まだまだ冬の燕岳
- GPS
- 26:59
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,307m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 5:52
天候 | 1日目:晴れのち吹雪 2日目:晴れのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
長野道の安曇野インターチェンジを下りて白馬・大町方面へ直進、安曇野インター北交差点を左折し、495号線(豊科大天井岳線)を道なりに約7キロ進み、北海渡の交差点を右折すると25号線となり、そのまま道なりに約7キロ進み宮城の交差点を左折すると、327号線(中房線)に入るので、林道を道なりに約14キロくらい走ると中房温泉駐車場に到着します。 途中から道が狭くなりますので、すれ違いに注意して走りましょう。 【駐車場】 中房登山口 安曇野市営第1駐車場(無料) 約50台程度止めることが出来ます。 【バス】 中房温泉行き定期バス(南安タクシー:0263-72-2855) URL:http://www.nan-an.co.jp/modules/bus/top/nakafusa/ 安曇野の里(6:25)〜中房温泉(7:35)料金:1,800円(大人) 【トイレ】 中房温泉登山口にトイレがあります。 登山道の途中では、合戦小屋、燕山荘にトイレがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆中房温泉登山口〜第一ベンチ 中房温泉登山口を出発すると準備なしで、いきなり急登が始まります。 大きな段差を越えて行きますので、初めはゆっくり歩きましょう。 第一ベンチまでは雪はありません。 ◆第一ベンチ〜第二ベンチ 第一ベンチから第二ベンチも変わらず急登が続きます。 第二ベンチまでも雪はありません。 第二ベンチに到着すること少し雪が出来ます。 ◆第二ベンチ〜第三ベンチ 第二ベンチから上は登山道に雪が着いているところが増えてきます。 また、急傾斜のところも増えてきますので、雪道を歩くのに自信が無い場合はアイゼン又はチェーンスパイク等を装着しましょう。 私達は第三ベンチ手前の急斜面の前にアイゼンを装着しています。 ◆第三ベンチ〜富士見ベンチ 第三ベンチから上は登山道に常に雪が着いていました。 富士見ベンチまでは急傾斜となりますので、アイゼン等必ず装着して歩きましょう。 ◆富士見ベンチ〜合戦小屋 急傾斜な登山道が続きます。 登山道に常に雪が着いている状況です。 ◆合戦小屋〜合戦沢ノ頭 合戦小屋は売店が営業していました。 合戦小屋から上は冬道となり、合戦沢ノ頭まで直登となります。 雪はしっかり締まっていたので、アイゼンも良く効き歩きやすかったです。 ◆合戦沢ノ頭〜燕山荘 合戦沢ノ頭から風が強く、雪が降ってきました。 いままで快晴だったので急変といっても良い感じです。 傾斜はそこまで余りませんが、吹雪いて視界が悪です。 暴風体制を取りながら慎重に登りました。 燕山荘にあと少しのところで風が大変強くなり、燕山荘まで回り込むのに苦労しました。 冬はぐるっと回って玄関に行く感じとなります。 ◆燕山荘〜合戦沢ノ頭 風は多少ありましたが、天気が良いので昨日より快適です。 昨日降った雪がふかふかで気持ちよいです。 団子りますが・・・ ◆合戦沢ノ頭〜合戦小屋 合戦沢ノ頭から合戦小屋は急傾斜の下りとなりますので、滑落に気をつけて歩きましょう。 まだまだ、堅い雪でしたので、アイゼン効かせて降りてきました。 ◆合戦小屋〜富士見ベンチ 段差の大きい急傾斜の下りとなりますので、アイゼンを効かせながら慎重に下って下さい。 ◆富士見ベンチ〜第二ベンチ 急傾斜の下りとなります。 雪も着いていますので、慎重に下りましょう。 結局第二ベンチまでアイゼンを履いた状態で降りてきました。 ◆第二ベンチ〜中房温泉登山口 所々、雪がありますが、アイゼンの必要はありません。 滑らないように歩きましょう。 |
その他周辺情報 | 今回は前泊として、ビレッジ安曇野を使用しましたので、車一台を中房温泉駐車場に置き、もう一台をビレッジ安曇野に置いてバスにて中房温泉を目指しましたので、帰りもビレッジ安曇野でお風呂に入りました。 【日帰温泉】 ビレッジ安曇野 〒399-8201 長野県安曇野市豊科南穂高6780 TEL:0263-72-8568 URL:https://vil-azumino.jp/ 日帰り入浴 500円/大人(モンベルカードで50円割引) 営業時間 AM10:30〜PM 10:00(PM9:00までに入館) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
登山地図
コンパス
笛
登山計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ツェルト
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
アイゼン
ピッケル
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感想
今年のGWは当初立山に行こうと計画をしていましたが、天気は持ちそうなものの、強風の予想となっており、雄山、大汝山、富士ノ折立、真砂山、別山と3,000m級の山々を回るのが厳しそうだったので燕岳往復に変更しました。
燕岳であれば、多少風があっても燕山荘まではたどり着くことが可能と判断しました。
実際、合戦小屋までは天気も良く風も気にならず、快晴の中楽しく歩いていましたが、合戦小屋を越え、合戦沢ノ頭あたりから吹雪となり、燕山荘に到着したときは春の山から冬山へ変貌しておりました。
やはり、ゴールデンウィークはまだまだ冬山です。
結局、その日の燕岳への登頂は諦め燕山荘でまったり談話していました。
燕山荘は感染対策がしっかり取られており、アルコール除菌、アクリル板等が設置されていました。
その後、夕方まで天気は回復せず、夕ごはんを食べて、オーナーのお話を聞いてから就寝となりましたが、一晩中ずっと強風と雪が吹き荒れていました。
オーナーのためになる話は、常に心がけている事ですが、初心に戻る感じがします。
そのときに見せて貰った雷鳥の雛の写真が大変かわいらしかったので、その時期をめがけて再度入山してもいいかな〜と思いました。
次の日は4時半ぎに起き、外の様子を見に行きましたが、昨日の雪が嘘のように良く晴れていました。
燕岳、槍ヶ岳等もよく見え、遠くに富士山も確認することが出来ました。
ただ、風はまだ残っていたため、山頂に行くかはごはんを食べてから決定することにしました。
とりあえず、日の出を眺め、燕岳、槍ヶ岳等の写真を撮ってかなり満足していましたので、強風が続くようであれば、無理に登頂しなくても良いかな〜と思いながら朝ごはんを食べに行きました。
ごはんを食べて出発の準備をしていると、やはり風は強く、数名の方が山頂を目指しておりましたが、穂高の方面から雨雲が近づいてきているのが見て分かったので、山頂へのアタックは取りやめ、そのまま中房温泉に下山することとしました。
一緒に行かれた方も、燕岳には登頂しているので、無理せず次回の楽しみとしました。
下山は、合戦小屋までは多少風が吹いていましたが、その後は風もなく順調に下って、10時40分くらいに中房温泉登山口に到着です。
少し前から雨が降ったりやんだりしていましたが、中房温泉のトイレ前で荷物を整理し、第一駐車場まで歩いて無事下山となりました。
今回の山旅で、やはりGWはまだまだ冬山であることを再認識させられました。
冬装備で登ってきているので問題はありませんが、夏装備で来られる方も多いと聞きますので、しっかりとした装備で登って頂ければと思います。
山頂には登れませんがでしたが、燕岳の写真も撮れ良い山行となりました。
次は大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳まで抜けて行きたいと思います。
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