阿弥陀岳に極楽浄土を見た

2021年06月06日(日) [日帰り]

• GPS: 09:07
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,292m
• 下り: 1,287m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:33
• 休憩: 0:34
• 合計: 9:07

距離 11.3km 登り 1,292m 下り 1,293m

7:13 舟山十字路
8:09 8:10 美濃戸口・舟山十字路分岐
8:28 8:37 御小屋山
9:15 9:20 不動清水
10:46 10:47 西ノ肩
10:53 西の肩（岩場）
10:59 11:02 阿弥陀岳
11:08 11:09 西の肩（岩場）
11:12 11:18 西ノ肩
14:15 14:23 中央稜取付
15:47 南稜広河原取付
16:20 舟山十字路

天候

曇り、昼前に雨、のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

舟山十字路まで自家用車

コース状況／危険箇所等

【御小屋尾根】
・不動清水から上が急登です。
・ロープや鎖場がありますが落ち着いてこなせば危険ではありません。

【中央稜】
・第二岩壁の付近が核心部で、その他は一般道レベル。
・第二岩壁は濃霧時など視界不良の場合は危険です。
・第二岩壁と第一岩壁の間の道がちょっと不明瞭。

その他周辺情報

・小淵沢IC最寄りの【八ヶ岳チーズケーキ工房】でお土産を買うのがルーチン。

写真

昼前に雨が降るとの予報なので御小屋尾根から登る事にした。

カラマツにしては珍しい立ち姿。

シャクナゲはまだまだでした。

ミツバオウレンは沢山咲いてました。

1時間15分で御小屋山着。ここで少し休憩。下りてきた方に上の様子を伺った。

休憩中にお会いした方からアドバイス頂いた通り、雨が降り始めた。

ほとんど咲いておらず、ちょっと早かったかな？？

ここからが本番。距離は1.5Kmしかないが、標高差はまだ500m以上ある。

ミネザクラ？

ハイマツ帯に出ると標高は約2600mです。

手が悴んできた頃に山頂です。

コメバツガザクラが少しだけしか咲いてませんでした。

途中下りてきた方にお伺いしましたが、開山祭をやっていたそうです。

赤岳。7月に入ったら久しぶりにあっちに登ろう。

中央稜から下ります。ようやく雨が上がってきた。

見晴らしの良い場所で昼ご飯にしました。正面には中央アルプス。

木曾駒、千畳敷カール。

空木岳

乗鞍岳

御嶽山

穂高

北アルプス

蓼科山

甲斐駒・仙丈ケ岳

諏訪湖とその左奥に乗鞍が見えます。

雨もやんで、いい気分。

核心部の第二岩壁。手前は急斜面で高度感もあり幅も狭い。左はガケ。先端まで行って右側へ下ります。その時にアスレティックな動きが必要です。ここだけが要注意。

ガンコウランが蕾なのだから、他の花が咲いてるはずもない。。

ヒメイチゲ

第二岩壁をこなすとすぐに第一岩壁が見える。

直進すると第一岩壁の上に出てしまう。左へ。

ガリ―を下りる。

キバナノコマノツメ

第一岩壁の下に出る。

クモイコザクラ

カラマツソウの類

ヨツバシオガマが見えた。

チシマアマナが咲いてました。

第一岩壁の周囲にはポツポツとクモイコザクラが咲いてました。

休憩がてらに濡れた服やタオルを干す。

ダケカンバ広場

取り付きまで下りるとミヤマスミレが沢山さいてました。

レンプクソウは初めて見ました。

クリンユキフデは薄紫の葯が可愛らしい。

辺り一面に濃い紫のミヤマスミレと、純白のコミヤマカタバミ。浄土とはこういう場所なのだろう。

ミツバオウレンも。

タケシマランも。

沢を渡り左岸に出る。

ツバメオモト

見たかったホテイランにもあえた。

またこの時期に訪れたい。

林道にはシロバナノヘビイチゴとミツバツチグリ。

すっかり晴れました。明るく、暖かい。

林道沿いにはヒロハヘビノボラズが沢山咲いてました。

クザボケ

イボタヒョウタンボク

イカリソウ

ハウチワカエデ

満開のズミ

柳絮

レンゲツツジ

ミヤマザクラ（花後）

良い一日でした

装備

個人装備

Tシャツ アームカバー 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPSと地図 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ レスキューシート

感想

tokumura

去年の夏に歩いて惚れてしまった阿弥陀岳中央稜にクモイコザクラとホテイランを見に行ってきました。数は少なかったのでホテイランを見に行くなら南沢の方が良いでしょう。

それよりも…初夏の木漏れ日の中、ミヤマスミレとコミヤマカタバミが一面に広がる中央稜取り付き付近に極楽浄土を見た気分になりました。