ワクワクドキドキ。初めての夕暮れ高松山
- GPS
- 01:18
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 275m
- 下り
- 267m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
【山行にあたって】
先週は日中30℃を超える日々が続く。快適さを考えると、平地や低山での日中の長時間歩行は避けたい季節になった。早朝登山も考えたが、今朝の日の出は4時28分。最近は激務が続き、この時間目指して家を出発する元気がない。そこで今までにやったことのない夕暮れ登山を企画する。これなら体の負担は少ない。
帰りは暗闇を下山することになるので、短距離で、危険箇所も少なく、何度も歩いたことのある尺里峠から高松山のルートを選択する。
【山行感想】
18時20分に尺里峠に到着。駐車スペースには車が一台もない。予想はしていたが、この時間から登る人はほとんどいないのだろう。何かあったら翌日まで助けてくれる人はいない。気を引き締めて登ることを決意する。
30分ほど歩き、18時51分に山頂に到着する。やはり人は誰もいない。雲が多く、金時山や愛鷹山は見えないが、うっすらと富士山が見える。この日の日没は18時59分。日没10分前はまだ明るく、期待していた街あかりは、まだ見つけることができない。しばらく山頂での時間を過ごすことにする。電波の状態がいいので、webやラジオも聴くことができる。風はやや強いが心地いい。20分ほどの時が流れ、少し寒さを感じるようになると、ようやく街あかりが見えてくる。富士山方面の夕焼けも美しい。「もう少し暗くなるまで粘ろうか」とも考えたが慣れない夜間歩行を考えて早めに下山を開始する。19時12分。
山頂はまだぼんやりと明るかったが、下りの斜面では山陰になるのか一気に暗くなり、足元が見えづらくなる。慌ててヘッドライトをつけて対応するが、階段状の下山歩行では意外に振動で光が揺れることに気付く。登りと同じ道を引き返すので、道迷いはさほど心配はしていなかったが、それでも、わずかな分岐を見落とさないように細心の注意を払って歩く。ヘッドライトでは視界が狭いので、全体的な風景の見え方が異なる。特に広い尾根道を歩く時は踏み跡が分かりづらく方向感覚が掴みづらい。
19時39分、尺里峠駐車スペースに到着。30分弱の歩行であったが、精神的に疲れた歩行であった。
【山行を終えて】
久しぶりのヘッドライトでの歩行。登りで使ったことは何度かあったが、下りでは初めてとなる。光が揺れたり、尾根歩行の方向感覚が分かりづらかったりと収穫があった。足元も細かい段差が分かりづらい感じがあり、全体的に登りよりも難しい印象を受けた。「今後登山者とすれ違うことが期待できず」なおかつ「気温は下がる一方だ」という心理的な不安も登りとは異なるマイナス要因である。とはいえ、夕暮れ時の美しい景色とドキドキ感を楽しめた山行となった。
帰宅後に夜景の綺麗で危険箇所の少ない山を検索してみる。神奈川県だと大山や金時山がいいらしい。これらの山を夜に登るにはそれなりの覚悟がいるが、いつかチャレンジしてみたい。
※1 山ビルの注意喚起の看板と対策用の塩が何箇所もあったがヒルには遭遇しなかった。
※2 帰りの寄方面に向かう道路では2回ほど鹿の群れとすれ違った。改めて丹沢には多くの鹿がいるのだと気付かされた。
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