大岳山南西面の支尾根:大沢右岸尾根（バリエーションルート）

2021年05月09日(日) [日帰り]

• GPS: 06:32
• 距離: 6.4km
• 登り: 890m
• 下り: 900m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:03
• 合計: 6:33

8:48 スタート地点
13:11 13:11 白倉分岐
15:01 15:03 白倉バス停
15:21 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・北秋川から神戸川沿いの道に約100m入った左側路肩の駐車スペース
・その先にある神戸岩駐車場は、公共トイレ利用者以外は駐車禁止です。（新型コロナ感染防止の緊急事態宣言期間中は、駐車場閉鎖のため）

コース状況／危険箇所等

・核心部の岩場:　人それぞれレベルによりますが、私はロープが無いと不安でした。（特に標高800mの大岩を正面突破する場合）840mの岩を越える部分、870mの岩を巻く部分はアルペン的で快適でした。
・目印のテープ類:　多いとはいえませんが、要所にありました。

写真

5/9 1:42

本日はココ行ってみます！松浦隆康さん著『新バリエーションハイキング』大岳山南西面の支尾根�△離魁璽垢任后�

5/9 1:42

手強そうなポイントは標高800mの大岩。私達は自信がないので、訓練も兼ねてロープを持参します。

5/9 8:48

登山口まで徒歩0分。超好立地の路肩駐車スペースです。地元ハンターさんが続々と集まってきたので、私達の車は隅っ子に移動します。ご挨拶と自分達の行動予定をお話して、猟のエリアとは被らないことを確認します。

5/9 8:48

駐車スペースの斜め対面。この石階段が本日の登山口です。

5/9 8:49

松浦さんの著書には『電柱 ｢神戸支9｣ 脇の石段を上がって…』とありますが、その文字が今は色褪せてしまい ｢神戸21-3｣ が目立ちます。

5/9 8:49

石段を上がって出発します。ハンターは私達と反対側、神戸川を挟んだ対岸の斜面へ向けて出発です。

5/9 8:50

笹藪に突入します。人の踏み跡なんだか、獣の踏み跡なんだか分かりません。

5/9 8:54

背丈以上の笹藪。頭から突っ込んで行きます。

5/9 8:57

少しずつ左側の谷にトラバース気味に進むと、笹藪が薄くなり人の踏み跡らしきものを発見！これに沿って今度は右側に斜上すると尾根に乗れます。

5/9 9:04

尾根に乗りました。赤い頭の測量杭あり。尾根末端方向にも踏み跡が伸びているようですが、末端は擁壁で通行不能との情報もあったような？？？

5/9 9:04

急傾斜で藪っぽいところもありますが、踏み跡、赤テープあり。迷うことはありません。対岸からは鉄砲の音が何度か鳴り響きます。

5/9 9:14

標高460m付近で一旦傾斜が緩みます。

5/9 9:26

蒸し暑さと急傾斜にあえぎながらも、標高560m付近でまた傾斜が緩みます。

5/9 9:37

標高654mの平らなピークに出ました。ここから尾根の方向が変わります。

5/9 9:44

長く延びた平らの尾根上のコル。測量杭と赤テープに導かれます。

5/9 10:00

急傾斜が続きますが、藪も無くとても歩きやすいです。

5/9 10:02

露岩が出てきました。いよいよ大岳山南西面らしさが…。

5/9 10:02

まだロープなしで岩を乗り越えて行きます。（今日はロープワークのトレーニングを兼ねているので、ロープを出すタイミングを探ります）

5/9 10:31

核心部の標高800m付近。ここでヘルメットを被り、ロープの準備をします。
大岩は左から巻くのが順当なようですが、私達はロープ持参なので正面突破することにしました。

5/9 10:46

簡単そうに見えましたが、実は結構シビア。足元ズリズリ定まらないので、杖代わりに持参のバイルに頼ってしまいます。（バイル様々です！）

5/9 11:32

標高840m付近。松浦本の ｢岩を越える｣ 辺りかな？ ロープあれば気持ち良くて快適なピッチです！

5/9 12:18

馬頭刈尾根の稜線直下。露岩帯は終わり植林の中の急傾斜です。ここでも最後のロープワークの練習をします。稜線から登山者の声がするので、ちょっと恥ずかしいです。（ここ、全然ロープ使うようなところでは無いので…）

5/9 13:07

測量ポールが出現した直後、一般縦走路に出ました。

5/9 13:08

白倉分岐手前のベンチ。見覚えのある場所へ出ました。

5/9 13:11

白倉分岐

5/9 13:32

標高790m付近ベンチ。眺望良しです！

5/9 14:07

大岳山で『大嶽山』のお菓子を頂きます。（今日はピーク踏んでないけど…。）

5/9 14:07

（微妙ですが）ちゃんと大岳山の姿を再現しています。ザラメの舌触りと甘さ、紫蘇の実の酸味が絶妙です！美味です。オススメです。

5/9 14:43

林道を横断します。

5/9 14:46

鳥居と一丁目を示す石。ここは大岳山への参道のようです。 ｢神様の通り道だから鳥居の真ん中をくぐってはいけないよ。｣ と、昔終わったとおり、端っこをくぐって一礼します。

5/9 14:51

八割沢を渡って再び林道へ

5/9 14:53

大嶽神社

5/9 15:00

バス通りに出ました。バス停対面の酒屋さんで、冷えたノンアルコールビールを購入します。

5/9 15:14

車道から望む大沢右岸尾根

5/9 15:21

無事に一周してきました。駐車スペースには我々のみ。ハンターさん達は、既に獲物を捕ってお帰りのようですね。今日も一日山に感謝。

撮影機器：

Qua phone QX au 京セラ

感想

tententeketen

大岳山はいくつもの顔を持つ魅力的な山です。もっともっと懐に入り込むためには ｢岩｣ を登れるようにならねばなと思っています。