月山
コースタイム
- 山行
- 1:25
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 2:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
写真
感想
この日を逃すと今夏の月山は無理というほど貴重な息子のスポ少休みの今日は、思惑どおりに梅雨の中休み。リフト下駅周辺の満開のニッコウキスゲに迎えられてリフトに乗りました。夏スキーを楽しむ人たち、花を愛でるハイカーたち、三山を駆る行者たちでリフト上駅は予想どおりに混み合っていました。
モタモタせずにすぐにスタート。直後、下山してきたエコプロガイドの白田氏から声をかけられ、「昨日からの頂上小屋一泊ツアーの帰り。パパも天気に誘われてじっとしていられなくなったんだべ。上は下りたくないほど涼しかった。」とあいさつを交わしました。「姥ヶ岳」までは残雪をスキー客と一緒に登り上げて早めの昼食。山頂部はニッコウキスゲ、ヨツバシオガマ、チングルマが咲き誇り、明るいお花畑に見とれてつい長居をしてしまいました。その後はいつものように「金姥」⇒「柴灯森」を経て「牛首」で大休止。なぜかというと、下山の団体ツアーの大渋滞でとても登れなかったのです。下山者が引いてからは予定どおりに山頂まで歩を進めることができました。
山頂もお花畑が賑やかで、もうおしまいと諦めていた最後のクロユリを二輪発見してカメラに収めて大満足。社務所で息子にコーラを買ってやり、父は寝っ転がって涼風を楽しみました。21℃の別天地は格別で、時間の限りさえなければそのまま居座りたい心地良さでした。いつの日かここでひと夏を過ごしたいといつも夢見ています。
下山路は残雪で遊びながら楽しく下りました。息子は雪代で顔を洗ったりしてその冷たさを肌で感じていたようです。今年は雨が少ないので山頂部や稜線以外はなかなか雪解けが進まず、まだ春の花があったりして、例年とは異なる花々の演が華やかでした。これこそが日本一の花の山「月山」の妙であり、それを求めて遠来の山好き、花好きが集うわけですからこの自然は大事に守りたいものです。息子の10回目の登頂を祝うかのように、いつまでも青空眩しい今日の「月山」でした。
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