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記録ID: 320550
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ハイキング
祖母・傾

お化粧山〜鹿納山〜お姫山〜五葉岳〜夏木山〜兜巾岳周回

2013年07月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:44
距離
15.0km
登り
1,287m
下り
1,272m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:03駐車場発
5:05お化粧山登山口
6:12お化粧山
6:39ブナの三差路
6:50鹿納の野
8:10鹿納山(鹿納坊主)(20分休憩)
9:14鹿納の野
9:34ブナの三差路
9:55お姫山
10:24五葉岳(5分休憩)
10:44兜巾岳方面と夏木山方面の分岐
11:00昼食(15分)
12:04夏木山
13:23兜巾岳方面と夏木山方面の分岐
14:20兜巾岳(降雨、遠くで雷)
14:59大吹登山口
15:38駐車場所
天候 晴れ時々曇り 午後から一時雨
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日隠林道(9割方未舗装)を四輪駆動車にて走行し、お化粧山登山口まで向かいました。普通の自動車はやめておいた方がいいです。

お化粧山登山口下の林道の脇に寄せて駐車しました。(作業車が通る時があるようなので、邪魔にならないよう駐車してほしいと書いてありました。駐車可能台数は3台くらいですかね…)
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはありませんでしたが、登山口には立派な標識があります。

その他コース上にも所々に標識があります。

鹿納山へはアップダウンがあり、岩がむき出しになっているところもあります。雨の後は要注意です。鹿納坊主へは岩場を攀じ登りますが、脆いところもあるので慎重に!

倒木が目立つところもありましたが、緑の中と青い夏の空の下の爽快な稜線歩きでした。

ただスズタケが枯れているところや、今立っている木の樹皮がカサカサしているところも見かけました。倒木の密集地帯は残念です。
まずは杉林の中の杣道を登っていきます。
まずは杉林の中の杣道を登っていきます。
ジグザグに登っていきますが、蒸し暑かったです。
ジグザグに登っていきますが、蒸し暑かったです。
崩壊地を慎重に横切りました。
崩壊地を慎重に横切りました。
尾根に取り付きました。
尾根に取り付きました。
次は谷です。
この谷はけっこうザレ場がありました。
この谷はけっこうザレ場がありました。
谷を登り詰めるとトラバース。
谷を登り詰めるとトラバース。
お化粧山に到着。名前の由来を知り、過去を胸に留めました…
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お化粧山に到着。名前の由来を知り、過去を胸に留めました…
ブナの三差路へ向けてまた登ります。風が当たるようになり蒸し暑さがなくなりました。
ブナの三差路へ向けてまた登ります。風が当たるようになり蒸し暑さがなくなりました。
ブナの三差路。まずは鹿納山へと向かいました。
ブナの三差路。まずは鹿納山へと向かいました。
鹿納山(鹿納坊主)が見えました。想像以上に切り立っていました!
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鹿納山(鹿納坊主)が見えました。想像以上に切り立っていました!
周囲の山々。双耳峰は二ツ岳でしょうか?
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周囲の山々。双耳峰は二ツ岳でしょうか?
岩峰を一つ巻きました。
岩峰を一つ巻きました。
ところによっては倒木や枯死した木々が目立ちました。
ところによっては倒木や枯死した木々が目立ちました。
傾山へと連なる稜線は雲に隠れていました。
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傾山へと連なる稜線は雲に隠れていました。
鹿納の野からは灌木の中を下りました。
鹿納の野からは灌木の中を下りました。
やせ尾根もありました。
やせ尾根もありました。
近そうで遠い鹿納坊主。
近そうで遠い鹿納坊主。
岩場を下る。(ロープがありました。)
岩場を下る。(ロープがありました。)
岩峰を巻くためにさらに下りました。(冬場の凍結時はかなり危険そうでした。)
岩峰を巻くためにさらに下りました。(冬場の凍結時はかなり危険そうでした。)
巻いた岩峰を下から見上げました。この辺りは険しい岩峰が多かったです。
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巻いた岩峰を下から見上げました。この辺りは険しい岩峰が多かったです。
攀じ登る人もいるのでしょうか?
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攀じ登る人もいるのでしょうか?
この岩峰も巻きました。
この岩峰も巻きました。
もう少しです。
久しぶりに会いました!
久しぶりに会いました!
慎重に!
着いた〜!
ここまでの道を振り返りました。
ここまでの道を振り返りました。
大崩山?
360度見渡せます!
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360度見渡せます!
五葉岳方面。
日隠山?いつか登ってみたくなりました。
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日隠山?いつか登ってみたくなりました。
そして記念撮影。
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そして記念撮影。
さて引き返そう!
さて引き返そう!
日が当りにくいところにはこんな岩が…
こいつが滑りやすかったです…
日が当りにくいところにはこんな岩が…
こいつが滑りやすかったです…
ここまで来てほっと一息…
ここまで来てほっと一息…
ブナの三差路までの道。市房山縦走路を思い出しました…
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ブナの三差路までの道。市房山縦走路を思い出しました…
う〜ん…
何かできることはないか…
何かできることはないか…
スズタケも枯れていました。
スズタケも枯れていました。
ただいま。
お姫山が見えてきました。
お姫山が見えてきました。
正面から直登しました。
正面から直登しました。
チムニーみたいなところを攀じ登ります。(ロープがありました。)
チムニーみたいなところを攀じ登ります。(ロープがありました。)
五葉岳。雲行きが怪しくなってきました…
五葉岳。雲行きが怪しくなってきました…
鹿納坊主を振り返りました。
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鹿納坊主を振り返りました。
五葉岳へと向かう…
五葉岳へと向かう…
緑の斜面。たくさんの鹿がいました。(写真を撮ろうとしましたがみんな素早い…)
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緑の斜面。たくさんの鹿がいました。(写真を撮ろうとしましたがみんな素早い…)
この辺りも倒木が多かったです。
この辺りも倒木が多かったです。
昼寝したかったです。
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昼寝したかったです。
五葉岳への登りの様子です。
五葉岳への登りの様子です。
五葉岳山頂より。
五葉岳山頂より。
同じく五葉岳山頂より。
同じく五葉岳山頂より。
兜巾岳方面と夏木山方面への分岐。まだ時間もあったので夏木山まで行ってみることにしました。
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兜巾岳方面と夏木山方面への分岐。まだ時間もあったので夏木山まで行ってみることにしました。
夏木山までは多少のアップダウンはありましたが、ずっと稜線歩きです。途中1か所崩壊地の上を横切ります。
夏木山までは多少のアップダウンはありましたが、ずっと稜線歩きです。途中1か所崩壊地の上を横切ります。
自然林の中を歩いて行きました。
自然林の中を歩いて行きました。
夏木山の手前は岩がごろごろ…
夏木山の手前は岩がごろごろ…
記念撮影!
ヒメシャラとモミ。
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ヒメシャラとモミ。
傾山。こちら側からはまた違った姿を見せてくれます。また登らんとね〜!
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傾山。こちら側からはまた違った姿を見せてくれます。また登らんとね〜!
兜巾岳へと向かう道。シーズンにはアケボノツツジ?のトンネルができるようです。
兜巾岳へと向かう道。シーズンにはアケボノツツジ?のトンネルができるようです。
兜巾岳に到着。雨が降り出し、雷も遠くで鳴っていたので急いで下山しました。
兜巾岳に到着。雨が降り出し、雷も遠くで鳴っていたので急いで下山しました。
伐採地の斜面にはネットで囲まれた幼木が植えられていました。
伐採地の斜面にはネットで囲まれた幼木が植えられていました。
最初の登りと同じく、杣道を利用させてもらいました。ありがとうございました。
最初の登りと同じく、杣道を利用させてもらいました。ありがとうございました。
大吹登山口に下りてきました。
大吹登山口に下りてきました。
駐車場所まで久しぶりの林道歩きでした。
駐車場所まで久しぶりの林道歩きでした。
霧と林道。
マツと林道。
岩と林道。
帰りに日之影川沿いにユニークな岩峰が見えました。
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帰りに日之影川沿いにユニークな岩峰が見えました。
河原にはボルダーも!
河原にはボルダーも!

感想

今回四輪駆動車を借りる機会に恵まれ、以前より気になっていたこの山域に迷わず行ってきました。

鹿児島からは遠いので前日入りすることに…

登山口までは日之影の町からけっこう離れていましたが、日之影川沿いを走りながら、川沿いに点在する集落や、時々見える険しい岩肌などに目を奪われ、よそ見ばかりしてしまいました。

深く切れ落ちた谷の底から、はるか彼方を見上げると傾山の姿も…

稚拙ですが、僕の思い描く秘境の姿がそこにはありました!



登山口まで荒れた林道をさらに走り、9時過ぎには車中で眠りにつきましたが夜中に暑さで目が覚めました。

ふと窓の外に目をやると無数の光が見えました。たぶん蛍だと思うのですが、稜線歩きの最中に出会った多くのとんぼといい、水がきれいなところなのでしょうね。

険しい岩峰、緑に包まれた稜線歩き、夏の青い空…

長距離移動の疲れも帳消しにしてくれました!ぜひまた訪れたい山域でした!

最後になりますが、この山域周辺の歴史についても少し知ることができ、今ですら奥深い場所に鉱山開発を進めた人々や、それに伴い亡くなるまでこの地に留まった人々を思い、人間の持つ様々な側面を考えさせられました。

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コメント

楽しそー
なとこを歩かれてますねー
枯れてしまう木々達・・・
ほんと私達ではどうしようもないですよね

お化粧山の由来が気になりました。

青い空の下の山々がとてもキレイですね
2013/7/15 12:34
相変わらず・・
よく歩きますね〜

夏の長距離は、なかなかきつそうですが、

まだ里にホタルがいるってことは、このあたりは涼しいのかな?
2013/7/15 13:03
ホタル
沢が近くにあるようで、ドウドウと音が聞こえていました。

最初の登りはムシムシしていましたが、稜線に出ると風が当たり、またたまに曇ったりで何とか歩けました。

素晴らしいところでしたよ!!
2013/7/16 6:20
ようあるくのう
熱中症には気を付けないとあかんね。

このあたりは鹿の食害が進んでるみたいね。狩猟免許でもとってみるかw
2013/7/16 7:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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