十文字峠〜三国峠（毛木平からの周回）

2021年06月12日(土) [日帰り]

• GPS: 05:47
• 距離: 22.7km
• 登り: 1,145m
• 下り: 1,142m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:09
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:45

距離 22.7km 登り 1,147m 下り 1,149m

6:37 毛木平
6:57 7:00 水場(五里観音)
7:56 7:57 十文字峠
8:00 8:03 十文字小屋
8:06 十文字峠
8:20 8:21 十文字山
8:41 8:42 のぞき岩
9:09 9:10 弁慶岩
9:31 9:32 梓白岩
10:16 10:19 悪石
10:42 11:04 三国峠
12:22 ゴール地点

【自転車】
11:04三国峠発〜毛木平12:22着（12.5km）

天候

高曇り→晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

●クルマ
毛木場駐車場（無料／60台／6時過ぎの到着時既に満車だったため200mほど手前の
路肩に駐車。戻ってくると路肩の駐車は500mほど延びてました）

●自転車
三国峠にデポ
　

コース状況／危険箇所等

●毛木平〜十文字峠
駐車場のゲートからほどなく進むと、甲武信岳方面（源流ルート）と分けて
千曲川に架かる橋を渡り支沢に沿って付けられたルートを辿ります。
1750m付近で沢から離れると、八丁坂と呼ばれる九十九折になります。
1930mの十文字山から延びる尾根に上がったところが八丁坂の頭。
この尾根を乗り越え、反対側トラバースすると十文字峠へと至ります。
峠から小屋までは目と鼻の先。

●十文字峠〜三国峠
目印・踏み跡ともに明瞭。階段や新しい道標もありしっかりと整備されています。
十文字峠から十文字山（P2072.1）までひと登りした後は、
のぞき岩（1922）、弁慶岩（1879）、梓白岩（1853）と
大きな露岩を通過していきます（長野側に巻道があります）。
のぞき岩と弁慶岩の鞍部を過ぎた辺りから梓白岩までは
埼玉側が切れ落ちたルートが続きます。
悪石からドコモの無線中継所脇を通過すると、この施設に通じる林道に降りて、
再び稜線を辿るとほどなく三国峠へ。

●三国峠〜毛木平
三国峠から梓山金峰山神社まではおよそ9kmの舗装路（一部荒れてます）。
金峰山神社から毛木場駐車場までは長野県道68号梓山海ノ口線でおよそ4km。

写真

自転車を三国峠にデポ後、毛木場駐車場へ向かうとすでに満車。
200mほど手前の路肩に駐車後、毛木平をスタート

ゲートを越えてしばらくは平坦な道のり

駐車場からすぐの場所だけど雰囲気はサイコー

朝のうちは気温も快適

千曲川源流に架かる橋を渡ります

これが千曲川〜信濃川となるんだね。ちなみに、信濃川と呼ばれているのは新潟県域を流れている時の呼称で長野県内を流れている間が千曲川

序盤は遊歩道のようなルートです

支沢に沿って付けられたルートを辿ります

1750m付近で沢から離れると…

美しい森の中へ

八丁坂は九十九折

奥秩父らしさ全開で…

なんだかホッとするなぁ

この辺りはブナもいました

八丁の頭で十文字峠からのびる尾根をまたぎます

尾根の反対側からは快適なトラバース道

十文字峠に到着

峠から目と鼻の先の小屋に立ち寄ります

シャクナゲはもう終わり

（photo komemame）

十文字山への登り

十文字山に到着。眺望はありません

十文字山からしばらくはこれまた奥秩父らしい風景

苔と倒木のハーモニー

のぞき岩（1922）を通過

八ヶ岳が見えます（photo komemame）

のぞき岩の先の岩峰に登ってみると…（photo komemame）

秩父側の景色が開けます。両神山〜ギザギザの赤岩尾根。手前は白泰山の稜線でしょうか

アップで両神山（photo komemame）

アップで赤岩尾根（photo komemame）

埼玉県の鳥獣保護区の看板が頻繁にありました

ツツジもほぼ終わり

巨岩が前方に見えてきました

これが弁慶岩（1879）

長野側に桟道が付けられています

振り返って三宝山と奥が奥秩父主脈縦走路でしょうか。富士見とかかな？

岩峰通過した先に弁慶岩の標識

振り返って十文字山と奥は三宝山

弁慶岩を振り返ります

弁慶岩をバックに（photo komemame）

弁慶岩の先でびっくり。鉄製の階段がありました

1850の岩峰。ここは特に名前はついてないようです

（photo komemame）

二つのコブは白泰山の稜線の1818と1819かな。左は両神山。正面真ん中は秩父槍ヶ岳かな？（テキトーです）

樹林の間から五郎山

シャクナゲのトンネルを急降下

前方に白い岩が立ち塞がります

こちらが梓白岩（1853）。名前の通り白い岩肌

長野側の基部を巻きます

正面が1794

梓白岩を通過すると歩きやすくなりました

ゴロン

この辺りから気持ちの良い道が続きます

晴れ間も出てきました

悪石までは小刻みにアップダウン

悪石を通過。岩らしきものはどこにもありませんでしたが。どういう由来だろ？

悪石を通過するとほどなく大きな人工物が現れます。ドコモの無線中継所です

ドコモの無線中継所へ続く林道と合流

無線中継所と悪石

小川山のキレイな三角錐

林道でも三国峠へ行けますがせっかくなので稜線を辿ります

三国峠に到着

三国峠は切通し（photo komemame）

秩父側に標識があります

長野県側からは八ヶ岳。ベンチでゴハンを食べてから…

デポしておいた折りたたみ自転車で毛木場駐車場まで戻ります

（photo komemame）

路面が荒れているのでスピード出せません

緑が気持ちいい

途中で眺望が開けて気持ちいい

チャリでもいちおね

下の方まで下ると路面もきれいになってスピードもそれなりに出せるように。

金峰山神社で県道に合流してからレタス畑の中を突っ切ります。前方は先ほど歩いていた稜線。尖っているが梓白岩かな

金峰山神社から毛木場駐車場までは140mほどの登り返し。
上り坂がツライ
（photo komemame）

毛木平に到着。すごい数のクルマが路肩に縦列駐車。毛木平はもう嫌いだ

感想

danyama

今回、十文字峠から三国峠まで歩いたことで、
上越国境〜上信国境〜武信国境〜甲信国境の中央分水嶺がほぼ繋がりました。

この日は久しぶりに全編登山道があるルートにもかかわらず、
十文字小屋までは2〜3組と会いましたが、
十文字峠〜三国峠間では誰とも合わず至って静かでした。

三国峠からはデポした折りたたみ自転車で金峰山神社まで下り。
でも道が荒れていてミニベロだとスピードが出せず、
ブレーキ利かせっぱなしで握力がなくなりました。
金峰山神社から毛木平までは登りで、登山以上に疲れました。

最近、登山の意欲が低下気味。
今回も中央分水嶺が繋がることと距離やルートもお手軽で、
午前中には下山できそう（渋滞に巻き込まれたくない気持ちが強くて。
運転が億劫なのかな）という動機がなければ家でゴロゴロしてたかも。。。
　

komemame

久しぶりにちゃんとした登山道を歩いたような…。
虫刺されもないし、藪が服に引っかかることもなくて快適。
とっても静かで良い登山道です。
意外と早く三国峠に到着しましたが、そこからのチャリがキツかった。
石ころだらけでタイヤをとられ1回転ぶ。
なんだかんだ上り坂が多くて太もも、腰にきました。
でも歩くよりずっと早いし、レタス畑の間を風をきって走れるところは気持ちが良かった。
梅雨入り前のいちばん良い時期を満喫できました。
にしても、梅雨入りしたからには夏もすぐそこ。早い、早い。

おしまい。

コメント

yamaya1127

ダジャレが・・・(*_*)
分水嶺繋ぎの山旅、大変ですよね。大体藪山で道がないし・・・。
私も若い頃目指しましたが、意志が弱くて途中で挫折しました。
中には日本分水嶺の旅として北海道から九州まで繋いでる人も居ますけど、本当に意志が強いなぁと感心してしまいます。
Danyamaさんも最近登山意欲低下気味なのは、もしかして分水嶺や赤線繋ぎにこだわって、好きな山に行けてないからかもしれませんね。
余計なお世話ですが、たまには気分転換に単純に好きな山に行ってみるのも良いかもしれませんね。
それにしても、「毛木平はもう嫌いだ」はうけました
次のレコも楽しみに待ってます

danyama

Re: ダジャレが・・・(*_*)
yamayaさん

こんばんは。

貴重なアドバイスありがとうございます。

ここ最近は強く行きたい山があるわけでなくて。。。
何か目標やテーマがないと逆に山に行くこと自体が億劫になっていて、
中央分水嶺や赤線繋ぎに助けられているのが現状です。
行ってしまえば楽しいのですが、行くこと自体がハードルになっている感じです。
まあ、長く山登りしているとそういう時期もあるなよなぁ、なんて気楽に考えてますが。

あと、hanaももうすぐ13歳。
チョイチョイ悪いところが出始めているのも山に集中できない原因かもしれません。

登りの時は「毛木平はもう嫌いだ」が頭の中で無限ループしてました（汗）