焼岳(新中の湯〜上高地)


- GPS
- 06:55
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 971m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8:00の時点で駐車場は満車。 路駐している車がいっぱい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 【新中の湯〜焼岳山頂】 ・危険個所なし ・途中雪渓が2箇所あるがアイゼン不要。 ・焼岳山頂は休憩や昼食をとっている人がたくさんいた。 【焼岳山頂〜焼岳小屋】 ・ザレているので滑らないように注意する。 ・焼岳小屋ではちょっとした休憩場所がある。 【焼岳小屋〜上高地】 ・危険個所なし ・長梯子がかかっている場所が数か所ある。 |
写真
感想
前日の白馬岳に続く日帰り山行2日目。
今回は焼岳に登ることにした。
前日の白馬岳では雨と風でひどい目にあったが、今回の焼岳は梅雨の合間の好天が期待できそうだ。
焼岳というと、火山で溶岩で埋め尽くされていて、噴煙が今でも立ち上る、そんなイメージを持っていたが、新中の湯の登山口からしばらくは巨木が立ち並ぶ樹林帯を歩くことになり、早くも自分のイメージとは異なる雰囲気だった。
木の葉の間から日の光が差し込み、新緑と青空に包まれながらのんびりと山頂を目指す。
樹林帯を抜けると視界が開け、目の前に双耳峰の焼岳が現れた。
そこには笹の原が広がり、太陽の光を受けてキラキラと輝いていた。
沢には雪渓が残り、雪と雲の白、笹の緑、空の青が絶妙のバランスで絶景を作り出していた。
正直真っ黒火山のイメージだったので、良い意味で予想を裏切られた。
こんな天気の良い日はせかせかと歩かずに、のんびり景色を見たりお茶を飲んだりしながら歩く方が贅沢というものだ。
焼岳山頂に着くと人がたくさんいたが、山頂湖寄りの片隅で紅茶を飲みながらお菓子を頬張る。
笠ヶ岳や穂高岳は残念ながら頭を雲に隠していたが、穏やかな天気の下、絶景をみながらのティータイムはこの上なく贅沢なものになった。
下山は上高地方面へ、まずは焼岳小屋を目指す。
焼岳の周辺にはなぜかイワカガミが群生しており、独特の雰囲気を出していた。
そのイワカガミやツガザクラ等の写真を撮りながら、ザレた道を滑らないように下っていく。
そして焼岳小屋で昼食タイム。
木のテーブルとイスがあったので、そこでバーナーやら食材を広げてプチ贅沢ランチ。
冬にはなかなかできなかった焼きウィンナーも復活。
(冬はテントの中でしか料理ができないので焼き物はNGだった^^;)
そこから上高地までは見た目は近かったが歩いてみると意外と遠かった。
上高地に到着すると、今度はコーヒータイム。
その頃には西穂、奥穂、前穂から雲が取れ、吊尾根もはっきりと望むことができた。
そんな景色を見ながら、グァテマラの豆を挽きつつホットでコーヒーをいただく。
やっぱり山とコーヒーはセットだね。
久しぶりに夏山らしいのんびりとした山行を楽しむことができた。
そのうち焼岳〜西穂まで縦走してみたい。
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