霧と風雨の安平路山
- GPS
- 06:21
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,029m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
天候 | 霧雨、帰りは風雨強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下のゲートから5kmほどのダートですがそれほどの悪路ではありませんが慎重に。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
摺子木山直下から30分程笹漕ぎ地帯、一旦下って少し上がれば雪面とのミックスになります。当日は往路濃霧小雨だったため何度もルートミスをしてしまいました。基本は稜線上を行きますが雪と笹面の連続する場面ではミスしやすくなります。白ビソ山手前からほとんど雪面で歩きやすくなります。しかし稜線の幅が広くなるためルートミスに注意。トレースを見失う事もありGPSが有効でした。 またチェーンスパイク等あった方が良いです。(安平路山直下は雪面の急登です) |
写真
感想
この時期なら笹漕ぎの苦労が無く安平路山に登れると聞いていたので狙っていた。
土日の天気がよそうとの事だったのでこの日に決定。朝起きて中アを見ると上部は雨雲の中に隠れていた。後半は良くなるだろうと信じて出発した。
飯田から大平街道をくねくねと走りゲートのロープを外して5kmほどのダートを慎重に走って登山口に到着した。ここは以前にもMTBで来たりバイクで来たりしていてその中では一番路面状況は良かった。
天気は相変わらずで上部はガスっている。ここまで車で来れれば楽勝かなと思って出発した、最悪はピークハントだけでもと思っていた。
摺子木山山頂部まで来るとシャクナゲは濡れていて歩道も雪面に覆われていて風も強く体も濡れ気味になってきた。山頂で雨具着て下り出す。
直ぐに笹藪が出現、雨に濡れ先がガスで見づらくなっているのに一瞬躊躇したのだが時間も早いので下り出した。ところが笹の下の土は泥濘んでいていきなり尻餅を着く、下が見えないのでゆっくり下る。雨で笹が起きてしまったのかとにかくルートがわかりずらかった。時々見つかるピンクのテープがとても有り難かった。
下って白ビソ山への登りもアップダウン繰り返しながらで、雪面と笹のミックスの登山道はジグザグになっていたりしてわかりづらい、この辺は稜線の幅が狭いので一番高いところを進んで行けば登山道を見失う事は少なかった。
白ビソ山付近からは雪面のトレースを追いかけたが雨で煙り何度もルートミスをした。GPSを固定画面にロックさせて置かなかったため濡れて勝手に設定が変わり現在地の表示が変わってしまいヒヤヒヤした。
摺子木山から白ビソ山まで1時間、そこから避難小屋まで遠景が見えない白い世界の所ばかり歩いていたため長く感じられた。
避難小屋で休憩して天気も回復が見込めそうも無いので山頂に行って直ぐ帰ることにした。ここから山頂まではこのコースの中で一番の急登でチェーンスパイクを履いていたが急斜度の雪面は雨もあってか結構滑ってとても疲れた。
悪天の中ではテンションも上がらず頑張りがきかなかった。
帰りは白ビソ山までそれなりに速度を速めることが出来たのだが、この付近から風雨が強まり横殴りの雨になった。手袋が濡れ靴の中も濡れてしまいザックも重くなってしまった。白ビソ山から摺子木山までがこの日の修行の山行だった。稜線の一番高いところを進んで行ったら脇の小ピークにきてルートミス、危うく別な尾根を下ってしまうところだった。最後の摺子木山への急登もミスして西側に回り込んでしまい別の場所から山頂へ登ってしまった。摺子木山に戻ってやっとほっとする事ができた。
下って登山口で雨具を乾かしながら小屋でカップラーメンを食べていたら、見る間に青空が広がり山も見えてきた。なんでこうなるのと思ったが、今回はピークハントが目的だったので行ってこれただけで良しとしよう。しかし長い修行の山行だった。
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