乗鞍岳剣ヶ峰＆高天ヶ原BC

2021年05月12日(水) [日帰り]

• GPS: 04:23
• 距離: 9.0km
• 登り: 818m
• 下り: 1,357m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:41
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:21

距離 9.0km 登り 818m 下り 1,367m

9:15 位ヶ原山荘
9:58 肩の小屋口
10:51 朝日岳（乗鞍）
10:59 11:00 蚕玉岳
11:04 11:05 乗鞍岳頂上小屋
11:12 11:33 乗鞍岳
11:56 12:13 高天原
13:05 ツアーコース終点
13:17 かもしかリフト最上部（ツアーコース開始点）
13:36 三本滝バス停
13:36 ゴール地点

天候

晴れのち薄曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

春山バス始発便三本滝8：45発に乗車　位ヶ原山荘まで片道1250円
本日の始発便は2台　50名位の入山者　
1台目約半数は観光センターから乗車、そろそろツアーコース下山をあきらめて
バスで下山する方が多くなって来た。
三本滝駐車場は、平日なのでガラガラです。

乗鞍岳春山バス案内
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/haruyama/

コース状況／危険箇所等

山頂周辺は一昨日の降雪で新雪の白い部分と黄砂交じりの茶色の雪が交互にある、
山頂剣ヶ峰から高天ヶ原中間部までは快適ザラメ、その後は気温上昇に伴い湿雪
位ヶ原は、往路時イイ感じにフィルムクラストだったが復路の時間帯では
ストップ雪に変身、ツアーコースは消化試合、湿雪のガタガタで
雪の汚れもひどいがストップする事はなかった、積雪は豊富だが①標識下の
樹木がコースの半分以上覆ってきた、又ツアーコース入口急斜面に向かう
細いコースがいよいよ笹などで邪魔が入り滑って抜けるのが厳しくなってきた。
ツアーコース入口急斜面を滑り降り、かもしかゲレンデTOPからは完全に雪切れ
シートラで下山です。
いよいよバスでの下山を考える時期になりました。

その他周辺情報

登山後の温泉は、休暇村乗鞍高原天峰の湯　６００円
https://www.qkamura.or.jp/norikura/hotspring/

写真

5/12 8:17

高天ヶ原、大日岳
剣ヶ峰
まだ残雪がたっぷりと
ありそうです。

5/12 8:17

乗鞍岳主峰剣ヶ峰をZOOM
本日は山頂直下東斜面を
高天ヶ原に向けて滑降予定

5/12 8:37

三本滝バス停から春山バス
始発便に乗車

5/12 8:37

かもしかゲレンデは雪無し
徒歩下山になります

5/12 9:11

終点位ヶ原山荘下車
ここからスタートです

5/12 9:14

正面の屋根板斜面を越えて
奥に見えている剣ヶ峰を
目指します

5/12 9:15

位ヶ原山荘から除雪終了した
県道を少し歩き
ここからシール登高開始です

5/12 9:22

県道エコーラインの
除雪は、この先
位ヶ原急斜面TOP手前まで
進んでいます。
今後位ヶ原の除雪が始まると
道路との段差に注意が必要に
なります

5/12 9:32

屋根板の少し急な斜面を
続々と登って来ます

5/12 9:33

屋根板上部
雪は丁度良い固さ
シールも滑り快適に
登れました

5/12 9:45

滑り台摩利支天分岐方面

5/12 9:45

後で滑る高天ヶ原
雪質はどうなんだろう？

5/12 9:47

位ヶ原から見た
乗鞍岳主峰剣ヶ峰

5/12 9:47

振り返ると薄曇りながらも
槍穂高連峰が
良く見えました

5/12 9:50

本日は剣ヶ峰東斜面
丁度見えている
稜線方面を滑ります

5/12 9:55

肩の小屋口通過

5/12 10:10

大雪渓を登ると
ひときわ白い部分が
目立ち始めた
一昨日の降雪か！

5/12 10:16

広大な斜面なので50名も
すぐばらけて点々になる

5/12 10:25

肩の小屋通過
後方は摩利支天岳

5/12 10:25

朝日岳蚕玉岳に向けて
コース最大の難所が始まる
この時点でまだ雪は
柔らかいが念のため
クトーを装着
安全第一で

5/12 10:42

朝日岳直下
トラバースしながらの
登り、凍ってると
嫌な所だが本日は
緩んでて良かった！

5/12 10:52

振り返ると北アルプス
オールスター

5/12 10:58

蚕玉岳山頂に到着

5/12 11:01

この斜面を登ると
本日のゴール

5/12 11:04

乗鞍岳頂上小屋売店は
雪の中屋根のみ
見えている
4日前と積雪量は変わりなし

5/12 11:06

剣ヶ峰山頂直下の斜面
出だしはこの角度です

5/12 11:07

目の前が山頂剣ヶ峰
白く柔らかい雪が
残ってました

5/12 11:13

乗鞍岳主峰剣ヶ峰に登頂
後方は乗鞍岳にひとつ
3000m峰の大日岳と
御嶽山

5/12 11:13

山頂に立つ乗鞍本宮の
鳥居と北アルプスの峰々

5/12 11:14

乗鞍岳山頂カルデラ湖
雪に埋まった権現池越しの
白山

5/12 11:14

乗鞍本宮はまだ真冬です
お参りして滑降に
備えます

5/12 11:15

北ノ俣岳から常念岳までの
北アルプスオールスター
乗鞍岳主峰剣ヶ峰からの
素晴らしい眺めです

5/12 11:15

槍穂高連峰をZOOM

5/12 11:15

槍ヶ岳をZOOM

5/12 11:18

高天ヶ原は4月の後半には
かなり黒い部分が目立ったが
GWの降雪で再び白くなり
今現在まで積雪量が
減ってない感じです

5/12 11:33

高天ヶ原のコルに向けて
剣ヶ峰から滑降です

5/12 11:35

快適ザラメ！
斜面も荒れてなく
気持ちイイ

5/12 11:39

この大斜面を一気に
滑り降りました

5/12 11:39

高天ヶ原のコル到着
大日岳と剣ヶ峰
1名大日岳に向けて
登っています

5/12 11:39

コルから少しの登り
シートラで高天ヶ原
山頂に向かいます
雪は繋がっています

5/12 11:53

振り返り滑り終えた
剣ヶ峰東斜面を眺めます

5/12 11:54

広大な高天ヶ原山頂部
全面雪で覆われてます

5/12 11:58

高天ヶ原山頂からの
御嶽山

5/12 11:58

高天ヶ原山頂からの
中央アルプスと奥に
南アルプス

5/12 11:58

ドロップポイントまで
高天ヶ原山頂部を
槍穂高を正面に移動

5/12 12:14

高天ヶ原ボウル
ドロップポイント
イイ感じにザラメってます

5/12 12:17

快適ザラメ
たまらんち〜

5/12 12:18

中間部より下は少し湿雪
でも気持ち良く下まで
滑れました

5/12 12:33

前川本谷源頭部合流で
登り返します

5/12 12:51

位ヶ原のハイマツ帯を
避けるため
トラバースしながら移動

5/12 12:54

位ヶ原のハイマツ帯
ハイマツで進路を
遮られる恐れがあり
出来るだけ上部に進み
迂回します

5/12 12:58

滑り降りた
高天ヶ原ボウルを
ZOOM
気持ち良かった！

5/12 13:00

高天ヶ原と剣ヶ峰
稜線沿いを滑り最後に
高天ヶ原ボウルを滑降

5/12 13:03

位ヶ原手前急斜面TOP

5/12 13:06

ツアーコースの雪は
豊富だが湿雪で重く
汚れもひどいです

5/12 13:08

?標識の下

5/12 13:10

?標識下の切り株
コースの半分以上
塞いでいる

5/12 13:11

ツアーコース入口急斜面上
いつも通る細いコース上に
笹が覆い塞いでいるが
辛うじて1番上側が通れて
通過しました。
上が通れなくなると
板を外す事になる

5/12 13:14

ツアーコース入口急斜面

5/12 13:15

スキーヤーズライト
森寄りの残雪部を
滑ります

5/12 13:17

ここで笹に塞がれて
滑降終了です

5/12 13:19

かもしかゲレンデ
TOPからはシートラで
下山です

5/12 13:30

かもしかゲレンデを
歩いて下山、当然ですが
ブーツは泥と草で
汚れます

5/12 13:30

三本滝駐車場
そろそろバスでの下山を
考える時期です

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

hgotoben

乗鞍岳春山バス始発便に乗り位ヶ原山荘から主峰剣ヶ峰を目指しました。
天候はもっと晴れを期待してたが残念ながら薄曇り、それでも風は弱く
穏やかな1日で雪も柔らかめの絶好のBC日和、シール登高も板が良く動き
それほど怖い場所も無く、いつもより楽にあっという間に山頂まで登れました。
剣ヶ峰東斜面を高天ヶ原コルに向けての一大バーンは、快適ザラメで
板も良く走り気持ち良かった！その後の高天ヶ原ボウルは、中間部までは
こちらも快適ザラメで、下に行くほど湿雪になり標高2600m位が分岐点だった。
位ヶ原は斜度がないのでストップ雪、ツアーコースは湿雪で重く疲れた。
ツアーコース入口急斜面TOPはいよいよコース上に笹が覆いかぶさり
通過が困難になってきた、これ以上笹が覆うと板を外しての通過になり
面倒くさくなる。そろそろバスでの下山を考える時期か・・・
今シーズンは2017年シーズン並みの残雪の多さ
BCシーズンも長くなりそうです！