ピセナイ山〜絶景、日高山脈のビューポイント!
- GPS
- 08:19
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,188m
- 下り
- 1,174m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
静内ダムから数キロ地点で路肩が崩れて危険なので手前の道路脇 に車を置いて歩きました。 一つ目の橋を過ぎて直ぐに土砂崩れ箇所が有り、その後に数か所繰返し土砂崩れが続きます。 大きく崩れて80度近い斜度の崩れた斜面を数歩トラバースしたり、やや濡れて脆い斜面を慎重に足場を選んで進んだりと、かなりハラハラの箇所が有り真下はダムの調整湖で滑落すると真っ直ぐ水の中です。 天候や土砂の緩み等を確認しつつ通過する必要が有ります。 新しい登山ガイド以上に林道の崩壊が進んでいます、ピセナイ沢沿いの林道まで進むと崩壊はほとんど有りません。 登山道には問題有りませんが、登山口が比較的分かり難いので気を付けた方がいいです。 |
その他周辺情報 | レ・コードの湯に寄りたかったですが、この情勢なので直帰しました。 |
写真
感想
GW後半、唯一天気も雨予報ではない一日、日高の山でも比較的お手頃な山と狙いを定めピセナイ山に行ってきました。
新しい登山ガイドでも林道崩壊となってますが、その手前から路肩も落ちててヤバそうで早々に車を広めの道路脇に止めて歩き始めました。
橋まで行くと手前に一台の軽が駐車していて先行者か山菜取りの方かなぁ〜と思い、橋を通り直ぐに土砂崩れの箇所が有り、二つ目の土砂崩れ箇所を通過すると中年の女性がスライドし、「もぉ〜下山ですか、早いですねぇ〜。」と挨拶すると、「とても危なさそうな場所が有って、恐ろしくなって戻って来ました、連れはそのまま登ってます。お気をつけて。」と答えて、げぇ〜もっとヤバそうな箇所が有るんだと、覚悟を決めて前進しました。
すると間もなく、右手の山側の岩壁が防石ネットを突き破り調整池に崩れ落ちている箇所が有り、80度位の斜度の土砂の上を数歩トラバースして進みました。
そして、更に水分を含んだ土砂で足場が崩れやすい個所も有って、足の下は10メートル以上有る調整池でハラハラで通過し、戻る時は疲れているから今以上に気を付けようと思い登山口に向かいました。
第2ゲートからピセナイ沢沿いを歩く林道は倒木が有る程度で、支障は無く登山口まで進めました。
ただ最後の登山口の表示板で右手の急登を登るところを、深く考えず林道っぽいルートを直進し、あれっ合目表示板が無いなぁ〜と思い、GPSを確認すると何とルートを外れており、右側の緩めの斜面を登って登山道方向に戻り、無事に登山道に復帰し間もなく三合目表示が有りました。
四合目を過ぎた頃からやや急登になり、五合目から六合目の間は細尾根の急登です。
五合目の少し手前から左手の向こうに白い峰々が見え始め期待感が膨らみ黒い影のターゲットもはっきり見えました。
六合目でようやく少し平らな休憩ポイント、でも登山道そのものはさほどの距離も無いので山頂へ急ぎます。
少し北側から風が吹き付け、八合目付近からダケカンバに付いた霧氷がバラバラと降って、所々に残雪も有りました。
九合目手前で、土砂崩れ箇所でスライドした方の連れと思われる中年男性とスライドし、ニセピークを越えて一気に山頂…何と目の前に北海の背骨の如く白い峰々が続いてます!
すんばらしぃ〜の一言、確かに日高山脈の展望台と言うだけ有るなぁ〜と実感。
ちょうど目の前の中央にどぉ〜んと1839峰が鎮座し、いずれもキレキレの山並みで先月のついこの間、田中陽希さんが幌尻岳、カムエク、ペテガリ、神威と縦走したんだと思うと、すんげぇ〜なぁ〜と感心し、夏から秋には幾つかの峰にはお邪魔したいなぁ〜熱い視線を送りました。
山頂貸切りで日高山脈を愛でながら山ラーで腹ごしらえをし、まったりカフェタイムと山頂は手前ほど風も無く寛ぐことが出来ました。
下山したくない病が発病しそうになりましたが、本日の第2ミッションと長い林道を戻る事を考えいそいそと登山道を下りました。
ちょうど、登る時に復帰した三合目を通過して間もなく、ソロの中年女性とスライドし「山頂は風も無く、少し雲は有りますが日高山脈バッチリです。」と話して別れました。
その後、直ぐに足下を見ると有るわ有るわ第2ミッション開始、でもこれって比較的足場の悪い崖状態の所に多くて、ほどほどの箇所で採ってキリがないので手頃な量で打ち止めにして下山再開、なるほどこんな急登を登山口から直ぐに登ってたんだと登山道を再確認しました。
また長い林道を歩いて、途中で目に付いたタラの芽を少々採って、再び危なっかしい林道崩壊箇所を通過して、ようやく車に戻りました。
すると、下山の際にスライドした方と思われる車も私の前方に駐車していました。
こんな素晴らしい眺望の山が、林道が崩壊して遠くなってしまうのはとても残念なことです。
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