荒船山 未知の峡谷と尾根
- GPS
- 04:48
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 622m
- 下り
- 604m
コースタイム
- 山行
- 2:17
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 4:50
天候 | 霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
先週に「発見」した滝と峡谷 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3156542.html についてネットで調べても、現地を訪れた情報がまったく出てこないので、実際に谷に入って歩いてみることにしました。 谷底を歩くこと自体にはそれほど危険はありませんでした。ある程度進んだ地点で西側の斜面を登って谷を離れることにしました。しかしその西側斜面は見えていた以上に長く高い上に地質がもろいものでした。 その他、尾根の突端などは通常の程度に(艫岩と同程度に)注意を要します。 |
写真
感想
立体地図は、 関谷友彦・磯田喜義・中村由克, 下仁田町自然史館研究報告 第4号(2019年3月), 調査報告 「荒船山山頂の表層地形・植生および遺跡分布調査予察」に掲載された、第6図 艫岩上面の赤色立体地図(下仁田町所蔵 アジア航測株式会社制作)の一部を切り取り、加工して使わせていただきました。ネットで「荒船山 立体地図」を検索すると見つけることができます。
先に記しましたように、先週に「発見」した滝と峡谷
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3156542.html
についてネットで調べても現地の具体的な情報が出てこないので、実際に谷に入って歩いてみることにしました。「未知」というのは「ネットで情報が出てこなかった」という意味です。
谷に入るにあたって、水量が安定的に少ないことを確かめたうえで、先に滝があること予期して、滝に近づいたら左右の斜面に逃げること、滝があるとしたら何メートル先か、などを地図や地形図、衛星写真でできる限りの情報を集めて計画しました。
装備としてはヘルメットと膝あてを使いました。残念ながらロープワークができないのでロープは使いませんでした。
谷底を歩くこと自体にはそれほど危険はありませんでした。しかし谷の左右の壁がだんだん高くなっていきました。それ以上谷に沿って下ることが困難になった時点で、西側の斜面を登って谷を離れることにしました。その斜面は見えていた以上に長く高く、上ほど急な斜面で、しかも柔らかくもろい土、手をかけると剥がれ落ちる岩、手掛かりとなる木の根や幹をさがしても遠くにしかないもので、素直に谷を戻るか、東側の斜面で登れるところを探すべきでした。
谷底や斜面を観察しても人が歩いた形跡はなく、鹿の足跡が上流の斜面にあっただけでした。ですので、かなりの程度「未知」の谷だったと思います。
その後に訪れた、東側の尾根はなだらかな丘にまばらな林で、その突端に二つの岬状の岩峰がありました。西側の岬のほうが長く北に延び、東側の岬は2段の形状でした。東側の岬から遠方の眺望は良かったですが、眼下の斜面は樹木にさえぎられてよく見ることができませんでした。
Google Earthをみると、この付近に直径25mくらいの円形の地形があります。樹木が茂っておらず、滝つぼかと思われますが今回は確かめることができませんでした。今後、何らかの方法でこの25mの円形地形を確かめたいと思います。
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