浅間山(黒斑山)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 467m
- 下り
- 459m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | あぐりの湯こもろ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
|
感想
1月23日 晴れ
君津3:45-8:00車坂峠 (上信越道経由 269km/4゜15')
車坂峠9:00(60)10:00 2,200m? 10:10(45)10:55トーミの頭10:55(20)11:15黒斑山12:45(15)
13:00トーミの頭13:00(45)13:45車坂峠 (計3:05)
車坂峠14:20-14:55あぐりの湯こもろ16:20-20:45君津 (上信越道経由 287km/5゜00')
アクアライン、首都高、外環までは渋滞なく順調に走行。
関越道・三芳PAで最初の休憩。三芳を出てから車が急増し、渋滞寸前になり80km/h走行になった。藤岡JCTで上信越道に入ると車の数は激減し、順調に走行出来た。行く手には真っ白な浅間山が正面に見えてとてもキレイだ。
小諸ICで降りると路上には雪が現れた。本線には無かったのだが・・・・
小諸ICを出て直ぐのセーブオンで朝食を調達して、ASAMA2000Parkスキー場を目指す。
車坂峠のある高峰高原に向かうチェリーパークラインは雪道で至るところで凍結しているが、 スタッドレスの威力でなんなく高度を上げて行く。すぐ近くにASAMA2000Parkスキー場があるの で除雪がバッチリされていて走りやすい。
8:00丁度に1,973mの車坂峠に到着。峠を50mほど行き過ぎたところにある高峰高原ビジターセ ンターの駐車場に入る。40台ほどの駐車場だが、車は5〜6台しかいない。
ビジターセンターは2008年4月にオープンした真新しい施設だ。前回2001年7月に来た時は別の建物があったような気がする・・・・
一階にはトイレと研修室があり、二階にはNPO高峰高原自然学校とモンベルショップとカフェがあり、なかなか立派な施設だ。
9:00車坂峠を出発。黒斑山へは表コースと中コースがあるが、登りは展望の良い表コースを選択した。表コースの積雪は50〜100cmで良く踏まれているのでツボ足でも大丈夫そうだが、アイ ゼンを背負うより履いたほうが軽いのでアイゼンを装着してスタート。古川さんも12本爪の練習を兼ねて私のもうひとつのアイゼンを装着。馬場さんはツボ足だ。色々な雪の状況に対応できるようにスノーシューを背負って行く。
トレースはしっかりしているが、時々膝まで潜ってしまう。気温は-9℃、無風なので温かく、 登っているので汗をかいてしまう。
最初は緩やかな登りで、車坂山と思われるピークからは小諸の市街が良く見える。その先には奥秩父の山々と富士山が良く見える。
槍ヶ鞘の避雷小屋はスッポリと雪を被っているが、内部への吹き込みは意外に少なく、休憩やビバークが快適に出来そうだ。
避雷小屋から少し登ったところが「赤ゾレの頭」。登り出してから初めて浅間山が見える場所 で、トーミの頭の向こう側に大きな円錐形の浅間山が見えるビューポイントだが、浅間山方面はガスが出ていて見え隠れしていて残念だ。
赤ゾレの頭からトーミの頭へは一旦下ってから登り返しており、その鞍部で左から中コースと合流する。中コースにはトレースはなかったので、大半の人は表コースを登っているようだ。
トーミの頭へはちょっとした急登で凍結した場所もあるので、下りはアイゼン必須だ。
急登をひと登りするとトーミの頭に到着。ここからは浅間山の全貌が手に取るように見えるが相変わらずガスがかかって霞んでいて残念だ。黒斑山にいるうちにガスが晴れるのを期待しよう。
トーミの頭からは外輪山の尾根沿いのルートになり、黒斑山の直下には監視カメラと大きなスピーカーがあり、今なお活発な活動を続ける活火山であることを実感する。
11:15黒斑山に到着。浅間山は相変わらずガスで霞んでいる。
山頂には数人の登山者がおり、我々の後からも次々にやって来る。黒斑山は初心者でも安全に登れる雪山入門コースで、浅間山の展望が素晴らしいので人気の山なのだ。
蛇骨岳方面へのトレースは無く、ここから先に行く人はいないようだったので、山頂から10m ほど行った縦走路脇で昼食を摂ることにしたが、その後3人が蛇骨岳方面に向かっていった。
まずはおでんを温めて、アルコール0%の「キリンフリー」で乾杯。メインはチーズフォンデュ。 昨年の冬、上高地・横尾で食べて以来の雪山フォンデュだが、簡単な割には意外性と満足感があるのだ。デザートはぜんざい。餅と餅焼き網も持ってきたが、今回は省略してしまった。
ぜんざいは温かくて甘いので、冬山では大ご馳走だ。
お昼を食べているうちに浅間山の前に懸かったガスが晴れたので、山頂で写真を撮った。山頂に居合わせた人ほぼ全員が一斉に写真を撮っている。
最後はいつものようにブルックスのコーヒーで締める。
12:45山頂を後にする。1時間30分滞在したことになる。行程が短いので、展望の良い山頂でのんびりと過ごす事が出来て嬉しい。下山後、高峰温泉に雪上車に乗って行こうと考えていたが、 スキー場発13:00の雪上車が最終なので今回は諦めた。
トーミの頭を通過する時には丁度浅間山周辺のガスが切れてキレイに見えた。
トーミの頭からの下りは凍結した急斜面だが、アイゼンが良く効いて気持ちが良い。
中コースへの分岐を右に入ると樹林帯の道になるが、朝は無かったトレースがしっかり付いて いる。途中視界の開けた場所でカモシカに遭遇。なかなか出合う事の出来ないカモシカに会えてラッキーだ。
地図では夏道は表コースの途中で中コースと合流しているが、冬のルートは車坂峠で合流して いる。峠の手前でショートカットしてビジターセンターに戻った。このショートカットでは締ま っていない雪の上なので膝上まで潜り、今日最大の難所だった。
13:45ビジターセンター着。車は4〜5台で朝から増えてはいない。気温は-7℃で、今日は朝からずっと-7〜-8℃で暖かな冬山だった。
帰り道のチェリーパークラインはすっかり雪がとけていて、乾燥路になっていた。
温泉は小諸市内の「あぐりの湯こもろ」へ。途中、千曲川に架かる布引大橋から浅間連山の眺望が素晴らしい。
「あぐりの湯こもろ」は「小諸市農村資源活用交流施設」ということで、とても大きく立派な施設だが、入浴料は500円ととてもリーズナブルだ。露天風呂からは浅間連山がどーんと見えて素晴らしい。
帰りは横川SAの「おぎのや」で名物の「峠の釜飯」を買い、今夜の夕食を確保した。
三芳PAでは昨年秋オープンした「パサール三芳」を覗いてみた。たくさんの食べ物屋さんが集まってなかなかすごい施設だった。
三芳PAを過ぎると渋滞が始まり、大泉JCTまでノロノロだった。外環に入っても戸田西手前2kmの渋滞だったが、美女木JCTからは渋滞なく君津まで戻れて、20:45我が家に到着した。
若干ガスが懸かってやや残念だったが、念願の冬の浅間山を間近に見る事が出来て満足な山行 だった。また行ってみたい山だ。
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