船形山(御所山)
- GPS
- 03:30
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 578m
- 下り
- 570m
コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 3:30
過去天気図(気象庁) | 2009年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
山形県人としては宗教色の濃い山形県側から登攀しなければならないのですが、軟弱な「無名の会」は楽な宮城県側からアタックすることに。足のないメンバーがコースタイム5時間以上、沢渡りあり、急登ありではとてもその日のうちに頂上に立てないと判断したからです。
色麻町から16kmの砂利道を1時間近くかけてやっと登山口の「大滝キャンプ場」に辿り着いたのですが、いくら楽ができるとはいえこの悪道には閉口しました。新車だの高級車だのは絶対にやめるべきです。
神水とされる「人命水」を水筒に満たしてスタート。天気は良いし歩きやすい道を順調に進みます。2.6kmという道中なのでそんなに焦ることもなく、葉がすべて落ちて明るい空森を楽しみながら高度を上げました。ここのブナ林は品が良くて、今にもコロボックルが出てきそうな雰囲気です。キャンプ場できのこ鍋を楽しんでいたグループがいたようにきっとナメコが山ほど採れるのでしょう。
300mの沢道を登り切り「尾花沢コース分岐」で稜線に出ました。数日前の寒波で降った雪が残っていて、泥道を300m這って頂上に立ちました。秋霞で寒河江の街は見えませんでしたが、目前に「柴倉山」、「黒伏山」、「甑岳」、遠くに我が「葉山」が裾野を広げていました。山頂は穏やかでゆっくりと景色を堪能しながら昼食休憩。神社を拝したら御神体がなんと「船」というおまけつきでした。昔はなかったような気がするのですが…。数年前に改築された避難小屋はずいぶんりっぱになっていました。いつかはここに泊まって寒河江や天童の夜景でも眺めながら一杯やりたいものです。
帰路も同じコースを下り無事到着。この山が初めての3人も十分に満足した様子でした。山形側からの悪戦苦闘ぶりを考えると、アプローチの長い悪路林道さえ克服できれば楽なコースで、りっぱなブナ林の中で楽しい山歩きができます。子供でも十分踏破可能なコースでした。
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