和名倉山 (落合→秩父湖)


- GPS
- 10:49
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 1,669m
- 下り
- 2,257m
コースタイム
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:30
天候 | 5/3(月) PM: 薄曇り。一時雨ぱらつく。 5/4(火) 晴れ。出発直後0℃、山頂で4℃。造林小屋で14℃ (昼前) |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・午前中、柳沢峠から黒川鶏冠山に登り、落合登山口に下山し、この山行に続く |
コース状況/ 危険箇所等 |
■落合→民宿みはらし(三ノ瀬登山口)まで ・とても辛い2時間弱、10kmの車道歩き。運動靴を持ってこなかったことを強く後悔しました。自分にとっては2日間最大の核心部。 ・今回、作場平経由で行きましたが、一ノ瀬経由の方が近道だそうです。 ・犬切峠近くでクマと遭遇しました。ご用心を。 ■三ノ瀬登山口〜牛王院平 ・将監小屋への作業道から分岐した後は、歩きやすい笹道を直線的に粛々と登るのみ。 ■山ノ神土〜東仙波 ・山ノ神土から北へ踏み入れた途端、笹薮が濃くなり少しビビりましたが、少し歩けば道明瞭になり、やがて上は開けてきます。 ・うっとうしいシャクナゲ林を通過したりもしますが、東仙波に近づくにつれ、眺望よくなります。 ■八百平 (川又分岐の手前) ・踏み跡が薄く、少し進路が分かりにくい所がありました。尾根幅が広い上に、障害物少なくどこでも歩けてしまう。ただ、少しでも進路がずれたら滑落するようなクリティカルな道ではないので、アプリ等で進む方向は見定め、時々出てくるピンクリボンを探しながら歩けば問題ないかと。 ■北のタル〜造林小屋跡 ・苔地帯を抜けた後、土の巻道下りで、時々道が分かりにくい所が。これまた、多少ずれても歩けてしまうのがやっかい。大幅にズレればアプリが警告してくれますが。 |
その他周辺情報 | ■民宿みはらし 0553-34-2109 ・三ノ瀬登山口そば。いろいろ面倒見てくれるおばあちゃんの宿。 ・現在、素泊4,500円のみ。食事提供なし。お風呂なし。 ・私は普通の和室でしたが、eclatさんは囲炉裏の暖房付きの個部屋でした。(驚 ・発泡酒・缶ビールは350円。あと日本酒400円だったかな? ・電話で予約入れた時、名前も連絡先も聞かれませんでした(笑)。予約取れてホッとして電話切った後、あれ?と思ってかけなおしたら、おばあちゃん「空いてるから1人くらい何とかなるよ」とのことでしたが、混みそうな時期には率先して伝えた方がよいかもです。 ■将監小屋 0553-32-1044 ・コロナ感染対策のため、今はテン泊だけ。小屋泊はやってないとのこと。 ・宿や山でお聞きした話では、5/2, 5/3はテント40張程度だったそうです。 |
写真
装備
備考 | 持っていけばよかったもの:ウォーキングシューズ、熊鈴 |
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感想
・和名倉山は、公共交通機関でのアクセスが難しく、さらに将監小屋がコロナ対策で泊まれないため、慣れないテン泊か、あきらめて秩父湖からの弾丸ピストンか、となかなか実行に踏み切れてなかったのですが、前日(5/2)に秩父御岳山に登り、山頂から間近にそびえる和名倉山を目にして、気分を煽られてしまいました。先人の方々の過去ログ等を調べてみたら、麓に民宿があって、そこに前泊したら登れそう。所在地も、最寄りのバス停から2時間半の車道歩きを耐えればアクセス可能。そして、5/3と4は気象庁が珍しく太鼓判押す好天予報。今しかない。よし明日行こう!.... と夜11時に決めたのでした。
・予約無いまま、とりあえず早朝家を出て塩山へ。駅から宿に電話して宿の確保はOK。で、時間がもったいないので、午前中は黒川鶏冠山に。昼に下山して、その足で宿に出向きました。正直な所、この2時間半の登山靴の車道歩きが2日間の山行で一番辛く核心部でした。途中、久々にクマさんにばったり会うし、好天のはずが雨は降ってくるし、膝や足を痛めるし、バタバタ。
・民宿みはらしは、雑然としてるけど面白い宿。元気なおばあちゃんがいろいろお世話してくれました。1人部屋で囲炉裏で暖をとる民宿は初めて見ました。個人的には農鳥小屋以来の面白さかも。また、同宿でヤマレコやってる方(eclatさん) に出会い、和名倉山のコースの助言をいただきました。どうもありがとうございました。
・翌日は、寝坊して出発が遅れながらも、後は順調に推移。
・奥秩父の山々の中でも主脈縦走線から外れて奥深く、人少ないと聞いてましたが、この日は全然そんなことはなく、とてもたくさんの人が登ってました。朝8〜9時台は5分に1人くらいで人とすれ違い、山頂は常時5〜10人くらい人がいて、入れ替わり立ち替わり登って来る感じ。秩父湖への下山中も10人の方とすれ違いました。
・眺望的には奥秩父主脈から少し入って、東仙波を過ぎた辺りまでが一番よい感じでした。一方、秩父湖への下山ルートは眺望皆無。ただ、下り初めのコケの絨毯は素晴らしく、また中間の造林小屋跡から先の平坦な道は、鳥のさえずりと新緑の中、ぽっかり休憩するには最高でした。
・ルート全体としても、笹道、眺望の尾根道、苔道、白骨林などなど、光景がころころ変わって変化に富んでおり、奥秩父主脈よりも楽しく縦走できました。
コメント
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先日は,ありがとうございました。eclatこと橋本です。
興味深く記録を拝見しました。
私のしょぼい記録と比べて充実した山行となったことうらやましい限りです。和名倉山は,私が一番好きな山なので,体調等を整えてまたリベンジしたいと思います。その間民宿もやっていてほしいです。
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