白馬岳 BC 小雪渓は最高のざらめバーン、大雪渓はほぼ全面デブリ(^^;

2021年05月14日(金) [日帰り]

• GPS: 09:29
• 距離: 14.3km
• 登り: 1,693m
• 下り: 1,675m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:19
• 休憩: 0:44
• 合計: 9:03

6:36 猿倉登山口駐車場
6:37 6:37 猿倉荘
8:04 8:04 白馬尻荘
8:06 8:07 白馬尻小屋
10:53 11:03 岩室跡
11:31 11:42 避難小屋
13:22 13:25 白馬山荘
13:56 14:03 避難小屋
14:05 14:09 岩室跡
14:40 14:41 白馬尻小屋
14:45 14:52 白馬尻荘
15:39 猿倉登山口駐車場

天候

まあまあの晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉の登山者用駐車場に車を駐めました。道路に残雪、凍結等はありませんでした。

コース状況／危険箇所等

猿倉から、少し歩くと雪が出てきます。大雪渓は先日の雪崩によるデブリで埋め尽くされていて、登り下りとも苦行でした(^^;。

写真

向かう途中、朝焼けに染まる常念岳。

白馬村にて。菜の花と白馬岳。

五竜岳。

白馬鑓、杓子岳。

白馬岳。

猿倉駐車場。

白馬岳。この頃はきれいな青空でした。

駐車場脇の林道を進みます。

ここは雪がたっぷり。

雪が途切れていることを想定してスキーはザックに付けています。

ここからほぼ雪がつながったかな。私は長走沢手前からスキーにしました。

白馬岳。いつの間にか空がだいぶ白くなってきました(^^;。

長走沢は残雪が多く通過は問題なし。

長走沢上部も問題無さそう。

林道を塞ぐ倒木。脇をなんとか通れます。

ここだけ雪が途切れていました。

林道終点から先は残雪はたっぷり。

沢もすっかり雪で覆われています。

急斜面のトラバース。

白馬尻のあたり。残雪はたっぷり。

デブリがすぐそこに。大雪渓は本当に全面デブリランドですね。

デブリ末端。こんなところまで来るんだ。

うわあ、高さは何メートルあるんだろう。

トレースに従ってクライマーズレフト側を登ります。いつもだと落石を気にして設計の真ん中を登るのですが、今回は仕方ありません。常に左上部を注意しながら登りました。

雪渓を埋め尽くすデブリ。

このデブリはどこまで続いているんだろう。

葱平の急斜面。もう登っている人が何人も見えます。

白馬岳側から発生した雪崩では無さそう。

左側から落石が多いエリアはトレースがデブリの中を通っていました。

この頃から空が再び青くなってきました(^^)。

スキーではきつくなり、スキーはザックに付けてアイゼンで登って行きます。

登っている左側の斜面が今回の雪崩が最初に起きた場所かな。

登っている右側。後で滑り降りました。

雪は緩んでいてステップもあり、つぼ足でも登りやすかったです。ただ久々のロングでペースが上がりません(^^;。

やっと急斜面を登りきりました。

小雪渓も雪はまだたっぷりです。

見上げる斜面。

11時30分を過ぎましたので、ここで休憩とし食事にしました。

雪の斜面と杓子岳。

杓子岳。

小雪渓を登って行きます。

どこでも滑れます。

振り返って。

白馬山荘がやっと見えてきました。

雪渓をたどって白馬山荘に向かいます。

少しガスが出てきたような。

剣岳。

立山。

杓子岳、白馬鑓。

雷鳥。全く逃げません。

予定より時間がかかってしまいましたので、今日のピークはここにしました。

あれれ、ガスがどんどんかかってきてしまいました(^^;。急いで滑り始めます。

白馬山荘前の斜面は快適ざらめバーンでした。

ここのざらめは最高でした(^^)。

ざらめが若干深くなりましたが、それほど重くないので気持ち良く滑れます。

ここは縦溝ゾーンでしたが、緩んでいるので普通に滑れます。

小雪渓のラストに、まだ誰も滑っていないあの斜面を滑ってみます。

斜度は30度くらいかな。緩んでいるので大丈夫。

最高のざらめでした(^^)。

まだまだ快適ざらめは続きます。

急斜面に差し掛かります。

上から眺めたデブリ。

大雪渓はなんとか降りるだけで楽しくありません(^^;。

ここからは車で下る途中で見かけた花です。

この花が至る所に沢山咲いていました。ニリンソウ？。

少しピンク。

感想

Fujimori-W

今週末に早くも梅雨入りしそうな予報ですので、その前の晴れマークのこの日、白馬岳にバックカントリー（テレマークスキー）に出かけて来ました。
先日起きた大雪渓の雪崩のデブリがどれくらいのものなのか心配でしたが、大雪渓をほぼ全面埋め尽くしていて、これほどの規模の雪崩をここで見たのは過去初めてのような気がします。脇を通過は可能ですが、脇は落石地帯でもあり気を遣いました。
今シーズン、ロングのBCはこれが初めてということで体がまだ慣れず、白馬山荘まで登ってそこから滑り降りましたが。小雪渓は全面快適ざらめで最高でした。その先はまあ修行ということで(^^;。