ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3212536
全員に公開
ハイキング
中国山地西部

白石山 - 山口市の『神さん山』(マダニもあるよ)

2021年05月26日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:24
距離
4.7km
登り
424m
下り
416m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:23
休憩
0:02
合計
2:25
距離 4.7km 登り 435m 下り 423m
11:14
89
スタート地点
12:43
12:45
54
13:39
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・マダニに注意が必要です(本文&写真参照)
・下山で使った『引廻コース』は草木の成長によりやや荒れ気味です(大きな支障はないですが、葉先で待ち構えているマダニに取り付かれるリスクが増えます)
・展望テラス下の岩に登る手前に乗り越える岩がありますが、この岩を越える際は、意外に滑るので手を使ったほうが良いです。
登山口駐車場
粘菌かな?不思議で綺麗な世界
2
粘菌かな?不思議で綺麗な世界
歩きやすい道
ヤマボウシ
鳥の群れのよう
大岩展望台分岐
巨石の上から
この展望
『馬の鞍岩・龍駄の岩』とにかくデカい
『馬の鞍岩・龍駄の岩』とにかくデカい
アクアリウムみたい
アクアリウムみたい
どこの山かな?
ムラサキフウセンタケ?数日早ければ綺麗な紫色だったかも
1
ムラサキフウセンタケ?数日早ければ綺麗な紫色だったかも
水場も数ヶ所あります
水場も数ヶ所あります
イイ雰囲気の道
がんばるぞ
目がーっ!目がぁぁ
2
目がーっ!目がぁぁ
久しぶりに付着された
2
久しぶりに付着された
体長7mmほど
かなりデカい
2
体長7mmほど
かなりデカい
信仰の場
巨石に掘られた仏
巨石に掘られた仏
くり抜かれたのか、晶洞なのか、岩の中に鎮座する木仏
くり抜かれたのか、晶洞なのか、岩の中に鎮座する木仏
すぐ傍にある『接待岩』
すぐ傍にある『接待岩』
大きな岩屋は30人くらいは寝れそう
1
大きな岩屋は30人くらいは寝れそう
修験者や山伏の住居跡だと言われているそう
1
修験者や山伏の住居跡だと言われているそう
行水や沐浴のための水場
1
行水や沐浴のための水場
展望テラス
いい眺め
さっき登ってた蕎麦ヶ岳
さっき登ってた蕎麦ヶ岳
書いたよ
山頂に向かう
山頂540.8m
山頂では展望は望めません
山頂では展望は望めません
戻ってきた
展望テラスの下の岩、手前の岩から降りる時は意外と滑るので注意
展望テラスの下の岩、手前の岩から降りる時は意外と滑るので注意
引廻コースで降りる
引廻コースで降りる
『蝙蝠岩』だったかな?これもとにかくデカい
『蝙蝠岩』だったかな?これもとにかくデカい
こっちは『つばめ岩』以下同文
こっちは『つばめ岩』以下同文
『数珠掛岩』他にも色んな巨石が点在
『数珠掛岩』他にも色んな巨石が点在
この辺は歩きやすかった
この辺は歩きやすかった
引廻登山口、この先を左折して駐車場へ向かう
引廻登山口、この先を左折して駐車場へ向かう
四葉のクローバー🍀
4
四葉のクローバー🍀
荒れちゃったなぁ
荒れちゃったなぁ
今じゃこんなになっちゃって
今じゃこんなになっちゃって
駐車場到着

感想

『蕎麦がヶ岳』を登った後、登山口から車で15分ほどの『白石山』夏焼中登山口。

白石山は巨石の点在する標高541mほどの低山だが、なにか神秘的で惹きつけるものがある、大好きな山のひとつだ。
とは言ったものの、最後に来たのは2012年だから、10年近くほったらかしにしてたことになる...
「本当にゴメン!白石山!」といった感じですけれども...

いつもは夏焼地区の白石山登山口に駐車し、そこから引廻登山口まで歩いてから『引廻コース』で山頂を目指す。
山頂を踏んだら、『夏焼中コース』で降りるというコースだった。
今回は『夏焼中コース』をピストンの予定だった。

蕎麦ヶ岳もそうだが、白石山も登山道が太陽に照らされることがほとんどなく、(一部では)沢沿いに歩くため夏場でも比較的楽な登山が出来る。

『大岩展望台』では、初めて白石山を訪れた時の感動が昨日のことのように思い起こされた。
当時、巨石の上から望むと眼下に広がる緑の森が、どこまでも広がる夢の楽園のように感じられた。
標高320m程度にある珍しくも無い展望地ではあるが、登山道から分岐して100mほど歩いた所なので、ぜひ立ち寄ってもらいたい。

この山には多くの神仏が祀られているようだ。
いくつかの石仏、白石観世音菩薩が鎮座している。
おそらく、山岳神も祀られていることだろう。
すぐ傍にある巨大な『接待岩』の岩屋も、修験者が修行を行う場所だと聞いたことがある。
岩屋の中にある、風呂場のようなものも水行や沐浴のためだとか。
巨石が点在する雰囲気も、どことなく『大崩山』や、その麓にある『神さん山』に似ているような気がした。
新型コロナが収束したら、また大崩山&神さん山を訪れてみたい。

そういえば、登り途中、トレッキングパンツの裾に目をやると黒いものが付いていた。
直感的に「マダニだ!」と思い、立ち止まって確認したところ、体長7mmほどのマダニだった。
これまで2〜3mmのマダニなら、何度も見つけて駆除したことはあるが、ここまでの大物は初めてだ。
撮影した後は申し訳ないが殺処分させてもらった。

山頂手前のテラスは相変らずの広さと平坦さ、そして眺めの良さで出迎えてくれた。
ここで夜を明かしてみたいなぁと思ったが、初めて来た時も同じように感じたことを思い出した。
そして、ここに来る前に登った、特徴的な山頂をした蕎麦ヶ岳も見えた。
蕎麦の実に似た山容から付けられたということだが、形だけなら栗でもいいんじゃ?と無粋なことを思ったのは内緒だ。

一方、白石山の山頂からの展望は望めない。
踵を返し、下山へと転じる。
接待岩を過ぎた先の分岐でピストンする予定だった『夏焼中コース』から、『引廻コース』へ下って周回するルートに変更した。
意外というか、こっちのコースはあまり利用する人が居ないようだった。
10年前は道がしっかりしていたが、やや荒れ気味な登山道となっていた。
雨による浸食もあるが、とにかく灌木や枝の成長によって道が狭くなっているという感じだ。
こっちにも魅力的な巨石が点在しているだけに残念な気持ちになる。
蕎麦ヶ岳の重石コースよろしく、こっちも登山道整備のために鎌を振るわなければならないか?(冗談

シダやススキ類の葉が登山道に覆いかぶさるように生えていると、マダニの付着を警戒して落ち着かない。
落ちている枯枝を拾い、白杖のように左右、あるいは上下に振って葉先を軽く叩くようにして歩いた。
これだけでも葉先でスタンバっているマダニを地面に落とすことになり、奴らの取り付きを防ぐことが出来る。

そうこうしていると田園風景の広がる引廻登山口に着いた。
ココから駐車場まで、あと700mだ。
こっちも草木が成長して、道幅が以前の半分程度になってしまっていた。
これだったら、予定変更せずにピストンしておけば良かったかもな。

とにかく、白石山の巨石は大き過ぎてカメラに収まりきらない。
ここに来る時は広角レンズを持参することをお勧めします。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:535人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら