2103年7月6日 皇海山・鋸山

2013年07月06日(土) [日帰り]

• GPS: 08:25
• 距離: 6.9km
• 登り: 922m
• 下り: 919m

コースタイム

06:45　皇海橋の駐車場　途中0:20休憩
08:45　不動沢のコル　8:55　
09:55　皇海山山頂　10:08
10:53　不動沢のコル
11:50　鋸山山頂　ランチ休憩　12:45
13:37　不動沢のコル　休憩　13:52
15:10　駐車場

天候

晴れ曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

栗原川林道を通って皇海橋の手前の駐車場に駐車。
林道は車高の低い車は厳しいと思います。駐車場にはキレイな水洗トイレもありました。手洗いに使う流しの水道水は飲料用ではありません。

コース状況／危険箇所等

＜登山口まで＞
水の補給が出来るような沢ではなく、水分は事前に用意して持って
登らないといけませんので、高速道路を降りてから林道に入るまでに
いくつかあるコンビニは貴重です。

＜登山道の危険個所など＞
気を付けて登れば大丈夫だと思いますが、鋸山に向かう途中に
「ロープを頼ると切れる、危険」というリボンの付いたロープがあります。
実際、途中のつなぎ目が切れそう（切れそうだからつないである？）ですので、
しっかり3点確保で登ると良いと思います。
ただ、崩れやすいところもあるので慎重に。軍手は必要と思います。

＜下山後の温泉＞
花咲の湯（大人600円）を利用しました。シャンプーとリンスが分かれていて
女湯には洗顔フォームもあります。ドライヤー、化粧水まであり女性には
嬉しいサービスですね。食堂・お土産なども充実していて、食堂からは山
（皇海山ではありません）が眺められてゆっくりできます。
ロッカーは有料（100円）でした。

写真

7/7 13:38

駐車場にキレイな水洗トイレがあります。
水道はありますが、飲料用ではありません。

7/6 6:54

橋を渡ったところにある登山口。この他にもあとから20名クラスのツアー団体が3組ほどありました。

7/6 6:55

案内図で本日のコースを再確認。

7/6 7:04

登山道には道標やリボンがあるので、注意していればあまり迷うことはないように思います。

7/6 7:09

沢は何度か渡渉するので、雨の翌日など増水しているときは注意が必要です。

7/6 7:14

うーん、この手の小さい黄色い花は覚えられません。

7/6 7:16

ショウキラン。山で蘭の一種を観たのは初めてのような気がします。葉っぱがなくて花だけひょっこり顔を出している感じで、10cmくらいの背丈でしょうか。下山時に他にもひと株ありました。

7/7 13:45

苔と樹木の緑が瑞々しくて美しい眺めでした。
展望がない分緑で楽しませてくれます。

7/6 7:43

カラマツ林。熊沢の群生はあちこちにあります。

7/6 8:19

シロバナノヘビイチゴ。

7/6 8:27

渡渉もありますが、途中、小沢そのものを暫く登って行くところがあり、傾斜もそこそこあるので増水しているときは要注意です。

7/6 8:28

7/6 8:29

7/6 8:36

7/6 8:37

7/6 8:38

7/6 8:39

木製のドライヤーの落とし物！

7/7 13:51

登れますが、滑りやすいところです。

7/6 8:58

不動沢のコルに到着。ここまで来てやっと展望が楽しめます。

7/6 9:01

左の方に見えるのが鋸山。この日ランチを予定しているところ。

7/6 9:25

皇海山に向かう途中、見晴らしの効くところ。
もう少し雲が切れるとよいのになぁ。

7/7 13:54

高度を上げても苔がたくさんで登山道も緑が溢れている。

7/6 9:46

顔だけ出している花。

7/7 13:55

この下りはちょっと慎重に。団体さんの通過待ちで結構な待ち時間があった。

7/6 10:03

木と同化して下を向いて歩いていると見過ごしてしまいそうな剣。

7/6 10:08

皇海山山頂。そこそこの広さはありましたが、展望が…

7/6 10:15

道標から少し離れた所から観られる景色。

7/6 10:15

7/6 10:16

隙間に薄っすら見えるのが燧ヶ岳。

7/6 11:25

これから向かう鋸山。なんだか勾配がキツそうな…

7/6 11:31

こちらも熊笹。不動沢のコルから鋸山に向かう途中、熊笹の群生が広がるのですが、結構丈があるので藪こぎになるところもあります。

7/6 11:37

ゴゼンタチバナ？

7/6 11:38

マイヅルソウ。実はお気に入りの花。

7/7 14:11

ピンクのリボンには「頼ると切れる、危険」と書いてあります。実際にロープのつなぎ目のところはすり減っているのでしっかり3点確保で登りましょう。ただ、岩も崩れやすいので注意です。

7/6 11:44

ツマトリソウ。

7/6 11:45

7/6 11:49

イワカガミ。

7/6 11:59

こちらも見た目ほど登りにくくはないですが、結構な傾斜があります。

7/6 12:02

？葉っぱもツマトリソウにそっくりだけど、花びらの形が丸っこくて少々違う・・・

7/6 12:05

鋸山到着。
観る山という皇海山を堪能できます。もちろん360度の展望！スペースは狭いですが、大人数でなければこちらでランチできますので、休憩するなら断然コチラがおススメです。

7/6 12:06

まだ雪が残っている山が見えるけど、何という山か・・

7/6 12:07

男体山と女峰山。もう少し雲が切れてくれればなぁ。

7/6 12:12

名前の由来の一つといわれる笄（こうがい）の形ににているということですが、如何でしょう。

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H10 カシオ

感想

take_y

今年行くぞと決めていた山の一つ、皇海山と鋸山でしたが、やはり鋸山からの

眺めは素晴らしかったです。もう少し雲が切れていたら・・・とはこの時期に

望むのは欲張りですかね。


登山道は道標やリボンを確認しながら進めば特に迷いそうなポイントは無かった

ように思います。ただ、沢をそのまま登るようなところがあるので、増水が予想

される時は無理しない方が良いかもしれません。

ロープが掛ってある所も何箇所かありますが、傾斜がキツイだけでなく

岩場の岩が崩れやすいところもあるので注意が必要です。鋸山の最初のロープの

ところでストックは畳んでおくと良いと思います。


不動沢のコルまでは無展望なのですが、その分ブナ、ダケカンバ、カラマツ林、

美しい苔の緑が堪能出来ます。


花は大規模な群生というものはありませんでしたが、皇海山よりも鋸山の方が

種類も多くて、楽しめました。群生といったら熊笹ですね。背丈ぐらいの

藪こぎをするようなところもありましたが、登山道を見失うほどのものでは

ありませんでした。雨の後はずぶ濡れ覚悟です！


スタートから不動沢のコルまでが一番キツかったですが、ほとんど

絶え間なく風が吹いていたので気持ちの良い山行でした。

展望が今ひとつだった代わりに、雲で直射日光が遮られたので救われました。