竜喰谷
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 846m
- 下り
- 656m
コースタイム
遡行5時間。下山1時間40分。
天候 | 晴れ 猛暑日 32℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車スペースから竜喰の出会いまではとても近いが2時間近く迷いました。後述。 |
写真
感想
今年の沢登りの開幕。今回はお初の奥秩父の人気の沢、竜喰谷にいってきました。
当初はトレランの予定だったけど、前日に信じられない早さ(7月7日!)で梅雨が明ける。猛暑日予想だし、弾発股痛いし、トレランより沢でしょ。ということで急遽沢登りに予定変更。前日の誘いにもかかわらずもりちゃんも参加を承諾してくれた。
丹波から一之瀬林道にはいりガイドブックどおり石楠花橋前の駐車スペースに車をとめる。入渓点はすぐ目の前だ。
一之瀬川本流に降り、ここから道迷いなんと二時間。
まずガイドブックの遡行図をみて。駐車スペースのすぐ目の前から竜喰谷がのびているのを信じて本流におりたってすぐの枝沢に入る。水量がずいぶんすくないがピンクテープが先まで誘導しているので疑わずすすむ。ほどなくして。突然木製の渡しのかかった林道が横切る。遡行図にそんな記載はないし、谷に様相も本文の説明とはだいぶ違う。これは間違いだろうということで同行ふたりを残し、自分が他の場所を探しに本流にもどる。遡行図をみて上流、下流をうろうろ。一本ガレガレ沢をつめてみるがまったく可能性がないのでほうほうの体でひきかえす。
しまったやはり最初の選択があっていたのかとふたたび先行をまたせている最初の支流に戻る。とりあえず、正否がわからないのなら可能性をつぶせるところまではつめようということになる。
さきほど引き返した地点のすぐ先にあきらかに遡行図にない堰堤があらわれる。やはりここではない。さっきあと少し進めばこの支流の可能性はつぶせていたのに…。完全に道ロストのラビリンスにはまっている。
さらにここでビッグトラブルが。どうも左足に違和感を感じ見てみるとなんと沢靴のフェルトのソールがほとんどとれかけている!なんだーこりゃと右をみるとすでにソールがない!!まったく同じタイミングでなんの予兆もなく。ぼくの沢靴は寿命を迎えました。
とりあえず車にもどる。スマホは圏外なのでとりあえずナビを見るとすべて解決。
ナビ上には竜喰谷の表示があり、それはさきほどの自分の偵察よりさらに下流であった。遡行図の縮尺を信じてしまい、すごい近い範囲で迷ってしまいました。やはり初めての沢にくるときは十分な下しらべが必要だと痛感しました。
仕切り直しで見に行くと、かくして疑いようのない、美しい奥秩父の茗溪、竜喰谷があらわれました。正解は一目でわかるものですね。
2時間まよい、この時点で11時、遡行開始です。(フェルトなしのくつで!!)
今年は空梅雨で水量すくないかと思ったけれど十分すぎる量だ。
竜喰谷は次々と滝があらわれ飽きさせない。しかもそのそれぞれが独特な造形でみとれてしまうんだな。
当方フェルトなしのかなり不安な足元なのでかなり丁寧に歩き、登る。まだ滝登りはいいがミズゴケつきのなめとかはスコーンとすべってひっくり帰る。すこしでも真下荷重がくずれるとアウトだ。一日気をつかった。
大小いろいろな滝がこれでもかとでてくる。本日はリードはすべてohkawa氏にまかせお気楽なフォローに徹する。といってもミッドソールのゴムで立ちこんでいるわけでものすごく神経をつかった。でも以外に登れるもんなんです。つらいのは平らな歩きでした。
もりちゃんも普段まったくクライミングやらないのにフリークライマーのわれわれからみてもすばらしいセンスがある。まったくあぶなげなくついてきてくれる。
もういいよというくらい滝を登ったところで不意に木製の渡し橋が目の前にあらわれる。ここで遡行終了だ。
ここからは長い林道の下山。最初は少しトレランで降りる。やはり楽しい。
しばらく走り。おれは後続のもりちゃんを迎えにもどり、ohkawa氏は先におりて車を取りにいってくれた。約1時間50分くらいで林道歩きを終えて車道へついた。
道迷い、ソールはがれといろいろあったけど最高の沢登でした。
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