迷走!? 大日岳 道迷い&地滑りも…
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- GPS
- 08:23
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,942m
- 下り
- 1,952m
コースタイム
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 8:23
大日平は雪が少なくてびっくり。木道も使いながら進む。アイゼンを履いての木道は厳禁でしょう。
大日平を過ぎ、ガスの中、谷に突入。適当に上がっていったら、右の谷に入ってしまって右往左往。結局、元に戻って登り直した。
天候 | くもりのち下山後快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
牛ヶ首を過ぎてからの残雪トラバースが危険。滑らせると谷へ一直線。雨が降り続くと、登山道で地滑りが起きそう。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
|
---|
感想
久々に高校生の息子と一緒に、大日岳に行ってきた。雪山は1年ぶり。雨予報だったが、意外にも雨は降らずに助かった。異変が起きたのは、登り初めて30分後。猿ヶ馬場の手前で、なんだか、「グゴゴゴ…」「グゴゴゴ…」と変な音が聞こえる。よく見ると、横には地滑りしそうな土砂の跡が。ひぇ〜、と思いながら通過した。最近は雨が続いており、ヤバいのかも…。
大日平に到着すると、雪の少なさに驚いた。ヤブが多くて、歩くところがあまりない。コースの半分くらいは木道が出ており、利用しながら進んだ。大日平小屋が見えてくる付近で、左折して、ガスの中の大日の谷へ向かった。
悲劇が起こったのは、ガスの中の雪渓の登り。何度も来ているので、適当に登ればいいや、と思って地図を見ずに直登。しかし、ちょっと、右にずれていたらしく、中大日岳の谷へ…。スマホのGPSで確認して気付いた。中大日岳に登っていけばいいかなと思って、なんだか登りやすい尾根に突き当たり、気持ちよく登っていると、だんだん険悪な様相に。右側はストンと落ち込み、尾根は岩岩になり、これ以上進むと進退窮まりそうなので断念。結局、下に降りながらトラバースして、なんとか大日岳の谷に合流できた。
大日小屋を経由せず、大日岳への直登ルートは斜度50度くらいだろうか。落石の跡やデブリもなく、問題なく登れた。谷に迷って200メートルほど余分に登ったが、なんとか登頂できて、息子も大満足。良かった。
雪渓の下りは、シリセード技術を駆使して滑り降り、雪渓下部はヒップそりを使用。なんとかターンを習得し、木や岩をかわしながら大日平まで下りた。広大な大日平の向こうには鍬崎山の山肌も一望。なんだか、とても爽快な景色だった。
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