宝仏山 〜アベマキの森で新緑に染まる〜
- GPS
- 06:00
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 830m
- 下り
- 830m
コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:00
天候 | 晴/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は明瞭で標識もあるので,安心して歩けます。傾斜のきついところもありますが,足を滑らせることなく歩くことができました。 |
その他周辺情報 | 根雨駅前のトイレがきれいでありがたかったです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
登山靴
サブザック
昼食(カップラーメン)
行動食(飴)
予備食(シリアルバー他)
飲料(お茶600mL+水500mL)
ガスカートリッジ(110OD缶)
シングルバーナー
ケトル
箸
地図(登山ガイドコピー)
iPhone(GPS+ナビ)
iPad mini(GPSログ)
サブバッテリー
カメラ
携帯電話
腕時計
ラジオ
ドローン(Mavic Mini)
ヘッドライト
トレッキングポール
手拭い
ティシューペーパー
|
---|---|
備考 | グローブやトレッキングポール,ヘッドライトなどは使いませんでした。 |
感想
例年になく早い梅雨入りとなった今年だが、週末が曇〜晴予報だったので、土曜日に県西部の山へ出かけることにした。分県登山ガイド「鳥取県の山」でまだ歩いたことのない山がまだ10ぐらい残っている。どの山にしようかと本をパラパラと捲って、歩行距離7km,標高差800mと、ちょうど良さそうな山を見つけた。それが宝仏山だった。どんな山なのかよく知らなかったが、午前中に下りてこられそうな山ではなさそうだったので、昼食のカップラーメン用のケトルと、条件が良ければドローンが飛ばせるかもしれないとMavic Mini をリュックに入れたら、19Lのリュックはほぼ一杯になった。
登山口は日野町民俗資料館横ということだったので、資料館脇の空地に車を停めて歩き始めた。登山道はよく整備されており、地元の高校や銀行が立てた標識があり、地元に愛されている山であることが窺える。登山道の周辺には杉や桧の植林と新緑の眩しい広葉樹の雑木林が交互に現れる。雑木林には,樹皮が厚く触ると温かい風合いのコルク層が発達したアベマキの木がしばしば見られた。それ以外にはアオキ,ミズナラ,カシワ,アカマツ,ナツツバキなどを確認することができた。
地形の関係なのか、樹木に邪魔をされているのか、目指す山頂を見ることはできず、陽光に透ける木の葉を観察したり、森に響く鳥の聲を聴いたりしながら進んでいった。6合目辺りで下ってくる男性と出会い、言葉を交わした。「意外と坂がきついですね」「この辺りが一番キツイですか?」「いえいえ、この先もっとキツイですよ」「…ありがとうございます…( ´△`)」「お気をつけて」といった感じ。確かにその後,尾根道出合までがかなりの急登だった。ただ,急登の横にはつづら折りのコースも用意されていて,何とか心折れずに乗り越えることができた。
三角点峰(1,002m)から最高点(1,005m)までの間は高低差はほとんどないが,所々に大きな岩が顔を出している。周囲の木々が邪魔をしてあまり展望は良くない。山頂(1,005m地点)では大山の見える北方向と,毛無山へ続く尾根道ルート(工事中のため通行止め)方面の東側が樹木が伐採されていて展望が良い。ただ,この日は残念ながら大山は雲に隠れていて見えなかった。ここでお湯を沸かしてカップラーメンで昼食とした。その後,ドローン(MavicMini)を飛ばして上空から周囲の山々を眺めた。風は穏やかで他に人はいない。心置きなくドローンを飛ばすことができた。
下りは登った道を折り返した。傾斜がきつく膝に来そうだったので,心掛けてゆっくり,歩幅を小さく歩くようにした。その甲斐あって,今回は足を滑らせることもなく,新緑を楽しみながら下山することができた。さすがに汗はかいたが,気温は暑くも寒くも無く,風は爽やか,気持ち良く春の山を歩くことができた。純粋に歩くことが楽しめ,充実した山行となった。
山頂付近のドローン映像(2:03)
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