしたにも関わらず、目覚めたら午前5時でした。<本当に予定だけでした
支度して、途中の牛丼屋で朝ごはんを食べ、登山口に到着できたのは午前7時過ぎです。
起きられなかった原因は、携帯電話のアラーム機能で目覚まし時計をセットしたつもりが、携帯電話自身がマナーモードになっていたため、音が鳴らずでした。<残念
何時ものようにいきなり登山口です・・・
ヤマレコユーザーのコースタイムを拝見すると、山頂まで4時間〜4時間半ほどの様です、HandM夫婦はドン亀ゆえ、5時間あれば山頂にたどり着けるだろうと予測。
亀は亀なりに無理をしないでゆっくりと登ります。
6月半ばのこの北陸の百名山は、すっかり春を迎えていて、登山道沿いはまるで花畑の様です。
花の名前を知らないHandMですが、次から次へと現れる新たな花に目を奪われ、そのたびに立ち止まって写真に収めて居るため、なかなか前に進めません。
あまりにも花が咲き乱れているので、植物図鑑が欲しくなってしまいました、あらたな物欲です。
大倉山避難小屋まででも結構な道のりで、日差しが強いこの日は暑くて汗をかきました。
ひょっとしたら、大倉山から御前峰までよりも、登山口から大倉山迄の方がきついかも。
所々に雪渓が現れて、夏道を消していますが、長くても数十メートルも歩けば夏道に戻れますので安心です。
雪はザラメ状で、時々踏みぬいた跡が有ったりしますし、気を付けないと自分が踏みぬきます。
HandMは3回ほど踏みぬいて、片足全部雪の中に突っ込みました。
スパッツもアイゼンも必要は感じませんでしたが、寒気が入って気温の低下などがあり雪が氷ればアイゼンは必須でしょう。
HandMも念のためアイゼンはザックの中に入って居ました。
カンクラ雪渓を右手に見ながら、残雪の中を上を目指します。
はい松の茂みと残雪のパッチワークは、夏道を隠してしまっていてルートがみえません。
HandMが登った時には、赤い目印の付いた竹の竿はまだありませんでした。
はるか前方の上部に登山者が見えたので、それを目印に雪渓上にルートを決めて頂上を目指しました。
本当は白山室堂ビジターセンターの水場で、昼ご飯時の水を汲む予定でしたが、白山室堂ビジターセンターの場所が分からず、立ち寄る事が出来ませんでした。
雪渓の途中で夏道に出ます。
高天原(タカマガハラ)と呼ばれるその場所は、頂上と白山室堂ビジターセンターの間にある所で、その場所から夏道を少し下って見晴らしの利く場所で白山室堂ビジターセンターを見つける事が出来ました。
しかし、ビジターセンターは結構下に見えるので、水汲みは断念。
そのまま頂上を目指して歩いて行きます。
百名山の一座だけあって、登山者を多く見かけます。
とは言え、本日は月曜日ですから、その数は知れています、十数分に一人とすれ違えばよいとこです。
亀の呪いにとり憑かれたか、亀悪魔と契約を交わしたHandM夫婦は、恐ろしく遅いペースで登頂。
今日は連れの膝の調子が悪いらしくちょっと心配だ。
今日の昼は何時もの炊飯を止めて、前回の常念岳への登りで食べて気に入った「焼きそば」にした。
昨日、結婚披露宴の始まる前に、高岡市のイオンモールに行って買い出ししておいた食材だ、もちろんカット済の野菜も一緒に。
しかし、肉を買うのを忘れてしまった<泣
いつものフライパンで一人前づつ作って、合計3回も焼いてしまった。
3人前入りのパックなので3回焼くのは当然だが、フライパンが小さすぎるのも考え物だ。
今回は新たに手に入れた「プリムス スパイダーキット」の類似品で、ブラントンのスパイダーキットを持ってきた。
お気に入りのプリムス2243バナーをそのまま、ガスタンクと別体で・・分離して使えるため、バーナーの全高が低く抑えられると言う物で、重心が下がる=安定すると言う狙いのアイテムに成る。
しかし、プリムス製はすでに生産中止、ブラントン製もすでにカタログ落ちしている様で、USアマゾンで検索してもこのスパイダーキットはヒットしなかった。
ヤフオクに送料込みで浅使用のブラントン製が出て居て、しかも即決価格有りだったので、迷わずポチッってしてしまった。
室堂ビジターセンターへ下りて、水場で水を汲んでから本日のお茶の時間にする事にした。
ビジターセンターの建物を裏手に回り込み、こんな所?って場所で水汲み。
このビジターセンターは予約客しか宿泊できないし、テント客はかなり離れたテント場でキャンプするのがここ白山流らしいから、仕方ないか。
ビジターセンターの宿泊客は、建物内の蛇口から出る水を使い、外の水場に水を汲みにく必要はないのだから。
水場で水も汲んだし、お茶の時間にするかなって、ザックを広げていると、西の谷から黒いガスが湧き上がって来て山頂方向へ流れる。
連れと顔を見合わせ、雨に降られるのも嫌なので、ザックを片付けて早々に出発。
下りに飲む水の補給の為でも有ったので、ビジターセンター寄りは必須だったのだ。
ビジターセンターから平瀬登山口へ向かうルートは雪に隠れてしまって見えない。
GPSで方向を確認していると、ちょうどビジターセンターの方が赤布の目印付きの竹竿を立てながら歩いて行く。
このだだっ広い室堂平も目印が有れば簡単に歩ける。
有難い竹竿に沿って歩いて行くが、ちょっとばかり竹竿の間隔が広すぎやしないか?
最後の竹竿から這い松の中にある登山道が見つからずに、ルートミスをしてしまった。
まあこれはHandMの経験不足からくるミスなので仕方がないが、視界不良時の事を考えると、ちゃんとルートが読める人じゃないと、この残雪期には道迷いの原因になりかねない。
平瀬への登山道を見つけたHandM達は、登りには見つけられなかった花を見つけては、道草を食って居るので、相変わらずの亀ペース。
しかも、連れの膝は登りの時よりも状態が悪くなってしまった。
ゆっくりゆっくり整備された登山道を下って16時40分頃にやっと登山口に到着。
登山口脇にある蛇口の水で顔を洗いひとまずサッパリ。
痛めた膝でもなんとか下山出来て良かった、動けなくなったら大変な事だった。
下山後は大白川の林道を平瀬まで下り、道の駅に併設された「白水の湯」に浸かって汗を流した。
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下記のURLから割引券をDLして行けば\500でOKですよ。
http://www.hidahakusan.jp/spa/coupon.pdf
さてさて、初心者HandMの脚力不足がまたもあらわに成ってしまった今回の山行では有ったが、雄大で綺麗な景色を楽しめる稜線歩きを堪能出来たので満足です。
次回は7月の1〜2日で燕岳を狙って居ますが、梅雨時だけに無理かな〜?
雨降ったら行かないし。
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