浅間山(浅間山荘から前掛山、黒斑山)
- GPS
- 09:52
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,505m
- 下り
- 1,489m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
浅間山へは7年前に行っているのだが、当時は警戒レベル2で前掛山へは登れなかった。車坂峠から黒斑山に登り、Jバンドを下り、草すべりを上り返して車坂峠に戻った。天気に恵まれず、目の前にあるはずの浅間山もガスで見えなかった。そんなこともあり、今回は天気の好さそうな日を狙って出かけることにした。
佐久平のパーキングでは雲が垂れ込めて展望がきかなかったが、登山口に着く頃には雲が取れてきたので、展望を期待して出発する。
最初は樹林帯の道、道の脇にウツボグサが紫の花を付けて出迎えてくれる。その他にもシモツケ、カラマツソウ、トリアシショウマ、クルマユリ等目を楽しませてくれる。写真を撮ったものの暗かったせいか全て手振れしていてボツとなった。
樹林帯の背が低くなり、草原が目立ってくると、ゴツゴツした岩山が迫ってきて、浅間山独特の風景が広がる。後ろを振り返ると蓼科山を右に北八ヶ岳が見える。北側から見るのは初めてなので横岳、赤岳が見えているのか分らなかった。
火山館の手前で硫黄の臭いが鼻を衝く。沢が赤茶けて見える。活火山であることを認識し、足早に通り過ぎる。
火山館から背の低い樹林帯を通り、草すべり分岐、Jバンド分岐を過ぎて少し上がると樹林帯を抜けて岩ガレの道に飛び出す。途端に植生が変わり草はオンタデぐらいしか生えていない。
右側に前掛山が大きいが、道は斜め上方に続いている。富士山の場合頂上に向かってジグザグを切って登って行くが、浅間山は斜め上方に一直線に登るので道の先は常に空が見えている。目標物が見えないので外輪山との位置関係で自分の位置を推測する。ガレとザレと急傾斜で気持ちが萎えそうになるが、高度を増すごとにせりあがってくる北アルプスの展望が気を紛らしてくれる。前掛山の稜線に入るとその展望に見入ってしまいついつい足が止まってしまう。前掛山の頂上からは富士山も眺めることが出来た。
頂上の展望を堪能し下山にかかるが、登ってくる人が多く、すれ違いに気を使う。
Jバンド分岐からJバンドに向かう途中カモシカに遭遇した。カメラを向けると警戒してか立ち止まってこちらを見ている。おかげでブレずに写真を撮ることが出来た。Jバンドの急な登りもシャクナゲの花が癒してくれる。今日は天気も良いせいか人も多い。Jバンドを登りきった岩場で休憩し昼食とした。
蛇骨岳までは岩稜帯の道で展望も良い。浅間山への斜めの登山道がはっきり見えている。蛇骨岳から樹林帯の道となるが、ところどころ展望が開ける。
前回見れなかった黒斑山からの浅間山を目に焼き付けてから草すべりを下り、朝通った分岐に戻った。
火山館から登山口までは草の刈り払いをしたらしく、朝と様子が違っていた。道脇の花も一部は残してくれていたが刈られてしまったものも多かった。朝のピンボケ写真が悔やまれる。
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