常念岳
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- GPS
- 06:42
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,697m
- 下り
- 1,707m
コースタイム
天候 | 晴れ、爆風、山頂はにわか雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
約1か月振りの登山、歩けるか不安ではあるが折角の5月連休、行くしかないでしょう。連日天気予報をリサーチしていよいよGoサインが出ました。
思えば土日の度に天気が悪かったのと、孫の風邪が染って動けなくなったりと1か月も経ってしまいました、段々モチベーションも下がってきてこのままだと駄目になると不安でいっぱいでした。
連休に入っても天候が優れず気を揉んでいましたが本日は天気が良さそうなので逃さないよう、事前から準備をしてきました。(百姓、薪の手配、運搬)
いつもの事ですが、山を甘く見ていました、手袋はいつもの軍手、初めから手が冷たい、オーバーグローブは持参してきたがそれでも手が冷たい、山頂で耐えられるのか。軽い10本歯アイゼンを持ってきたが12本歯にすればよかった等。
途中から雪が出てきて、昨日の積雪があったことが解る、何組か追い抜いたら先頭になってしまった。早めにアイゼンを装着してストレスを減らそうと思ったのだが、10本歯では効きが悪い、前常念直下の岩場では西からの強風をもろに受け、このまま先に行けるのだろうかと、常にリタイアの文字が頭に浮かぶ、しかし折角ここまで来たのだからと己との戦いが山頂まで続く。
岩場では雪で下の様子が解らないので足が岩の間を踏み抜かぬように常に注意が必要だ、帰りは更に注意しないと怪我をするなと思いながらも必死で登るが、時折20mを超えるであろうブローが容赦なく体を襲う、地吹雪で舞った雪が顔面に突き刺さる。
稜線に出ると最中上の積雪を踏み抜かないようにラッセルが続く、山頂は見えているのだが果てしなく遠く感じる。
山頂直下の急登は西からの強風を絶えず受けながらの登攀となり顔の感覚が無くなる。
やっとのことで登頂を果たすが強風で長居は出来ない、記念撮影だけ済ませさっさと下山、穂高方面の眺望が無く残念だったがそんな余裕も無かった。
下山途中、常念乗越方面からの登山者を確認したが、本日は登山者が少なくて寂しかった。前常念辺りで追い抜いてきた後続者6名と、新規2名とすれ違ったがこれが本日の登山者全てである。ほとんどテン泊の様だが寒くて眠れるのであろうか、自分も泊りでゆっくり登山も将来的にはしてみたいなと思いながら下山するのであった。
帰りに山頂方面はガスに覆われていた。
ラッセルもあり強風下での山行きで、予定としては蝶が岳周回を考えていたが常念登頂のみでヘロヘロとなってしまった、もっとトレーニングしないとだな。
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