鳥撮り梯子 (大鷹・河烏・雀鷹)

2021年06月07日(月) [日帰り]

• GPS: 06:30
• 距離: 31.3km
• 登り: 197m
• 下り: 192m

天候

曇り

アクセス

自宅 - 小宮公園 - 南浅川 - 興福寺 - 富士森公園 - 自宅 間の移動は自転車

写真

今日は天気が不安定　それでも6:30には小宮公園到着です　背景に青空が似合う小宮公園名物のユーカリの木

全く懲りもせず大鷹の森の巣が覗ける場所へ直行です　これは大鷹の幼鳥でしょうか

左下の白っぽいのは雛で時々動きますが姿を現しません

先週撮影して写りが悪く不採用にしていた画像　左にいるのが一番成長の早い雛　もう羽が茶色になっています　もしかして前の映像の大鷹はこの雛が成長した姿かも...

先週　第一発見者の次の日に見つけたシャクジョウソウ(錫杖草)は数カ所で咲いていました

道端の上に昨日は雨　それでもまあまあ鑑賞に堪えうる姿です

ギンリョウソウ(銀竜草)は成長が遅いのでしょうか　先週よりは僅かながら大きくなりました

オオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草)　花が咲くのが楽しみです　次は南浅川に行きます

JR高尾駅から徒歩で約10分の南浅川にこんな場所があるとは驚きです　カワガラス(河烏)はここで観察出来ます

近くにはゴーゴーと音を立てて流れる滝があります

あなたを見に来たのではないのにそんな所に陣取っていたらカワガラスが来なくなるよ

あっ！　これがカワガラス(河烏)でしょうか　岩肌を駆け下りる姿を目撃です

さあ水の中に飛び込むぞと羽を広げて何処に餌が多そうか狙いを定めています

なにしろ「河」が付くだけあって水が好きです　潜水も得意の様です　しかも羽が濡れないとか...

左はカワガラスの成鳥の様ですが小さ過ぎて何か変　右の餌を求めているかの様な雛と大きさが変わらない　「もう自分で餌は捕りなさい」とでも言われたのでしょうか

後ろ姿が凛々しいカワガラスの雛 この鳥は成鳥は黒っぽいので名前にカラスが付いているがスズメの仲間　しばしカワガラスを楽しめました

折角高尾まで来たのだからと八王子興福寺のセッコク(石斛)を見に来ました　もう少し早く来た方が良かったかも...

境内にはホタルブクロ(蛍袋)が沢山咲いていました

ヒヨドリバナ(鵯花)は未だ蕾です　蕾の状態でも今年見るのは初めてでした

ルリビタキの撮影に訪問した八王子富士森公園で日本で最小の鷹であるツミ(雀鷹)が見れるとの情報で久し振りの再訪です

富士森公園内にある富士森公園浅間神社　ツミはこの周辺の高い木の上にやって来ることが多いらしい

ツミは鷹の仲間とは言え雄はヒヨドリ、雌はキジバト位の大きさですから鳥撮り素人の私には探すのが大変です

ツミ(雀鷹)の雄を見つけました　ツミは幻の鳥とも呼ばれ滅多にお目にかかれない鳥だったのは昔の話 今やこんな公園で撮影出来てしまいます

ツミ(雀鷹)の雌　日本にいる鷹の仲間の中で最小の種類で主に小鳥を捕らえて食べる鷹　先程の雄の方が大きく感じますがこれはかなり高い場所にいました

餌を銜えて飛んで来た雌のツミは雛が食べ易い様に咀嚼(ソシャク)しています　餌はスズメ(雀)かも知れません

「ほら餌だよ　食べなさい」　えっ？　雛が見えないョ〜

次の瞬間雛が頭を出して来たので口移しで餌を与えています　雛は3羽くらいいる様ですが確認出来たのはこれだけです

八王子駅南側「鯛八」のジャンボ鯛焼き(1枚 180円)を購入しました 餡がずっしりと重い　女店主曰く「値段は上げても大きさは変えない」

(6/8追加 小宮公園隣接大鷹の森)
天気が良いので大鷹の雛が気になって観察に行きました

(6/8追加 小宮公園隣接大鷹の森)
「こんなに大きくなったよ！」とでも言っているのでしょうか

(6/8追加 富士森公園)
昨日は口移しの餌やりだけで頭しか撮影出来なかったツミの雛　こちらは雛らしく羽が白色です

(6/8追加 富士森公園)
3羽いる様ですが2羽の目を確認出来ました　撮影が下手で画像は汚いですが往復2時間の鳥撮りでした

感想

ランツベルク

何時まで経っても鳥撮り初心者から脱却できない私なのですが鳥に対する好奇心だけは持ち合わせている様です。しかし、待つことが嫌いですから今回も出現確率の高い情報を基に鳥撮り梯子を実施しました。

今日はカワガラス(河烏)とツミ(雀鷹)という今迄見たことの無い鳥を撮影出来たことで満足しました。花と比べて鳥は生命の営みを目の前で確認出来る様な気がします。
繁殖期には囀り(さえずり)や営巣、交尾が、その後抱卵や餌やりを目撃出来るのがバーダーにとって魅力なのかも知れません。

Landsberg