静かなる旅 鶏頂山の往復
- GPS
- 08:01
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,151m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:44
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ぬかるみは多数あるが危険個所なし |
写真
感想
今日は栃木の釈迦が岳に出かけてみた。
日塩スカイライン方面からだと近いがあまり面白そうではないので行ったことのない八方ヶ原のほうからアプローチしてみることにした。八方ヶ原観光道路というのがあって初めて通る。静かな道路だな思って運転していたら途中で係の人が交通整理をしていた。どうやらここはつつじの名所で、この時期は登山者以外にも多くの人が訪れる場所らしい。林道の最奥の大間々台の駐車場はいっぱいで路肩に案内されるが、係の人の無線を聞いているとあと数台でいっぱいになり、その後は規制されるようだ。危なかった。
最初は遊歩道のような整備された道を進み徐々に高度を上げていくが、今日の出発地点の高度は1300m弱で釈迦が岳は1795mと
標高差は500mもないので楽だ。梅雨時の天気で曇って展望がないのが残念だが。
道は明瞭なのだが昨日の雨でドロドロ。転ばないようにだけはしたい。でもそんな中を団体さんと何度かすれ違う。手ごろな高度差でコースタイム3時間と登りやすいのだろう。着いた頂上は思ったより広くそこに多くの人が休んでいた。びっくりしたのは大きなお釈迦様がいたこと。良く運んだなあ。
ただこの山頂は風が吹いて寒い。展望もないのでもう少し足を延ばして鶏頂山まで行くことにした。鶏鳥山は1765mと釈迦が岳に近い標高があるが、その間で150m近い登り返しがある。運動にはいいか。こちらの頂上は釈迦ほどの広さはないがその分人も少なく落ち着ける場所でここでランチ。やはり展望がないのが残念。雨もポツポツと感じてやばいかなあと思ったが、それはすぐに止んだ。
ここでゆっくりしてから往路をもどったのだが、あれほどすれ違ったはずなのに帰りには誰にも会わない。追いつきもしない。皆さっさと帰ってしまたのだろうか。こういう山ならゆっくり登ってくる人もいそうだがそんな人もいない。妙な感じだがおかげで静かな山歩きとなる。普段気にしない鳥の声も気になり動画で気まぐれに録音してみる。鳥の声を採ろうなんてこんなことは初めてだな。
八海山神社跡は良い見晴らし台になっており、朝は大勢の人が休んでいたがここにも誰もいない。釈迦方面が見えるしここからは駐車地も近いので恒例のコーヒータイムとする。釈迦が岳はやはり半分ガスでよく見えない。残念だねえ。
さて帰ろうとここからは朝とは違って林間コースと書かれているほうを選択した。展望はないが多くの木々に囲まれ森林浴によさそう。途中でシロヤシオが満開。つつじも咲いている。赤と白のコンビネーションがよい。そう言えば鈴鹿の竜が岳のシロヤシロは今年はどうなんだろうか。シロヤシオがいくらあっても羊のように見えるあの竜が岳は貴重だなあと改めて思う。
道はその後完全に平坦になりあと少しで駐車場というところで大きな鹿が2匹走り去っていくのが見えた。鹿も久しぶりに見た気がする。やっぱりいるんだよね。
4時過ぎに駐車地に着いたが路駐の車は自分を含めて2台だけ。やはりみんな早かったのだなあ。そしてこのころからうっすらと青空が見えてきた。山はいつもこんなものかなあ。
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