また権現山 -ゴール5分前で雷雨に見舞われるも、リベンジ果たす。
- GPS
- 08:24
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:22
(自転車利用約9Km)
05:23 俣渡橋(棡原中学校入口BSそば)
06:02 尾根取付
06:53 琴平神社社
08:02 二本杉山
08:11 ニツクラ山
08:28 寺ノ入山
08:58 雨降山
09:10 ナベワリ沢ノ嶺
09:44 大窪沢ノ頭
10:00 権現山
(昼食25分)
11:22 P1084
12:23 尾名手川の赤い橋
12:40 林道腰掛線沿いの小屋
(雨宿り22分)
13:07 平野田休養村駐車場
天候 | 不安定。(曇り時々晴れ一時雨、のち一時雷雨のち晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
自転車は、スタート前に平野田休養村から林道腰掛線を経由し、棡原までを利用しました。鶴川に架かる俣渡橋を渡ってすぐの場所に置き、ゴール後に回収しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<平野田休養村 〜 俣渡橋> 自転車 先週は初戸BSまで北回りの県道18号を使い難儀しましたが、林道腰掛線(落石注意です。)を使えば自転車を押すことなく初戸BSまで抜けられます。そこから俣渡橋までも、距離が長く道幅が狭い部分に注意は必要ですが、体力的には問題なく辿り着けるでしょう。 <尾根取付 〜 琴平神社社> 東北東に延びる尾根の末端から取り付きましたが、道は無いと言って良いでしょう。素直に用竹BSから入ることをお勧めします。ちなみに、国土地理院地図には、取り付き後に横断するかのような林道らしき線が描かれていますが、そんなものはありませんでした。 <琴平神社社 〜 権現山> 明瞭な登山道で問題ありません。 <権現山 〜 尾名手川の赤い橋> 踏み跡は不明瞭ですので、自力での正確なRFが必要です。特に標高980と760付近での尾根選択を誤まると致命傷になりかねませんので、十分な事前の準備、もしくは、先に登りルートを経験することをお勧めします。 <尾名手川の赤い橋 〜 平野田休養村> 尾名手川の赤い橋を渡った後は、民家の軒先を恐縮しながら通過しましょう。その後は、とりあえず登る道を選択すれば林道腰掛線に出るはずです。林道に出たら左に進んで行けば平野田休養村に到着できます。 |
写真
感想
クドイですが、ザック新調しました。(Deuter Futura 32)
慣れるまでは、忘れ物するし、どこに何があるのか忘れるし、しばらくは我慢です。
でも背中はスースー。これで汗疹とはおさらばです。バンザーイ!
さて、やり残しをそのままにできない性格なので、二週連続で権現山に来ました。
先週と同じ平野田休養村を起点とする周回ですが、ルートは、先週の大ボケがラッキーに思えるほど違います。
土曜より日曜の方が天気は安定しているらしいので日曜にしましたが、そうは言っても不安定らしいので、夕立に合う前にと、いつもよりだいぶ早く平野田休養村を自転車で出発(4:40頃)しました。
当初は、素直に用竹から登り始めようと思っていたのですが、行ってみると俣渡橋から用竹までが自転車では厳しい登り坂だったので、躊躇なく最も低い俣渡橋に自転車を置き歩き始めました。毎度のことながら、ルートの当てはありません。成せば成るです。(良い子のみんなは真似しないように。)
写真での説明の通り、取り付けそうな場所を見つけて山に入りました。大概の尾根には、そこそこ踏み跡があるだろうとの期待は外れ(見つけられなかっただけかもしれませんが)、初めのうちはヤブ漕ぎ状態でした。
密集した笹とかではなかったので、それほど大変ではなかったのですが、前日の雨なのか朝露なのか、とにかく濡れました。ちょっと木を揺らしただけで、一斉に水滴が落ちてくる。それと、1着しか持ってきていない長袖は最後にと半袖でスタートしたので、擦り傷も一杯付けました。毎度のことです。(笑)
ハッキリした尾根に乗ってからは、全く問題ありません。
登山道に入りしばらくしたところで、突然前方から「グゥー」(グとルの中間)と、明らかに獣の唸り声が聞こえ、思わず立ち止まり身構え、刺激しない程度に熊鈴を鳴らすと、20mくらい前方の登山道に茶色の物体が現れ、進行方向に走り去りました。後姿だけでしたが、たぶん猪ではなかったかと思います。猪は初めてです。熊でなくて良かったぁ。(猪でも向かってこられたら怖いけど)でも、いい予行演習になりました。
その後は、先週歩かなかった雨降山までの尾根歩きを堪能し、順調に権現山に到着しましたが、まだ10時だというのに、雲行きが怪しくなってきました。食後のソーセージは断念し、速やかに北尾根に進みます。
北尾根には、山頂直下に岩場があるらしいので、状況が許せば下降の練習をしようと、容量が増えた新調ザックに、ロープや8環などの装備を詰め込んできたのですが、残念ながらそんな状況では無くなったようです。
北尾根は、終盤までは心配したほど危険な場所はありませんでした。山頂直下の岩場もプチ岩峰という程度で、普通に巻くだけでした。
そんなことより、天候ですが、
尾根末端近くまで進んだ頃には、まだ陽は出ているものの、雷鳴は確実に近づきつつあり、時々は雨も落ちてきたので、念のためザックにカバーを付けましたが、後で思えば大正解でした。あ、ちなみにスパッツは初めから付けてました。
尾根終盤では、扇状に広がるような地形で、どこを歩けば良いのか思案する状況でしたが、雷鳴に追い立てられていることもあり、歩きやすいルートを選択している余裕はありません。目指す方向に一目散って感じで、低木が茂る石ゴロゴロのガレた斜面を下りました。すると、めでたく作業道らしき道に出、辿っていくと目指す赤い橋に到着できました。
注)この尾根を登りで使った人のレコによれば、赤い橋から権現山まで、そこそこの踏み跡があるらしいです。
橋を渡ってすぐ、民家の前、本当に軒先を通るのですが、たまたま住人の方がいらしたのでご挨拶すると「どうぞどうぞ」と快く通らせていただきました。ありがとうございます。
この後は林道に出て、15分ほど歩けばゴールの平野田休養村なのですが、写真の通り、ゴールまであと5分というところで、とうとう土砂降りとなってしまいました。1分くらい走って林道脇に見つけた作業小屋に駆け込みましたが、それでもすっかり濡れネズミです。20分くらいでスッカリ晴れ上がったんですけどね。
今日は不安定な天気のせいで、ノンビリとはいきませんでしたし、幸運なのか不運なのかゴール5分前で雷雨に見舞われるという事態はありましたが、スタート直後と下山直前のほどほどのスリル(?)を味わえたので、思いのほか満足です。先週のような大ボケも、こういう形で取り戻せるのなら、どうぞ、またやっちゃってくださいな。>俺
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おニューのザックデビューがうれしそうなのがよく伝わるレコです、新しい山道具うれしいですよね
相変わらずのスタイルの山行ですね、静かな山歩きができることでしょう!
豪雨、おそらくお賽銭のおかげだと思いますよ、僕も日曜の北岳の頂上のお地蔵さんにお賽銭あげたら下山時にややパラパラでしたがなんとか天気もってくれましたね
これからもお互いに怪我なく楽しく山続けていきましょうね
普段は小銭など持ち歩かないんですが、ザックを新調したことで、持ち物の定位置がまだ定まっておらず、たまたまポケットに入れたままスタートしてしまった結果でした。
2時間も掛けて選んだザック、まだ1回使っただけなので不便さはありますが、長く付き合っていこうと思います。
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