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記録ID: 32268
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

早池峰

2008年06月21日(土) [日帰り]
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GPS
04:01
距離
6.9km
登り
866m
下り
858m

コースタイム

13:30河原坊登山口-14:40御座走り-15:24早池峰山頂(休憩23分)-
15:47下山開始-16:18五合目-17:05小田越登山口-17:31河原坊登山口
天候 曇りのち雷雨
過去天気図(気象庁) 2008年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
早池峰は6月中旬から8月上旬までの花の時期、土日と休日の日中に、岳駐車場より上でマイカー規制がされている。
金曜日まで仙台で仕事をしてそのまま宴会。翌朝、仙台駅前でレンタカーを借りて岳駐車場で13:00の規制解除を待った。待っている間に車が1台やってきて、係員の女性に解除の時間を確認していた。聞くと小田越えに駐車して、そこから山頂をピストンをするらしい。小田越えからのピストンであれば往復3時間もかからないが、それではあまりに呆気ないので、河原坊を起点とした周回コースを取ることにした。
山行記録を調べると小田越えから登り、河原坊に下る反時計回りのものが圧倒的多く、実際に歩いてみても、河原坊に下る山頂近くの急斜面は登りより下りの方が楽であるため、そちらの方がお勧めである。しかし、この日は夕方から雨の予報があり、河原坊近くの沢の渡渉に不安があったため、敢えて時計回りのコースとした。

下りのシャトルバスの到着を待って、13時少し過ぎに規制が解除された。岳駐車場から河原坊までは車で15分程。準備をして13:30河原坊の登山口をスタートした。
河原坊登山口。河原坊の駐車場には出発時も下山後も他の車は無し。厚い雲で山頂部は見えない中出発。
河原坊登山口。河原坊の駐車場には出発時も下山後も他の車は無し。厚い雲で山頂部は見えない中出発。
最初の渡渉点。この沢は小田越えまで続いている。ロープが張られており、増水時にも利用できそう。
最初の渡渉点。この沢は小田越えまで続いている。ロープが張られており、増水時にも利用できそう。
2つ目の渡渉点。こちらはコメガモリ沢。この沢は山頂まで突き上げている。ここにもロープ有り。
2つ目の渡渉点。こちらはコメガモリ沢。この沢は山頂まで突き上げている。ここにもロープ有り。
3つ目の渡渉点。沢の渡渉はここでおしまい。ここにもロープが有り、増水対策はバッチリの様である。逆ルートでも良かったかも。
3つ目の渡渉点。沢の渡渉はここでおしまい。ここにもロープが有り、増水対策はバッチリの様である。逆ルートでも良かったかも。
歩き難いガレた沢を登る。
歩き難いガレた沢を登る。
雲が取れて山頂部が見えてきた。このまま晴れてくれれば良いが..途中から尾根道に上がる。
雲が取れて山頂部が見えてきた。このまま晴れてくれれば良いが..途中から尾根道に上がる。
コウベゴウリの道標。登山道から少し遠い場所にある。おそらくガレの地形が変わっているのだろう。
コウベゴウリの道標。登山道から少し遠い場所にある。おそらくガレの地形が変わっているのだろう。
尾根に上がると見晴らしが良くなる。この近辺で数組の登山者とすれ違った。やはりこちらを下山ルートに取る小田越からの周回が多いようだ。カメラを持った方に聞くと、今年はまだ花に時期には少し早いとのこと。
尾根に上がると見晴らしが良くなる。この近辺で数組の登山者とすれ違った。やはりこちらを下山ルートに取る小田越からの周回が多いようだ。カメラを持った方に聞くと、今年はまだ花に時期には少し早いとのこと。
御座走り。この手前あたりから傾斜がきつくなる。気持ちの良い岩場が続く。
御座走り。この手前あたりから傾斜がきつくなる。気持ちの良い岩場が続く。
打石。急登の連続でこのあたりで休憩したくなったが、あと少しなので先に進んだ。
打石。急登の連続でこのあたりで休憩したくなったが、あと少しなので先に進んだ。
傾斜はさらに強くなり息が切れる。登山道には杖を持った登山者がモチーフの黄色い看板が続く。要所にはロープも張ってあり、ガスが出ても迷う心配はない。
傾斜はさらに強くなり息が切れる。登山道には杖を持った登山者がモチーフの黄色い看板が続く。要所にはロープも張ってあり、ガスが出ても迷う心配はない。
千丈ヶ岩。稜線までもう少し。西側からガスが出てきた。
千丈ヶ岩。稜線までもう少し。西側からガスが出てきた。
このルート唯一のクサリ場。傾斜が緩いため登りであればクサリが無くても大丈夫。
このルート唯一のクサリ場。傾斜が緩いため登りであればクサリが無くても大丈夫。
右に小田越からの稜線が見えてきた。あちらはやはりなだらかなルートである。
右に小田越からの稜線が見えてきた。あちらはやはりなだらかなルートである。
山頂直下。山頂まで傾斜が緩むことはなかった。
山頂直下。山頂まで傾斜が緩むことはなかった。
早池峰山頂。誰もいない山頂部をウロチョロしてみるが、どの方向もガスで視界は無い。岩手山を見たかったが残念。
早池峰山頂。誰もいない山頂部をウロチョロしてみるが、どの方向もガスで視界は無い。岩手山を見たかったが残念。
避難小屋の前には携帯トイレの無人販売所とトイレブース。通常のトイレもあるが、こちらはハエの羽音がけたたましい程賑やか。トイレは下で済ませてきましょう。
避難小屋の前には携帯トイレの無人販売所とトイレブース。通常のトイレもあるが、こちらはハエの羽音がけたたましい程賑やか。トイレは下で済ませてきましょう。
避難小屋内部。結構広くて綺麗である。
避難小屋内部。結構広くて綺麗である。
小田越に向けて下山開始。山頂部には僅かに残雪があった。
小田越に向けて下山開始。山頂部には僅かに残雪があった。
直ぐに門馬コース分岐点がある。
直ぐに門馬コース分岐点がある。
剣ヶ峰分岐点。この辺りから、あちらこちらに花が多くなる。
剣ヶ峰分岐点。この辺りから、あちらこちらに花が多くなる。
花1。いつものように、花の名前は判りません。
花1。いつものように、花の名前は判りません。
花2。百名山が終わった、ゆっくり花の百名山も良いかも。それまでには名前を覚えましょう。
花2。百名山が終わった、ゆっくり花の百名山も良いかも。それまでには名前を覚えましょう。
花3。名前が判れば、楽しみが増えるとは思いますが、
花3。名前が判れば、楽しみが増えるとは思いますが、
花4。凝り性の私ですので、「花の道」にのめり込みそうな気がして、
花4。凝り性の私ですので、「花の道」にのめり込みそうな気がして、
花5。今は「花」という一般名称で留めておきます。
花5。今は「花」という一般名称で留めておきます。
傾斜の緩いハシゴ。ステップと岩の間隔が丁度良く、靴のかかとを岩に安定して置けるため、ハシゴを前向きに降りることができる。
傾斜の緩いハシゴ。ステップと岩の間隔が丁度良く、靴のかかとを岩に安定して置けるため、ハシゴを前向きに降りることができる。
天気予報より少し早く五合目あたりから雨が降り始めて、小田越登山口到着時には激しい土砂降りの雷雨。道路は川のようになり、近くの沢は滝のような流れになった。この雨量の中での岩場の下りと最後の渡渉は危険であったろう。
天気予報より少し早く五合目あたりから雨が降り始めて、小田越登山口到着時には激しい土砂降りの雷雨。道路は川のようになり、近くの沢は滝のような流れになった。この雨量の中での岩場の下りと最後の渡渉は危険であったろう。
宮沢賢治のレリーフの近くで野ウサギが道路に飛び出してきた。駐車場には他に車は無く、静かな山行を終えた。
宮沢賢治のレリーフの近くで野ウサギが道路に飛び出してきた。駐車場には他に車は無く、静かな山行を終えた。

感想

土砂降りの雷雨中、雨具は上着だけしか着なかったため小田越えからの舗装路の下りで下半身がずぶ濡れになったが、疲れた筋肉をクールダウンさせるのに丁度良かった。
下山後は紫波のパストラルバーデン(500円)で入浴し、盛岡でレンタカーを返して最終前の新幹線で帰京した。

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ハイキング 栗駒・早池峰 [日帰り]
河原坊→小田越周回コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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