三ツ峠山

2013年07月14日(日) [日帰り]

• GPS: 07:13
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,315m
• 下り: 1,078m

コースタイム

7：24三つ峠駅‐7：42三ツ峠グリーンセンター入り口‐7：48大山祇（オオヤマスミ）神社‐8：07神鈴の滝遊歩道‐8：26登山口入口‐8：28達磨石‐9：00股のぞき‐9：20馬返し‐9：51不二石‐9：55八十八大師‐10：03親不知‐10：08秩父三十四カ所御詠歌文字塔‐10：17一字一石供養塔‐10：22屏風岩‐10：38三ツ峠山荘‐10：55四季楽園‐11：04開運山‐11：19御巣鷹山‐11：29蛭に遭遇‐11：40四季楽園前のベンチで昼食‐12：00出発‐12：05展望地‐12：15木無山‐12：58送電鉄塔‐13：36湖畔下山道分岐‐13：40林道を渡る‐13：56天上山‐14：05富士見台‐14：21太宰の石碑‐14：30護国神社‐14：35河口湖駅

天候

晴時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：富士急行　三つ峠駅　7：21着
復路：富士急行　河口湖駅　15：09発

コース状況／危険箇所等

登山ポストは、達磨石のところに登山者名簿保管箱がありました。気が付かないですね。
危険個所は時にありません。屏風岩の前後はガレ場もあるので足元には少し要注意です。違和感を首元に感じて手をやったら小さなヒルがいました。たぶん御巣鷹山の山頂標識を探して鉄塔の周辺を回った時にやられたような気がします。
15：09発の富士急行は特急でした。特急料金300円がかかりますが、シートは広く、着替えや荷物の整理ができてよかったです。でも富士山駅（昔は富士吉田駅だったのにね）で満員になります。そして進行方向が変わってシートの向きと揃います。

写真

7/14 7:23

今日は三つ峠駅から歩き始めます。ホームを降りると右手に今日登る三ツ峠山が見えます。昔は主流のルートだったそうです。駅名は三つ峠でひらがな、山は三ツ峠山でカタカナ、そう、『つ』なのか『ツ』なのか・・・どちらでも良い？

7/14 7:24

富士急行三つ峠駅舎です。素敵な女性の駅長さんでした

7/14 7:28

富士急行の線路ガード下から望む三ツ峠山
ここを潜っていきます。

7/15 7:42

このルートはこれから登る山を見ながら歩くルートなので、その意味ではとてもいいなと思いました。こんな感じで三ツ峠山を仰ぎみながら、歩いていきます。

7/14 7:31

左手には富士山が見えます。山梨県の郡内からは富士山が日常的に見えるので、だから何？という感じですかね。

7/14 7:32

朝早い7時台ですが、すでにボチボチ町が動き始めています。

7/14 7:38

三ツ峠山に登るの？駅からかい？って地元のおじさんに声をかけられました。三つ峠駅から歩いていく人は殆どいませんからね。皆車で途中カットです。

7/14 7:42

三ツ峠グリーンセンター手前にある武道館と三ツ峠山です。

7/14 7:43

グリーンセンター入り口に到着

7/14 7:43

三ツ峠山の解説板がありました。フーン・・・この写真では山が急峻にみえますね。所要時間210分・・・つまり3時間30分とあります。これが標準時間だから、頂上には11時頃ということになるのかな。

7/14 7:48

大山祇神社オオヤマスミジンジャと読むそうです。

7/14 7:51

このような舗装道路を延々と登ります。意外と急なのですが、ハムストリングスのストレッチには丁度いいです。

7/14 8:07

神鈴の滝遊歩道、登山道近道とありますが手持ちの地図にはありません。迷いましたがこの道を選びました。あとで正解だとわかりました。絶対にこの道を行った方がいいです。

7/14 8:11

このような流れる滝の先に三ツ峠山を仰ぎ見るビューポイントがあります。

7/14 8:14

今日の花の主役の一人 ホタルブクロ

7/14 8:16

これから目指す三ツ峠山です。このロケーション、登山道入り口直前から見る三ツ峠山が一番でしたね。

7/14 8:18

オオバギボウシが一輪、まるで道標のように咲いていました。

7/14 8:21

ありました。バス停？ではなくタクシーの折り返し点の標識です。

7/14 8:22

五月には熊が出たそうです。もう七月だから大丈夫でしょう。

7/14 8:26

ようやく登山口に着きました。この左方向に入ってきます。

7/14 8:27

ここまで車で来られるということを今知りました。車で来た夫婦に、駅から歩いてきたの？どのくらいかかった？って聞かれました。
ここまで丁度1時間くらいでした。写真撮らずにシャキシャキ歩けば50分というところですね。

7/14 8:27

この木の橋を渡ると山道が始まります。

7/14 8:28

達磨石です。梵字が刻まれています。

7/14 8:28

ここに登山者届を入れるであろうと思われる黄色の木箱があります。

7/14 8:33

登山道はこのような感じで始まります。歩きやすい平易な道です。

7/14 8:40

非常にきれいに整備されている道です。

7/14 9:00

股のぞきに到着しました。この木の間（逆さの股）から覗くので股のぞき・・・そこに登るための木の階段も置かれています。

7/14 9:01

股のぞきからみた富士山です。

7/14 9:08

股のぞきから大曲に向かう登山道はこんな感じです。

7/14 9:20

馬返しに着きました。ここまでもなかなかの急登でしたが、ここからは確かに馬は登れないような岩を登る箇所が何カ所か出てきましたね。だからここで馬を返したんですね。

7/14 9:23

馬返しから先の道・・・岩を登るところは写真を撮る余裕がなく、写真を撮っていません。

7/14 9:51

この岩は、下から登っていくと大きな一枚岩であることがよくわかります。

7/14 9:55

八十八大師に着きました。手前に休憩するベンチがあります。

7/14 10:01

たくさんの仏像が鎮座しています。信仰の山であったことがよくわかります。

7/14 10:03

親不知といえば私の出身地新潟上越地方の親不知でしょう。

7/14 10:04

コアジサイの一種でしょうか、シモツケかな？この季節は白や紫の花が多いのですが、この何とも言えない可愛らしい桃色の花が疲れを癒してくれます。

7/14 10:05

群生していると趣がありますね。

7/14 10:06

屏風岩が見えてきました。

7/14 10:06

ガレ場が見えてきます。

7/14 10:07

ガレ場を渡ります。左手は崖です。落石と転落に注意ということです。

7/14 10:07

ガレ場から望む富士山です。

7/14 10:08

秩父三十四カ所御詠歌文字塔・・・どこに塔があるのか、わかりませんでした。

7/14 10:08

その場所から見た富士山です。どこから見てもやっぱり富士山はいいなって思います。今年は雪が多かったのか、この時期でも少し雪が残っています。そういえばいつもの年の夏富士は真っ黒でしたね。

7/14 10:15

右手に岩場が現れます。

7/14 10:17

一字一石供養塔

7/15 8:04

屏風岩に着きました。

7/14 10:23

今日はたくさんのクライマーが岩に取り付いていました。

7/14 10:23

クライマーがポンと置いていた日本百岩場という解説本がありました。この岩場も多分有名なのでしょう。

7/14 10:24

上からぴょんぴょんと跳ねるように女性クライマーが降りてきました。

7/15 8:05

岩の裂け目から草が生えていて、いい感じです。

7/14 10:27

屏風岩のところから見た富士山

7/14 10:27

もう一つ富士山・・・つい撮ってしまうんだなこれが。

7/14 10:31

屏風岩を振り返ります。三ツ峠山荘へ向かうこのあたりは急峻な梯子や階段の道が続きます。急登です。

7/14 10:31

左手には都留から富士吉田の町並みが見えます。

7/14 10:38

三ツ峠山荘に着きました。
みんな同じものを食べているな？何？
冷凍パイン棒でした。300円、おいしかったです。
でも袋をよく見ると『タイ国、福岡県久留米市』と書かれています。

7/14 10:39

三ツ峠山荘前からのロケーションです。
振り返ってみると、富士山はここからのロケーションが一番落ち着いていて良かったような気がします。

7/14 10:40

都留市方面が見えます。その先は右奥は丹沢？左奥は奥多摩かな？

7/14 10:40

富士吉田市方面ですね。

7/14 10:40

もうひとつ、世界遺産富士山方面です。

7/14 10:52

最初は開運山方面が分からずに御坂道の三ツ峠登山口方面に下りてしまいました。ここを左に行けば山頂方面でした。

7/14 10:52

山荘の先にある広場から見た開運山です。右端は屏風岩です。

7/14 10:53

甲斐駒や鳳凰三山、北岳方面です。

7/14 10:53

八ヶ岳方面ですね。

7/14 10:54

この広場は広いのですがあまり人がいません。ベンチも日陰もないしね。

7/14 10:54

広場からの開運山です。

7/14 10:55

四季楽園が見えます。

7/14 10:56

四季楽園を見上げます。

7/14 10:57

この山荘は閉店したままです。

7/14 11:02

開運山手前はガレ場で下っていく人たちは足場を気にしながら慎重に下りていきます。

7/14 11:02

NHKの文字が見えます。

7/14 11:04

山頂付近から四季楽園と三ツ峠山荘を見下ろします。

7/14 11:04

開運山山頂からの富士山です。

7/14 11:05

開運山山頂・・・山梨百名山の標識

7/14 11:05

1786.1メートル

7/14 11:05

恒例の富士山と三ツ峠石碑

7/14 11:06

意外と狭い山頂、日陰がなく隅っこで食事をしている人たちがいます。景色はいいのですが、ここでの食事はパスしました。

7/14 11:07

電波塔は、まずはNHKさんのです。

7/15 8:20

この塔はFM用なのでしょうか。

7/14 11:10

少し先にあるNTTさん用の塔です。

7/15 8:21

これは民放用の塔のようです。

7/14 11:15

御巣鷹山手前の花畑です。

7/15 8:09

ギボウシ

7/14 11:18

群生しています。

7/15 8:08

御巣鷹山の電波塔・・・東京電力他の塔のようです。

7/14 11:22

御巣鷹山山頂の標識を探して塔の周りを一周しましたが、これ以外見つからず。念のため撮ってきました。

7/14 11:29

御巣鷹山から木無山方面に向かう途中、首筋に違和感が・・・『ヒル？』払い落として撮影しておきました。黒い虫が払い落としたヒルです。

7/14 11:43

四季楽園のベンチで昼食にしました。今日は棒ラーメンとおにぎりです。この最中に俄か雨が・・

7/14 12:05

食事も終わり下山開始です。この山並みは方向的には八ヶ岳方面ですよね。

7/14 12:11

山草が三種咲きそろっていましたので、思わずパチリ

7/14 12:15

ここが木無山山頂、そして白滝林道と府戸尾根との分岐点です。立ち止まるだけの場所です。その手前の展望地に休憩するベンチがあります。ともかくこれで三ツ峠（開運山・御巣鷹山・木無山）制覇です。

7/14 12:25

少しガレ場、滑りやすい下り道が続きます。

7/14 12:58

樹林が一瞬切れると、都留市方面の町が見えます。

7/14 13:36

湖畔へ下る道との分岐点です。

7/14 13:40

一瞬ですが、舗装された林道を右から左へ横切ります。

7/14 13:52

ここの分岐が迷いました。どっち？どちらを行っても大丈夫なのでしょう。左を選択しました。

7/14 13:56

天上山に着きました。この辺りからはカチカチ山ロープウェイで登ってきた観光客が混じり始めます。

7/14 13:59

天上山からの富士山です。山頂が隠れ始めました。

7/14 14:05

富士見台、ロープウェイの終点です。俗世間には長居は無用です。紫陽花ハイキングコースを下ります。

7/14 14:07

観光客に三ツ峠山に我々は登れるかと尋ねられました。3時間歩くつもりがなければやめた方がいいと教えてあげました。三ツ峠山は金時山や高尾山とは違うのですよ。

7/14 14:08

富士見台からみた富士山と富士吉田の町並みです。富士急ハイランドがよく見えます。

7/14 14:08

河口湖が俯瞰できます。

7/14 14:09

これがロープウェイです。混雑していました。

7/14 14:20

河口湖大橋です。昔は有料でした。それから自殺の名所でもありました。

7/14 14:20

『うぶや』さんが見えます。この宿からの富士山は絶景ですよ。

7/14 14:21

太宰治の碑がありました。

7/14 14:21

その広場から見た富士山です。

7/14 14:31

護国神社のトイレを借りました。

7/14 14:32

あと少しで河口湖駅です。

7/14 14:32

トイレを借りたときは護国神社のトイレだとは気が付きませんでした。鳥井をくぐってここが護国神社であることがわかりました。右手の舗装道路を下れば町に出ます。まっすぐ行くとダメです。（間違えて行ってしまいました。）

撮影機器：

μ-7020 オリンパス

感想

24c

暑い毎日が続いているので、熱中症に怯えながらの山行でした。大量の水とイオン水を持っていき、荷物の大半は水分とタオルと着替えとなりました。
三つ峠駅から登る人は殆どいません。このルートで登る人はゲート直前まで車で行くのですね。確かに1時間ショートカットできます。でも、途中登る山を何度も見ながら歩くのも悪くないなと思いました。
暑さもそれほどではなく、山登りは森の中なので直射日光の心配もなく、思ったより涼しい山登りでした。
今日は親子連れが多いなと感じました。母親と息子や娘、それも小学生くらいの子供が多かったです。
でも3時間強の登りは、まあまあ登り甲斐はあって良かったです。
頂上は比較的楽なアタックである御坂の三ツ峠登山口から登ってくる人が多く、登山スタイルとなっていないラフなスタイルの人もいて、ちょっと興醒めでした。
頂上付近からの展望は素晴らしいです。富士山の眺望ばかりいわれますが、南アルプス方面や丹沢方面の眺めも良かったです。