中央アルプス・木曽駒ケ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 0.8km
- 登り
- 46m
- 下り
- 38m
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
思った以上の残雪に途中で撤退してきました。 |
写真
感想
もともとは、昨年末の社内登山部「PJC」の忘年会でヨシヒロが「低山歩きもいいけど、3000m級も経験したくなりました」といった一言。
ならばいつかは連れて行ってやろうと漠然と思っていましたが、3月にKTMでいった木曽駒が簡単・お手軽、3000m初心者には最適と考えて企画したのが、今回の7月山行。
よしひろ、王子、まるちゃん、ぶっち、もえた、れいこちゃん、うなしといった3000m未経験者に声をかけ、日程を7月第一週の土曜日に設定。
すると、LINEであの男から「木曽駒まだいけるかな?」と問い合わせ。
一瞬躊躇したものの、(ヤツが来るならクルマが出るので安く上がる!)という皮算用が働き、参加OKをだしました。
前日まで天気が読めず、ふもとは昼前ぐらいから晴れるが、山は雲または霧との予報。
リスケか山域変更か悩んでいたものの、18時の予報で山頂付近も「曇り時々晴れ」の予報が出たので、最終的に計画通り実施の連絡。れいこちゃんは仕事の都合でこれなくなって、残念。
7月6日新宿のいつもの場所に、きっちり時間通りに全員集合。初台から中央高速を一路西に走り、駒ヶ根ICへ。この時点で、晴れ間が出たり、かと思うと突然大ぶりの雨が降ったりで、天候は安定せず。
思えばやつにとっては久しぶりの山のはず。たっぷり雨男パワーを充電している可能性があったんです。
菅ノ台バスセンターにほぼオンタイムで到着。駐車場に車を止め出発の準備をしていると、飛騨ナンバーの3人連れが下山してきて、「上は雲と風で何にも見えなくて。なので撤退してきた」とのこと。我らメンバー全員絶句。
それでも、天候は快方に向かってるはずだから、もしかしたら我々が登るときには、少しは良くなっているかも…と思い、とりあえずはバスへ。30分ほどの乗車後、しらび平11:50発のロープウェイで千畳敷駅に到着。
千畳敷は・・・というと、ガスって何も見えない。風もある。けど雨は降っていないので、とりあえずは宝剣山荘まで登り、そこで様子を見ることに。
・・・と思って登り始めたら、いきなり雨。しかもどんどんきつくなる。さらに、予想外の雪渓。初めて雪渓を歩くメンバーには、これはかなりのテンションダウン。
八丁坂に差し掛かると、さらに風雨は強まり、ガスもきつく、10m先も見れない状態。
おまけに周りは一面の残雪。ステップ掘ってあるから登りはいけそうですが、乗越浄土の下りはかなり急で、3月に来たときも怖い思いをしたのが思い出されます。
ピッケルはもちろん、アイゼンもない我々が、急坂を無事に下りてこれるか?
しばらく悩んだ末、
「いつ降りるの?」
「今でしょ!」
・・・ということで、ここは無理をせずに撤退と判断し、下山を開始。
ふたたび千畳敷駅まで戻って時計を見ると、出発から45分しかたっていませんでした。
千畳敷駅内のレストランで昼食をとっていると、構内アナウンスが。
「風雨が強まっており、ロープウェイの運行を一時見合わせます」だと!
さすがにみんな、ヤツの顔を見てしまいます。ヤツもさすがに困った表情。
ここで1時間足止め。もしも今日中にロープウェイが動かなかったら…と、不安が募ります。
そこにまるちゃんがナイスアイディア。「(今回は参加していない)かとめに助けてもらおう!」とLINEでSOSを送ってくれました。
すぐにかとめから返事があり、「念を送ります。はれろーはれろー」。
すると、そのわずか3分後、「運行を再開します」とのアナウンスが!なんと素晴らしい晴れの女神なのでしょう!
かくて無事下界に降りることができた我々は、駐車場にたどり着き、すぐそこにある温泉まで歩いていくことにしました。
「今は降ってないけど、もし温泉からの帰りに降ったら、お前は本物だな。」とヤツに言うと、「傘を持ってるから降りませんよ」との答え。
しかし、温泉から出てみると、またもや雨が…。
テレビでは、関東甲信越は本日梅雨明けしました、と放送していますが、帰りの中央道もひたすら雨。初狩PAでヤツのクルマと別れてようやく雨がやみました。
女性と一緒に山に行くと、必ず雨が降る。
しかもしばらく山に行かないと、蓄えられた雨男パワーが、台風やらロープウェイを止めるほどの暴風雨を呼び込む、という雨男伝説は再びつくられたのでした。
もう、ほんとに、いいかげんにして!やなけん!
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