羊蹄山(比羅夫コース)
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- GPS
- 10:10
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,601m
- 下り
- 1,600m
コースタイム
08:10 2合目
09:06 5合目
09:57 7合目
10:50 9合目
11:16 お釜の淵に出る
12:01 羊蹄山山頂 12:59
14:01 お鉢を周って比羅夫降り口にでる
14:11 避難小屋分岐
14:27 避難小屋
14:30 避難小屋近くの雪渓の水場
15:08 9合目
15:35 7合目
16:10 5合目
17:02 2合目
17:41 登山口
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道は迷うところは無く、標識もしっかりしている。 9合目近くまでは森の中であまり展望は無い。 お鉢めぐりは山頂から真狩側の下り口ちかくにかけて岩場が連続する。気をつけて進む所。 避難小屋近くの水場は、あと2週間位で無くなるようだ。冷たく美味しく、持って帰って水割りに使用。 周辺に温泉は一杯あるが、ホテルようていに入った。露天風呂から羊蹄山が見える。つるつるして気持ち良い。 |
写真
感想
転勤で倶知安に移った友人に、今年は羊蹄山を登ろうと約束していた。
天気予報を睨みながら、この日と決定して連絡すると、すぐにOKですと返事が来たが、大丈夫かなと心配しながら夜中1時半に家を出た。
朝早く着きすぎて、昼飯などをコンビニで買おうと思うと、今度は札幌の知り合いに会った。彼らも羊蹄山に登ると言う。なんという偶然だろう。
約束の時間に友人はやってきた。そこから二人で半月湖に向かう。
低い雲がかかっている。アンヌプリ側は雲の上が晴れているのがわかるから、多分上は晴れているのだろう。
国道を折れ、駐車場まで車で走っていく。舗装されてはいるが少し狭くなる。駐車場にはもう30台位停まっている。空いている場所に車を止め、支度をする。
トイレはあるが、故障しているのか水が漏れてくる。すぐ横から歩き始めてすぐに登山届のボックスがあり、案内板があった。
羊蹄山に登るのは22年ぶり。あの時はツーリングの途中、突然登りたくなって登ったのだが、結構辛かったとしか覚えていない。
今日はどうだろう。まあ次の予定は無いからのんびり登れば良いでしょう。
最初は森の中をのんびりと登っていく。
一瞬斜度が増すとすぐに風穴があった。その少し先で2合目と書かれた所にでる。木を切って作った丸い小さな椅子が置かれているのですぐにわかる。
景色が変わらない森の中をひたすら登っていくと、4合目手前で雲の上に出た。少し展望がある場所で、ニセコアンヌプリが雲海に浮かんでいる。素敵な景色に何度も感動してしまう。ただ展望が開ける所はあまり無く基本的に森の中を歩き続ける。5合目を過ぎると、道は掘れた所を歩く。これが6合目まで続く感じ。
6合目から8合目までも同じような道が続き、一瞬広がる展望が心を癒してくれる。雲は少しずつ取れ始め、倶知安の街が見えるようになってきた。その向こうに泊原発も見えている。ここから見ると結構近く感じる。
8合目が過ぎると道に岩が一杯転がっている。見上げる先に、お鉢の稜線が見えてきたら、突然前が開けてザレた所になり、そこが9合目だった。ここだけは岩に分岐が書かれていて、山頂は左に折れる。
ここで友人の職場の方とばったり出会う。一息入れ、山頂を目指して登っていく。
約30分でお鉢の淵に出た。ここから時計回りに一周する。途中山頂に寄る感じだ。ただデジ一の調子がおかしい。シャッターが切れなくなってきた。何度も撮影するしかなく、ストレスが溜まる。
京極からの分岐では京極町民登山の方たちが一杯休んでいた。町長も登っているらしい。そこから、間もなく山頂に着く。名古屋から来た方たちが写真を撮り続けるので、なかなか山頂が空かない。嬉しいのはわかるが、もう少し考えた方が良いのではないだろうか。ただ、景色は最高!何度も何度も感動しながら、友人と二人お互いに感謝していた。
約1時間の休憩、食事を取り、名残は惜しいが歩き始める事にした。この先は岩場を歩くことになる。よく見れば岩にペイントされているので、見逃さずに歩けば問題無い。でも最高の天気のおかげで、何度も立ち止まりながら、景色を楽しむ。これが山の良いところかな。
時計回りに一周して、旧小屋跡にでた。昼寝をしている人がいて、気持ち良さそうだった。もう一息歩くと比羅夫への降り口になる。
ここからは往路を降りて行く。途中避難小屋への分岐で立ち止まる。避難小屋近くの雪渓の水が美味しいと聞かされていたので、どうするか話し合い、結局行くことにした。
左に左に回り込むようにして歩いて行くと分岐に鐘があった。一発鳴らして避難小屋に出た。前で毛布を干している方に雪渓の水はと聞くと、まだもう少し歩くとあるよと教えてくれた。たどり着いた水場は、冷たく美味しい水が流れて落ちていた。そこに冷やしてある3本のビールがとても羨ましかったのは言うまでも無い。
ただあと2週間位で雪渓が無くなるので、この水も飲めなくなるらしい。
ここからは9合目に出て、往路をひたすら降りて行くだけだ。ただ雲がかかり始め、午前中ほどニセコアンヌプリが見えないのが残念だ。流石に友人は辛そうに歩いている。時間的制約が無いのでのんびり休憩しながら、歩き続け17時41分登山口にたどり着いた。無事で何より。山に一礼して車に乗り込んだ。最高の天気に素晴らしい景色、出会った多くの方に感謝しながら、温泉に向かった。羊蹄山は良い山だった。温泉に浸かりながら眺めていると本当にあそこに登ったのかなと不思議な感じがした。
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