大山でヤマビルの猛襲撃に遭う
- GPS
- 12:13
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,034m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
- 山行
- 0:284
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 0:00
8:28 阿夫利神社下社
9:22 十六丁目
9:36 富士見台
10:05 山頂 10:30発
11:40 見晴台
12:01 滝
12:08 茶屋
12:48 大山寺
GPS電池切れとヤマビルがスパッツに大量にくっついて対処に気を取られたため
ケーブル駅への正確な到着時刻がわかりません。
天候 | 雨&濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ケーブル駅〜下社間・・・男坂はぬれると滑りやすく女坂はこの時期雨が降るとヤマビルが大発生。 登りは男坂を使うとして、塩の用意を忘れた場合は雨天時ケーブル下山もアリかも・・・。茶屋を出てすぐ下の石段のところでもう大喜びで飛びついてきた。 下社〜山頂・・・ところどころ滑りやすい場所はあるが、ちゃんとした靴を履いていれば登りは問題ない。ただ、雨天時は見晴台側から降りたほうが安全。 山頂〜見晴台・・・特に危険を感じるところはない 見晴台〜下社・・・滝の周辺に雨が降るとぐっちょぐちょにぬかるむ場所があり、恐らくこの周辺がヤマビルの襲撃スポット。 茶屋で気がつくとやられているのは恐らくこの辺で取り付かれている。注意 |
写真
感想
富士山前のトレーニングで塔ノ岳、鷹ノ巣山と登る予定が仕事の都合と天候悪化で中止してしまい、1ヶ月以上も間を空けて登るのは流石にいかがなものかと思い、やや寝不足気味ですが大山に向かいました。 先に予定していた山に比べて緩やかで、疲労を残さずに済む、雨が降っても危険が少ないという理由でこちらにしたのですが、表丹沢(東丹沢)名物ヤマビルの存在をすっかり失念していました。
予報では朝6時ごろから晴れるはずだったのですが、バスを降り立った時点で濃霧と霧雨、その後も雨脚は強まる一方という最悪のコンディションに。 もっとも本番も好天とは限りませんから雨天時の予行演習にもなるのですが・・・。
濃霧で眺望が利かない、暑い中雨具を着てほとんどミストサウナの状態で登高を続け、山頂でも行動食を一口二口つまみさっさと降りるという苦行のような山登りでしたが、慣れてくると濃霧の中の行動も乙なものでした。 ただ、フードに当たる雨音が催眠効果があるのか、ついウトウトしそうになるというオマケつきでしたが。
途中、「霧の中佇む自分を自画撮りしよう!」と思い立ち、実際に撮ったのですが、そこがどうやらヤマビル被害多発地点だった模様で、ここで気づかぬうちにスパッツの中に潜り込まれたようです。 茶屋で団子を頼んだ時に隣のおじさんがズボンに血が飛び散っていることに気付き悲鳴を上げたため自分も気になってスパッツを外したら、血を吸ってナメクジ大に丸々と膨れ上がったヤマビルがまさに口を離した瞬間でした。 慌てて茶屋のおばさんが塩を振って処分してくれましたが、その茶屋を出てすぐの女坂の石段のところで何度となくヤマビルに靴を這い上がられる始末。 手製塩スプレーを忘れていたので払いのけるしかできず、僅か15分程度の行程が非常に苛立たしいものとなってしまいました。
売店のあたりを通過してもふと気付くとスパッツの上にまで這い上がってきており、女坂周辺のヤマビルの凄まじさは驚くばかりでした。 泥まみれのスパッツを洗おうとバス停前の洗面台でひろげたところ、スパッツの中にさらに三匹・・・。これは観光案内所の人にヤマビルファイターを借りて処理しましたが、本当に夏・雨天時の丹沢のヤマビルの凄まじさと、塩の準備の重要性が嫌というほど判った今回の登山でした。
なるべく自力下山をしたいところではありますが、こと夏の大山ならば雨天時は下社からケーブルカーを使ってしまうのも「アリ」だと思います。
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