(山北町臨時駐車場)〜高松山・第六天・松田山〜(松田駅)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 06:55
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,176m
- 下り
- 1,226m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
山北町・観光客用臨時駐車場(無料・25台) トイレは駅前(徒歩3分)にあり ※残念なことに、駐車場は体育施設建設のため2024/06/24朝9時閉鎖 下山後移動:JR松田駅〜山北駅 1時間に1〜2本 13:45駅到着で14:08まで電車待ち(13時台は13:15) 北口から入場しましたが、南口から入場される方が多く驚きました。 (南口は小田急線・新松田駅から乗換客が多い?) Suica入場可能です。 松田駅から徒歩8分移動した新松田駅からはバスがあります。 時間帯によってはバスの方が早く到着することもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・いわゆる鎖場や急坂などはありませんでしたが・・・ ・前日は雨だったこともあるのか、【ヒル】祭りでした。 10歩歩いてチェックすると3匹が吸い付いている状況で、地元の方が山中に用意してくれている「塩ボトル」に書かれている【猛攻・・・】まさに、その通りでした。 ・山北駅でSuica出場しようとしたら停電でタッチできず。 次に電車乗るときに告げてくれれば良いから・・・と委託駅員の方に言われましたが、東京に帰ってから「松田駅乗車」の履歴しかなく「2駅隣までしか乗っていません」が通用するか不安だったので、駅証明の一筆いただきたいと食い下がりましたが・・・(ゴネていたら数分で復電しました) |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
ズボン
短靴下
グローブ
雨具(上)
日よけ帽子
トレランシューズ
ザック
行動食(非常食)
飲料(1リットル)
笛
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
スマホ
時計
タオル
ストック
スマホアプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ)
筆記用具
ファーストエイドキット
ツェルト
カメラ
ココヘリ
10mロープ
|
---|
感想
下山後「東京都の西方、神奈川県との境にある町田市」に用事があったので、神奈川の山へ。芦ノ湖畔か丹沢の西方か悩んだが、駐車場と途中の公共交通機関移動の便利さから、高松山を選んだ。
距離や標高、そして何と言っても富士山が良く見えるポイントが複数あったので「良かった」。 そうそう、丹沢に近い割にはアップダウンが厳しくないのも良かった。
山頂は広場になっており、テーブルは1つしかないが、ほぼ平らなので富士山を観ながらシートを敷いて休むのも良いかもしれません。
但し、季節など十分注意が必要です。丹沢と言えば「山ビル」・・・この辺りも蛭の巣窟だからです。今回は、石清水のある(湿気がある)ビリ堂に到着した際に3匹のヒルに吸い付かれているのに気が付きました。他の方のレコでみた2cmには及びませんでしたが、自身の靴やスネに付いたヒルを見るだけでビビりまくりです。ビリ堂直前の638mピークに藪をかき分け登下降した際に吸い付いたのかもしれません。
3匹には離れていただき、高松山の山頂に到着し、念のために確認すると再び3匹が吸い付いていました。山頂は陽当たりも良くヒルの生息には適していないと思いますので、途中で拾ってきたものと思います。そこからが大変でした。山頂を後にして登山道を進みながら足元を見ると小さなお腹を空かせたヒルがウジャウジャいました(個人の感覚ですので多少誇張しています)。10歩歩いてチェックすると靴に2匹、スネに1匹の繰り返しです。発狂しそうでしたが先に進みます。地元の方が据え付けた指導標にぶら下げてある「ヒル除け用の塩入ボトル」を使おうともせず、狂ったように先に進みます。第六天の先、水落山と書かれた場所にある三角点「大六天」でもチェックすると・・・やっと、塩ボトルを開け中の塩をシューズとパンツの裾に振りかけますが。。。その後も全く効果がありません。松田山はゴルフ場脇の道路上と安心していると、まだまだ攻撃は止みません。最明寺史跡公園を抜けて舗装された林道に出るまで、攻撃が止むことはありませんでした。吸血跡は3か所で済みましたが、充分、血の気が引きました。。。
(余談が過ぎると怒った方は、この辺で離脱していただいて結構です_(._.)_
スタート地点は山北駅にほど近い観光客用臨時駐車場(本日現在閉鎖)、途中で歩道橋を渡って高松山登山口(ハイキングコース入口)に向かいます。
途中、新東名高速の工事で登山道は工事用の足場で迂回となります。長く感じましたが15分程度で抜けます。
ビリ堂まで45分となった辺りで、左方の638mピークを目指したくなり、ヤマレコの踏み跡も無い(目視出来る踏み跡も無い)、伐採された倒木と低いシダのような植生の中を直登していきます。時々ヤマレコ地図で確認しながら登ったのでピークポイントにはピンポイントで到着しましたが、標識など何もありませんでした。大変だったのはビリ堂手前を目指してヤマレコの薄い跡をトレースしますが、結構急斜面のトラバースで、足元はフカフカしていて踏みとどまるのが難しい。1〜3m先の木の根元を目指して進むを繰り返し、ようやく正規の登山道に合流出来た時は胸を撫で下ろしました。その直後に最初の吸着ヒル発見。。。
ビリ堂を過ぎてボーっとしていると真っすぐ進んでしまいそうな場所もありましたが天気も良く明確な指導標もあったので、「悪天候や暗ければ危険ポイント」として心に刻みました。その先に250段の階段がありましたが、傾斜もきつくなく、一段一段踏みしめて登りました。その先には鉄塔などの作業道に使われるタイプの階段が出てきましたが、一帯がやや崩壊地として、赤布が多めに進む方向を示していましたが、赤布を縛った枝が別の方向へ倒れているところもありましたので、2つ先の赤布まで確認して進むことをお勧めします。山頂まで最後のアプローチは広く気持ちの良い林間コース、そして開けた山頂は超気持ちが良い、景色も良い。そして、山頂まで誰にも逢わず。。。
山頂で、ヒルチェックと景色の撮影、エネルギー補給を済ませて、次の目的地「第六天」に向かうのだが、標識が示すのは迂回路の「女坂」、その西寄りには標識は無いが太い鎖柵が続く階段「男坂」があり、急ですが階段状なので危険も無く「男坂」を下りました。
1時間ほどで尺里峠(林間作業員用ですが、登山者も使える簡易トイレがありました)に到着し、更に三角点「大六天」へとピストン。
頭の中はヒルで一杯一杯ながら、松田山を目指します。最明寺史跡公園に入って途中で松田山に向かいますが、入り口が分り難くヤマレコ地図頼りで踏み跡を辿ります
(ここを入れば分かり易いという場所を写真に示しています)。
松田山山頂の標識は山頂感に乏しいゴルフ場脇のフェンスの外にありました。
これで、本日目指したピークは全て制覇しましたので、一刻も早くヒルの巣窟から抜け出したい・・・10分程で舗装された林道に出ました。普段なら、最後の林道歩きは辛く感じますが、この時ばかりはヒルからの解放感が何倍も勝っていました。
松田駅に到着し、(その時間帯は)1時間に1本しかない電車を待つ間に自販機で購入した冷たいカルピスウォーター(500ml/150円)を一気飲み。
※JR駅敷地内にある自販機なのにSuicaが使えない・・・
北口から入ってホームに着いたら、南口(小田急線側)から入ってきた外国人観光客で一杯です。
2駅隣の山北駅で降りた人は少なく、皆さん御殿場や沼津に向かうのでしょう。
さて、山北駅でSuicaタッチ出場しようとしたら「停電で使えない」というオチがありました。色々と話を聴いている内に復電し無事に通過できました。
梅雨時の丹沢(ヒル)にはご注意を・・・
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
暫くは、北西を目指すようにします。。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する